2020年8月20日発売の週刊ヤングジャンプ 2020年38号に掲載されている
キングダム 650話のネタバレ&感想になります。
第650話 開戦の日
内容ネタバレ
楚の旗がはためく什虎城に
有事を告げる馬が走る。
それは秦軍がこの什虎を目指して進軍しているというものであり
城主である将軍・満羽はその報を聞き
衝撃のあまり椅子から転げ落ちていた。
同席していた将軍・千斗雲も同様であり
本当にあの蒙武が攻めてくるのかと
もう一度確認するほど狼狽えていた。
しかしどうやら二人は怯えているのではなく
攻めて来てくれたことを
目に涙が浮かぶほど喜んでいるようで・・・!?
城主である満羽は飛び上がって
興奮を隠し切れない様子を見せつつ
同席する軍師・寿胡王と将軍・玄右に
嬉しそうに声をかけていた。
何故か靴だけ履いて服を着ていない
満羽と千斗雲に苦言を呈しつつも
寿胡王と玄右はこれからの戦いについて話し合う。
満羽は寿胡王に城壁守りとして五千を指示し
各将と共に蒙武を迎え撃つべく打って出るのだった。
一方、楚の王都である郢にも
秦軍が什虎に進軍している報が届き
軍議が行われていた。
丁度留守にしていた媧燐の代わりに
バミュウが中心となって話を進めていたが
そこへ媧燐が帰還。
そして媧燐が主導しての話になるも
媧燐も援軍ありきの進軍だとは読めていても
その規模と今回の意図がつかめずにいた。
普通にやっても什虎城は落ちないと考えており
諸将もそれに同意し様子見しようと考えるも
様子見なんてまどろっこしいものは嫌いだと言う媧燐は
チャッチャと終わらせるべくすでに援軍を送ったとのことで・・・。
蒙武軍とそれを迎撃に出た什虎軍は
月知平原にて向かい合い布陣した。
蒙武軍三万に対し数で圧倒する什虎軍八万は
蒙武軍を包囲するように広く展開した。
蒙武軍本陣にてこの戦に従軍していた蒙毅は
父である蒙武にこの単軍だけで戦える相手ではないとして
開戦を思い留まるようにと進言していた。
そもそもこの戦いは魏軍が西進し
同時に楚軍を攻めて初めて成功するものだが
こちらからの同盟・共闘の申し出に魏国からの返答はなく
この戦いに参戦してくるかもわからない状況であると。
しかし蒙武は昌平君の書簡は
今日の日付を”什虎攻め”に日と魏に送ったはずだとして
ならば今日が開戦の日であると取り合うことはなかった。
それでも蒙毅はせめて謄将軍からの援軍が来るまで
待ってほしいと願い出るも蒙武は
よく見ておけ、これがお前の父蒙武の姿だとして
自ら先陣を切って敵兵を粉砕する姿を見せつける。
しかし対する什虎城の将達はすごいなーと笑い声をあげるも
嘲るかのように分かっていない、俺達が何者なのかと
自信に満ち溢れた表情を浮かべるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回の舞台となる什虎城の将達が明らかになりましたが
随分とキャラが濃いですね・・・。
靴をはいて服は着ていないとか
どんなポリシーなのかと。
とりあえず媧燐曰く戦馬鹿なのは間違いないようで
蒙武が相手でも全く怖気づくどころか
喜んでいたので苦戦するのは間違いないでしょうね。
媧燐自身も蒙武という将がどういうものかを知りつつも
勝利は疑っていないみたいですし。
それはそれとして蒙武が三万で
援軍として謄軍がやってくるみたいですが
やっぱりキーとなるのは魏軍になりそうですね。
今のところ反応はないようですが
それでも彼らが動かなければ最初から勝ち目はなさそうですので
彼らがどの段階で動いてどれだけの兵を出すかに
かかっていると見て良いかと。
正直あと何回かの後に什虎戦だと予想していたので
この早さで始まるとは予想外もいいところでしたが
敵将を見るに結構面白い戦いになりそうですし
今後どう展開していくのか楽しみです。