テラフォーマーズ #42(215話)のネタバレ&感想になります。
#42 LE GRAND ROI D`ANGOLMOI 上陸
内容ネタバレ
中継されてしまった。
凶器を持っているのとは違うバグズ手術や
もろもろの事情を知らない者にこそダイレクトに伝わった。
劉国家主席の命を奪ったテラフォーマーの歪な手は
どう見ても殺傷用であり
生理的恐怖?生理的嫌悪?
とにかく叫んだ本能が”この生物は敵だ!”と。
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沿岸部にてただ一人生き残っていたある兵士は
世間は今頃パニックに陥っているだろうことを思いながら
次々と襲い来る敵を前に感謝していた。
量産に成功しM.O.手術でゲジゲジに変態することが可能になり
コイツラに対応できるようになったことを。
だれが想像しただろうか。
軍隊なんてやめて、ましてやそんな手術なんてと
泣いて止めてくれる母親すらいなかった自分が
侵略してきた宇宙人と真正面から殴りあっている事を。
もう人には戻れなくなる程に変態を果たした兵士
ケビン・ベイカーの奮闘もあって沿岸部は防衛(まも)られた。
東京はまさかの無傷、それ以外にも海岸に拠点を作られなかったことは
かなり大きかったが島を3つ、
”南鳥島”、”種子島”、そして”鹿児島”の一部は
奪われてしまっていた。
一方、劉国家主席を屠った後
メディア関係者を皆殺しにした<祈る者>は
この場でやることを終え空へと飛び立つ。
しかし空へと飛び立った思われた<祈る者>は
何者かによって幻覚を見せられていたのか
その身体は飛び立つことなく植物のようなものに捕えられていた。
そしてそれを為した人物は帰れると思ってンのか?と声をかけると
自らをデザ共和国治安維持警察一等陸佐イワン・ペレペルギナと名乗り
ま、覚える必要はないがなと呟くのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
休載もあってなんか久しぶりにイワンの姿を見た気がしますが
変わらず元気そうでなによりです。
確か彼のベースはチョウセンアサガオだったと思いますが
<祈る者>見事に騙されてましたしその能力は健在みたいですね。
とりあえずどこからが幻覚だったのかはわかりませんが
見る限り会場には壇上で倒れる劉と
<祈る者>、イワンしかいないみたいですので
劉を始末して早々には幻覚を見せられていたのかも。
イワンがロシアではなくデザ共和国の名を出した事等
色々気になる部分はありますが
とりあえず彼に関しては次回にでも明らかになるかと。
そして今回のメインといえば
数多の兵士の一人であるケビン・ベイカーですが
なんていうか見事というしかないですね。
結果として極限まで変態した結果
ヒトに戻ることが出来なくなって亡くなったみたいですが
彼の奮闘はかなり大きいのは間違いないかと。
ベースがゲジゲジというちょっと弱そうなイメージではありますが
あれだけの戦果をあげた以上彼の本人の力もあるでしょうが
ことテラフォーマー相手には有効だったんでしょうね。
ともあれそんな活躍もあって守られた場所も多いですが
島が3つ奪われたことがどういう影響を及ぼすのかわからない以上
これからの戦いも楽には行かないだろうなと。
イワンによって幻覚を見せられていた<祈る者>も
あれで終わるとは思えませんし
とりあえず次回はイワンvs<祈る者>の戦いになりそうです。
久々に出てきていきなり退場というのも
流石にないと思いますが<祈る者>を相手に
イワンがどう戦うのか楽しみです。
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