2020年8月5日発売の
週刊少年サンデー 2020年36・37合併号に掲載されている
葬送のフリーレン 第13話のネタバレ&感想になります。
第13話 解放祭
内容ネタバレ
大魔法使いフランメの魔導書。
勇者一行は討伐依頼の報酬として
この魔導書を受け取ったものの
例にもれず偽物だった。
しかしその魔導書はかなり出来がいいものだったらしく
フリーレンは討伐依頼の報酬としては
なかなかだと満足していた。
そんな彼女の気持ちは他の者たちにはわからず
何がいいのかさっぱりだったが
こうも偽物しかないと本物が実在するのか
フランメ自体がおとぎ話のようなものだと。
仲間のそんな声にフランメを良く知るフリーレンは
それだけの年月が経ったとして
あの人の顔を覚えているのはたぶん私だけだと零し・・・。
そんな夢を見ていたフリーレンが目を覚ますと
フェルンとシュタルクは食事の準備をしていた。
フェルンはフリーレンが早起きしたことに驚愕し
こういう時はしっかり褒めないと。と言い
褒められたフリーレンは満足そうな表情を浮かべていた。
勇者ヒンメルの死から28年後。
北側諸国エング街道。
崖が崩れたせいで道が通れなくなったらしく
フリーレン一行は依頼を受け
道を通れるように作業していた。
作業も無事に終わり依頼者に案内される形で
町まで向かうことになったフリーレン一行。
丁度町では解放祭が行われているらしく
門の前にはたくさんの商人の馬車が並んでいた。
解放祭とは勇者ヒンメル一行が
この地域を支配していた魔族を討伐した日らしく
その記念に町の中央広場にあるヒンメル達の像を飾り
盛大に祝う祭りだった。
一行の一人だったフリーレンは
そんなこともあったかと特に気にしていない様子だったが
依頼人は魔族が倒されたのはもう80年以上も前になる、
人間にとって何かを忘れ去るのに十分な時間だが
この日だけは皆ヒンメル様達を思い出すのだと・・・。
当時像を作ってもらうことになったヒンメルは
5回もリテイクして出来た自身の像を見て
上出来だと嬉しそうな表情を浮かべていた。
フリーレンからよく像を作ってもらっているよねと聞かれ
ヒンメルは皆に覚えてほしいと思ってと語る。
僕達は君と違って長く生きるわけじゃないからと。
後世にしっかりと僕のイケメン振りを残しておかないと。と
カッコつけるヒンメルをよそに
そろそろ宿にもどろうと提案するフリーレンだが
そんな彼女にヒンメルは語る。
でも一番の理由は君が未来で一人ぼっちに
ならないようにするためであると。
おとぎ話じゃない。
僕達は確かに実在したんだと・・・。
その日の夜、勇者一行の像がある中央広場は
酒を片手にたくさんの人で賑わっていた。
飾り立てられた勇者一行の像を前に
フリーレンは依頼人にこれ、百年後も続いているかな?尋ね
返ってきたのはこの町が続く限りという言葉だった。
そしてあくる日町を出ることにしたフリーレンだが
シュタルクから今更ながら
この旅の目的地はどこかと尋ねられることに。
フリーレンが天国だと答えた所
シュタルクは本心なのかどうなのか
そいつは楽しそうだと返すのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回はバトルシーンもなく
話しの流れとしては
北側諸国に入って一つ目の町にきました
という感じですかね。
特に盛り上がるシーンもありませんが
フリーレンとヒンメル達の思い出が
また一つ明らかになった回となります。
それにしても勇者一行として
それこそ数えきれないほど
様々な人や場所を救ってきたんでしょうね。
像がつくられるくらいですので
それだけ酷いことになっていたんでしょうけど
時が経つにつれてそれこそ
おとぎ話みたいになるんだろうなと。
超有名なドラ○エシリーズの初期でもそうですが
大体が魔王を倒してその子孫の話になるので
ヒンメル達もいずれそういう風に伝説になるんでしょうね。
なんにしてもフリーレンが主人公である以上
こういった話も多くなると思いますが
私的には歓迎したいところ。
こういうファンタジーものって
基本バトル系が多いですが
こういうのも悪くないと思いますしね。
気になる続きについてですが
予告で次号より劇的新展開とありましたので
何かしら起こるのは間違いないかと。
誰かと戦うのかそれとも全く
予想していない展開になるのかは分かりませんが
色々と油断できない地域みたいですし
一体どんな展開が待っているのか楽しみです。