2023年7月5日発売の
週刊少年サンデー 32号に
掲載されている
君は008 第258話の
ネタバレ&感想になります。
第258話 もう一つの刀気
内容ネタバレ
首領のクローンであるアスヤを相手に
アルファ1はチームワークを駆使し
奮闘していた。
しかしアスヤがひれ伏せ!と
これまで見たことのない
もう一つの刀気を発動した瞬間
アスヤの前にひれ伏してしまっていた。
刀気を浴びひれ伏しながらもアユーシは
これは学校のデータベースにも無かった
アスヤのもう一つの”刀気”だと理解する。
”畏怖の刀気”であると。
目を向けられただけで
抵抗する気すら無くす刀気を前に
抵抗する気すら奪われる中
アスヤは止めを刺すべく動き出し!?
アルファ1全員の首を刎ねるべく
剣を振り下ろすアスヤ。
しかしその一撃は動けないはずの
アルファ1の面々が動いたことで
防がれてしまっていた。
驚愕するアスヤにアルファ1の面々は
それぞれ反撃を繰り出しながら告げる。
七々扇は権威、崇高、雄偉、
オレはそんなもの全部ぶっ壊す!
アユーシは我はアユタ王国の王女であり
なん人たりとも私に命じられぬ!
むしろお前がひれ伏せ!無礼者よ!
そして千堂はオレが恐れるもの・・・
それは”オレの中のドグラの血”だけだ!と。
その強き意思に対し
さすが中野No.1のチームだと
評価を改めるアスヤだが
”畏怖の刀気”によって
十全に戦うことができない
アルファ1は敵ではなかった。
チームが崩壊仕掛ける中
リーダーである千堂は皆に声をかけ
アスヤの洗脳を解こうとするも
ベータ洗脳を受けたアスヤには届かなかった。
笑いながら容赦なく止めを刺そうとする
アスヤに対し千堂は笑う。
願わくばもっともっと強力であってくれ・・・。
母さんが父さんを・・・笑って
殺せてしまうくらいにと。
律の過去を知る七々扇とアユーシが
その真意を理解する中
千堂はアスヤに剣を向け告げる。
いいだろうアルファ3の名乗らん!
お前の刀気、とくと味わった・・・
ではオレの”刀気”もお見舞いしてやる!と。
千堂の刀気が”刺突の刀気”であると
知っているアスヤは当然
対応策を練っており
余裕をもって剣を構えるが
千堂はそんなアスヤに告げる。
・・・ナゼ刀気が二つあるのが
自分だけだと思い込んでいる?と。
アスヤと七々扇は千堂がもう一つの刀気を
持っている事を知らなかったが
アユーシは違った。
まさかリーダー、あれをやる気か?
コントロールできるようになったんだろうな!?
そう尋ねるアユーシに対し
千堂は笑みを浮かべながら「さあな」と返し
剣に刀気を込め始める。
もう一つの刀気について
何も知らない七々扇にアユーシは語る。
はじめてタイブレードを受け取ったとき
リーダーの刀身はいつまでも定まらなかった・・・。
旧人類とドグラの狭間でゆれうごく心が
刃を混沌へと誘ったのだと。
刀気とはまさにその人間の心の特性が
エネルギー体として吹き出したもの。
だがリーダーのそれは
あまりに混沌としていた。
だから二人で話し合い
学校には伏せることにしたのだと。
”混沌の刀気”
千堂が発動したもう一つの刀気は
まさに異様な刀気だった。
夥しい程の様々な刀や槍が
宙に浮かび上がり
アスヤがその異様さを前に戸惑う中
アユーシは七々扇に手を貸し
急ぎその場から離れ始める。
あまりにも安定しないその刀気は・・・
周囲のあらゆるモノを切り裂く!
敵味方おかまいなしだ!と。
そして千堂が死ねと言葉を発した瞬間
宙に浮かぶ様々な刀剣や槍が
アスヤに向かい降り注ぎ!?
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回のラストでアスヤが
隠していたもう一つの刀気を発動したことで
もう勝敗は決まったと思ってましたが
まさか律にも奥の手があったとは!
千堂が言ったように
・・・ナゼ刀気が二つあるのが
自分だけだと思い込んでいる?
と私自身思っていただけに驚きました。
その刀気は千堂にもまだ
使いこなす事は出来ないようですが
見る限りめちゃくちゃ強力なのは
間違いないかと。
ぶっちゃけて言えば
実体ではない違いは在れど
fateのアーチャーみたいな感じ?
それにしてもアスヤにしても千堂にしても
ここにきてもう一つの刀気が出てきた以上
他の連中にもありそうですよね・・・。
首領は当然としてエイトやその父
あやめ、アララギあたりにも
ありそうな気がします。
ただまあ、無条件ではなく
何かしら条件もありそうですし
それが明らかになれば
さらに分かることもあるかと。
ともあれ千堂がアスヤと同じく
もう一つの刀気を披露したことで
この戦いがどうなるのか
わからなくなりましたね。
あの刀気の一撃が
ベータ洗脳を解く切っ掛けになるのかは
まだわかりませんが
少なくとも一方的にやられる
ということにはならないかと。
あの刀気次第ではあるものの
ノーダメージというのは考えづらいので
この戦いがどのように決着するのか楽しみです。