東京喰種トーキョーグール:re 99話のネタバレ&感想になります。
第99話 白
内容ネタバレ
寝ていたところを平子に着いてきた0番隊の子に起こされたカネキは
:reでトーカにコーヒーを入れてもらっていた。
思わず店長の味だと呟いたカネキとトーカがちょっとした話をしていたところ
TVからひと月前のコクリア襲撃事件についてのニュースが流れていた。
それは監獄長である灰崎を始め、有馬の死を伝えると共に
主犯格である佐々木琲世元准特等らを重要指名手配者として捜索しているというものだった。
有名人じゃんと揶揄われながらトーカに呼び方について聞かれたカネキが
トーカちゃんは”カネキ”でいいと答えていた。
そしてトーカがカネキの隣にきて殴り飛ばしたのと同時に
店にヨモが姿を現し突然のことに呆気にとられる中、
トーカはスッキリしたと良い笑顔を見せ・・・。
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ヨモは月山から連絡がきてカネキを迎えに来たようで
手を貸されながら外へ出るとそこには古間と入見の姿が。
二人の無事を改めて確認したカネキは本当に無事だったんだと安堵の表情を浮かべていた。
二人は”ルートV14”で仲間を失ったが命からがら逃げ果せてトーカと合流したらしく
その間有馬が追ってこなかったのは”だれか”が彼を引き止めていたからだった。
店長はいないものの、改めてトーカやヨモ、古間に入見の姿を見たカネキは
なんだか「あんていく」って感じだと呟いていた。
そこへ西尾も合流し月山のもとへ向かったカネキは
そこでナキやアヤト、クロナやミゼらと対面することに。
月山から歓迎を受けたカネキが彼から過去の事は水に流そうと声をかけられていたところ
突然ナキから襲い掛かられてしまうことに。
ナキはカネキの顔を覚えていたようでヤモリを殺ったカネキだけは許せないと言い放ち
ナキを含めた白服とカネキを守る平子らが一瞬触発の事態になるかと思った瞬間
そこへクロナが口を挟み、さらにミゼがカネキに声をかけたことで一先ず戦いにはならずにいた。
ミゼはカネキ達が目指すものに興味があるようで
だからこそカネキの考えを聞いてから去るか残るか考えたいと告げていた。
エトからお前が隻眼の王だと告げられたカネキは
それをする理由について尋ねるが返ってきたのは”お前”に理由はない、
あるのは”喰種”のほうだという答えだった。
エトは誰かがやらねば緩やかに”喰種”が死に傀儡のような世界が続くだけで
それもまたいいかもしれないが
世界は卵のようなものでなにかを産みだすには目前の世界を破壊せねばならんと語る。
そしてお前には卵を割るだけの力が与えられ
有馬を殺したこの世でもっとも力をもつ”喰種”である君が
王となる理由であり、あとはやるかやらないかであると・・・。
ミゼに問われたカネキは
先代の隻眼の王の遺志を継ぎ、”喰種”とヒトが理解できる世界をつくると告げる。
それを聞いたクロナは一笑に伏すがカネキは本気のようで
「喰種は駆逐すべき」「生きるためにはヒトを殺して喰らうしかない」という関係が
いつまでも変わらないのはお互い歩み寄ろうとしないからだとかたり
ヒトと”喰種”は分かり合える、ヒトであった僕がここにいることがその証明だと語る。
そして大事なのは話し合うことだが、彼らはそれを受け入れはしないだろうとして
だから”強制的”に話し合いのテーブルについてもらうと話し
ここに隻眼の王を筆頭とする対・人間組織を発足することを宣言する。
その宣言と共に入って来たのはカネキがコクリアで解放したSレート府河率いる
喰種達であり、府河の指示によってカネキの前に跪いていた。
そんな彼らを前にしたカネキは
まずはCCGと”話し合う”、組織の名前は「黒山羊(ゴート)」とすると告げるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ようやくというかついにカネキを頂点とする組織が出来たわけですが
以前の万丈らと作ったものとは違うちゃんとしたそれなりの勢力ですので
かなり今後が楽しみになってきました。
トーカたちはともかくとしてナキやクロナがどう考えるかは分かりませんが
彼らも仲間に入るならアオギリの樹を凌ぐ勢力になるかと。
とりあえずこれでカネキ陣営はそれなりの勢力を持つことが分かりましたが
気になるのはCCG側について。
トップである和修一族が政を除いて宗太にやられちゃったわけですから
その指揮系統がどうなっていくのか、組織自体は運営可能なのかもわからない。
というか元々CCG自体Vを母体とする組織みたいですし
今度のトップは誰が執るのかも気になります。
普通に考えたら生き残りである政かなと思いますが
和修の王は宗太みたいですしどちらがなるかで変わって来るかなと。
それにCCGがVによる組織であることは知ってる人は知っていると思いますので
主だった捜査官のうち何人が真相に辿り着くか次第で
その戦力や組織の今後が変わるのかなと。
前回後ろ姿であるものの生きているらしい丸出さんから
何人かの捜査官に情報が渡るだろうことは間違いないですし
正直ちょっと先が見えない状況ですね。
それにあの亜門さんがあのまま亡くなっているとは思えませんし
今後どういう形で登場するのかも楽しみですしね。
なんにしても先が読めませんが面白くなりそうな感じはしていますし
ちょっと話は変わりますが次回でre連載100回とのことですので
今後の展開を楽しみにしたいですね。
ちなみにその連載100回となる次号は巻頭カラーに加え
石田先生描き下ろし全100種スタンプ風シールが付いてくるとのこと。
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