雑誌掲載最新話 君は008

君は008 最新 第12話 ネタバレ&感想 エイトの勇気

2018年5月16日発売の週刊少年サンデー 2018年25号に連載されている

君は008 第12話のネタバレ&感想になります。

 
第12話 馬鹿野郎!!

内容ネタバレ

 
奮闘空しく川へ落とされた大河を見たエイトの心臓は

ドクンと大きく鼓動していた。

 
辛辣だった彼が自分達を庇ってくれたことを

改めて理解した瞬間エイトの脳裏には

父の言葉が思い出されていた。

 
”正義の心と正義の力、その二つの差の事を人は勇気と言う”

父の背と共にその言葉を思い出したエイトは

皆が止める間もなく父さんならこういったはずだ、絶対見捨てるなってと

落とされた大河を助けるために自ら川へ飛び込むのだった。

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ミッションをクリアしながらも

自ら激しい流れの中に飛び込んだエイトの行動に

誰もが困惑を隠せずにいた。

 
他の生徒達は激流の中に沈んでいくエイトの姿を見てバカにしたり

可哀想だけどと諦めていたがその予想に反しエイトは

大河を背負いながら崖を這い上がろうとしていた。

 
その姿にウサギの諜報員も笑いをこらえきれない様子を見せる中

背負われた大河は自分を担いだままでは無理だと判断し

自ら身を引こうとするがエイトはそれでも大河の手を離すことはなく・・・。

 
そんなエイトに大河は昔自分の為に死んだ者のことを思いだし

誰かの為に誰かが死ぬのはまっぴらなんだ!と叫ぶものの

エイトは君は俺達を助けに戻ったじゃないかと

口元に笑みを浮かべていた。

 
エイトは全ての希望が途絶えるその瞬間まであきらめないとして

崖を登ろうと手に力を籠めるもその決意も空しく

崖から滑り落ちそうになってしまった瞬間

その手は助けにきたあやめに掴まれていた。

 
エイトを馬鹿にしていた生徒や心配してくれた生徒達も

力を貸してくれたようで

何とかエイトたちを引き上げた時には歓声が上がっていた。

 
その様子を楽し気に見守っていたウサギの諜報員のもとへ

004号と呼ばれた教員が下流で回収した生徒達について報告するため訪れていた。

 
どうやら回収された生徒達はほとんどの者が退学を申し出たらしく

それを織り込み済みだったのか平然と報告する教員だが

対岸で歓声を上げている一団に目をとめる。

 
ウサギの諜報員はエイトを見て楽しそうに

昔ああいう諜報員を1人知っていたと語るが

教員から彼があの明石閑真の息子だと聞かされ納得したらしく

少し期待しちゃうね、それはとその一団を見守るのだった。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
ある程度思った通りに物語が展開していますが

なんていうか作者様らしい展開ですね。

 
私はこういうお約束とも言える展開が嫌いじゃないので

別に悪くないとは思いますが

もうちょっと予想外な展開でも良かったのかなと。

 
あまり強くない主人公がその信念を胸に

どうにかしようと足掻く姿は良いと思いますが

ケンイチ、トキワと3作続けてそういう主人公というのは

もう見飽きたとネット上でも批判を受けているみたいですしね。

 
とまあちょっとした批判めいたことを言ってみましたが

私自身こういう展開が嫌いなわけじゃないので

アリか無しかで言ったらアリなんですけどね(苦笑)

 
それはそれとしてエイトに父親の面影があるのはわかりましたが

いい加減あのウサギの諜報員が何者なのか気になるところ。

 
未だ名前が出てこない教員もそうですが

諜報員だからなのか名前がわからない奴が多すぎ!

諜報員だから仕方ないと言われればそれまでですが。

 
004号と呼ばれた教員との会話から

あのウサギの諜報員もまたエイトの父親の事を知っているのはわかりましたが

わかったのはそれくらいですしね。

 
ともあれ今回大河を助けたことで

なんだかんだで大河も多少心を開いてくれるだろうと予想されますので

これから先一緒に行動することもあるのかなと。

 
なんにしてもまだ頂上についたわけでもなく

あくまでミッションの一つをクリアしただけですので

引き続きこの島でのミッションが続くことになるかと。

 
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