君は008 第52話のネタバレ&感想になります。
第52話 力の源
内容ネタバレ
隠れてみていた野原が入学してからこの僅かな期間で
エイトがあやめをサポートできるようになったことに
改めて称賛する中、エイト達は倒した仮面の女を検分していた。
ナノゼイロンアーマーを着ていたこともあり
仮面の女がドグラ・マグラの一員であることを改めて確認していたところ
女が意識を取り戻す。
エイトは008号について何か知らないかと問いかけるも
仮面の女が我らは決して虜囚の辱めを受けることはないと拒否した
次の瞬間、突然身体が光りだし・・・!?
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なにかやばいと感じたエイトはすぐさま皆に離れろと告げるが
それも間に合わず仮面の女の自爆に巻き込まれることに。
間一髪のところでエイトに庇われたあやめは
また自分を庇ってくれたことに頬を赤く染めつつも
戦闘で負傷した肩の傷を心配するが
返ってきたのはこんな怪我、唾つけときゃ治るさ!という
前にある男から言われた言葉と同じ言葉だった。
その男に好意を持っていたのか少し顔を赤らめるあやめをよそに
野原は飲み込んだマインド・ストームを吐き出し
装置を止めるとアイスマンに連絡をとるのだった。
こうしてエイト達デルタ3チームの高校潜入は幕を閉じた。
事件は表向きガス漏れによる錯乱と爆発として片づけられ
エイト達は事がドグラ・マグラに関わるだけに
何日か警戒のため登校させられるが
その後何事もなく、本日無事撤収することに。
野原が模型部の友達との最後の挨拶を交わすのを見て
エイトはちょっと寂しく感じていたが
あやめは俯いて深い感情を持つことは諜報員として不適正だと語る。
しかしエイトが本当にそうかなと
本当に辛い状況で最後に人をつき動かす力の源は
いつの世も人を思う深い感情なんじゃないかと話すと
あやめはその言葉に感じるものがあったようで・・・。
そして涙ながらに最後の挨拶を交わす野原に声をかけたエイトは
迎えに来ていたキッドに乗り込み
短い間であったが普通の高校生活を送った古々田高校を後にするのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回でエイト達の潜入ミッションが終了したわけですが
終わってみれば思いのほかあっさり片付きましたね。
ドグラ・マグラが関わっていたこともあって
内容自体は濃かったですが
話数にして五話くらいでしたし
結果としても悪くなかったのではないかと。
それにしてもあの仮面の女が最後に自爆してましたが
おそらくドグラ・マグラの構成員は
基本的に負けを覚悟したら皆あんな感じになりそうですね・・・。
それが今までドグラ・マグラという組織を生かしているんでしょうけど
なかなかに厄介なのは間違いないかと。
それはそれとして今回あやめがエイトに
008号とみられる男の姿を重ねて顔を赤らめてましたが
もしかしてあやめの初恋の相手がエイトの父親だったりするのかも。
あのセリフから言っておそらくエイトと同じように
あやめのことを庇った際に出た言葉だとは思いますが
もしそうなら血は争えないなと。
それにしてもあやめが008号と今まで関りがあったかどうかは
正直定かじゃありませんが、もしあの男が008号なら
多少なりとも関係がありそうですね。
その辺りはいずれ何らかの機会に語られることもあるかと思いますが
もしそうなら本当にエイトの父は
色々な人たちと関わってきたんだろうなとしみじみ思います。
校長も地下室の怪人も教師たちも
皆が皆多少なりとも関りがありそうですし
それだけ008号という諜報員の存在が大きかったんだろうなと。
ともあれ今回でとりあえずミッションは終了して
その報告等が次回にでもされるとは思いますが
エイトの成長も見られたことですし
なかなかに良いミッションだったのではないかと思います。
次がどんなミッションになるのか
それとも学校の授業についての話になるのかはわかりませんが
次回はどんな話になるのか楽しみです。
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