2020年7月1日発売の
週刊少年サンデー 2020年31・32合併号に掲載されている
君は008 第114話のネタバレ&感想になります。
第114話 石化
内容ネタバレ
とある番組の収録中
突如司会者の二人が悲鳴を上げ
石化して崩れ落ちる。
そんな動画がネットに流れているようで
エイトと大河は野原にその動画を見せられていた。
テレビ局側はやり過ぎた演出だと言って謝罪したらしく
エイトはよく映画とかである合成だと考えるが
野原はこれは何かの陰謀だと眼鏡を煌めかせていた。
笑って全く信じないエイトに野原は
決定的な証拠を見せてやると言い出し
SNSに例の石化番組は政府の陰謀だと呟いた瞬間
内容が違うものに書き換わってしまっていた。
決定的瞬間を目の当たりにしたエイトは
いきなり内容が書き換わった事に驚くが
次の瞬間端末からこらー!とチセに怒られることに。
どうやら書き換えていたのはチセだったようで
事が大きくならないように機関が消していると説明を受け
あんたらが仕事を増やしてどうすると言われてしまい
エイトと野原は頭を下げていた。
今この国の平和を守っているのは私達だと言いチセが消えた後、
野原は陰謀はあったと不敵に笑っていたが
エイトはやっぱり平和を守るって綺麗事だけじゃないと
考えさせられるのだった。
あくる日、アイスマンと共に校長室に呼ばれたエイト達は
あの映像は本物であると説明を受ける共に
その犯人がドグラ・マグラであることを聞かされることに。
その目的は渋谷の交差点での人体自然爆破、
古々田高校の音波洗脳装置事件を鑑みて
世界の兵器市場に向けての宣伝行為であり
今回のテレビ番組はまさに兵器のテレビショッピングと
言ってもいいだろうと。
あまりのことに憤るエイトが
父さんが命をかけて戦った相手だと歯軋りするのを
ニコニコしながら見ていたアララギだが
そんな彼から是非諸君らに
課外授業として参加してもらいたいとの声が。
野原はまだ僕達は学生で
その範疇を越えていると猛反対するが
エイトから頼むと言われ
仕方なく加点を引き換えに受け入れるのだった。
エイト達が校長室を出た後
アララギはアイスマンに本当にいいのかと確認していた。
キミの采配とはいえ
補充を申し出た諜報員は”彼”だよ?と。
その言葉に対しアイスマンは遅かれ早かれ
彼らはこの世界の厳しさを知ることになるのだから
それを教える者として
”彼”なら適任だと答えるのだった。
その後キッドに乗り現地へと向かうエイト達だが
未だ手伝う諜報員の情報はなく
ウサギ先生やレディ先生じゃなければいいなと戦々恐々としていた。
そうこうしている間に現地となる廃ビルに到着し
コールサインに従い中へと足を踏み入れるが
入った瞬間仕掛けてあったトラップに引っかかってしまうことに。
それは現役の諜報員であるあやめさえも
引っ掛かってしまうほどのもので
あっさり動けなくされてしまうエイト達。
そんな彼らを嘲笑うかのように
天井を歩く諜報員サマエルが姿を見せる。
そしていつもの様子とはまるで違う表情で
遅い!皆殺しだ!と無茶苦茶なことを言い出し・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
いきなり司会者が石化すると言う
わけわからない状況から始まった今回ですが
これもドグラ・マグラによるものみたいですね。
正直石化させる方法については
全く想像もできませんがアララギの言うように
これは宣伝なんだろうなと。
エイトは憤ってましたが相手側の立場で考えれば
これが効果的であることは間違いないので
ある意味分かりやすい宣伝方法なのかも。
そんな感じで悪くなる状況の中
エイト達は新たなミッションに挑むことになりそうですが
今回はサマエルにつくことになりそうですね。
いつも見せている表情とは
全く違う感じでしたので正直驚きましたが
確かサマエルって天使とも悪魔とも
言われる謎の多い存在だったので
そういった感じなのかも。
どちらの面が正義か悪かはわかりませんが
少なくとも二面性をもっているのは
まず間違いなさそうです。
そんな彼に従うことになるわけですが
アララギが本当に良かったのかと確認するくらいですから
酷いことになるんだろうなと・・・。
なんにしてもあやめもあっさり引っ掛かるほどに
諜報員としての実力は確かみたいですので
エイトがどういう経験を積むことになるのか楽しみです。
それと前回は明らかになりませんでしたが
003号はあのファントムとのこと。