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キングダム 最新 778話 ネタバレ&感想 玉鳳の救援と王賁の違和感

2023年11月16日発売の

週刊ヤングジャンプ 51号に掲載されている

キングダム 第778話

ネタバレ&感想になります。

 

第778話 違和感の訳

内容ネタバレ

 

敵陣深くへ李牧を追う信。

一方、残された飛信隊は

数的不利な状況下で奮戦していた。

 

しかしそれでも敵は多く

さらに信が騎馬隊を

多く連れて行ってしまった為に隊の中からも

もうダメだという弱音の声が上がっていた。

 

そんな状況の中、尾平は気を吐く。

信達は李牧を討ちに行ったんだと。

 

李牧を討てばそれで勝ち・・・

たった一日で終わって・・・

勝って家に帰れるんだ。

 

信は大仕事をやろうとしている。

俺達も死に物狂いで戦うぞ!と。


信に代わり軍を指揮する貂だが

思った以上に押し込まれるのが早く

対応に苦慮していた。

 

そうした中、敵の波状攻撃が始まり

前線にいる尾平達に窮地が訪れるが

それを救ったのは後ろから救援に来た

王賁率いる玉鳳だった。

 

貂は救援に来てくれた王賁に礼を述べつつ

今の状況について説明する。

 

今、李牧を信達が一万で追っている事

そして玉鳳の援軍ありきで動くしかなかった事を。

 

話を聞いた王賁は今回は特別だとして

影丘での借りはこれで返したと告げる。

 

その上で残っている飛信隊と

連れて来た玉鳳一万を合わせて

右翼はしばらく俺が預かってやる。

 

指揮系統を残して

お前はあいつを追えと。

 

貂は礼を述べつつその案を受け入れ

護衛と共に信の元へと向かう。

 

番陽から信と貂不在の飛信隊を

いきなり使うというのは難しいとの声があがるも

信は敵を止めるだけなら問題ないと語る。

 

そのために亜花錦を連れてきたし

後方にはまだ関常と二万の兵がいると。

 

しかし王賁はかすかだが

今の状況に何か違和感を覚えていた。

 

そして同時にこういう時は

判断できる人間は

要所に散らせておいた方がいいと。


その頃、楊端和率いる秦左翼軍は

全軍押し気味に進軍していた。

 

中でも壁を助けるべく

番吾城へと向かおうとしている

キタリ率いるメラ族の勢いは凄まじく

第一陣のバジオウ軍に並ぶほどだった。

 

一方その頃、番吾において

秦の捕虜たちは衰弱しきっており

見るからに限界を迎えつつあった。

 

どういう訳かあれだけ続いていた

土木作業がばったりとなくなり

さらに食事ももらえなくなったことで

皆動く気力もなく横になっていた。

 

そうした中、ようやく兵士がやって来て

食事が配られることになったものの

器にすら盛られることなく

汁を床にぶちまけられることに。

 

どうやらその兵士は秦の捕虜に対して

並々ならぬ憎しみがあるようで

なけなしの食事をとろうと

床に舌を這わせる者達を見て嘲笑っていた。

 

流石にこれはないと壁は

なんでこんなひどい真似をするんだと尋ねるが

兵士はお前らが憎いからだと言い

秦軍がまた攻めて来たことを告げる。

 

今度の狙いはこの番吾であり

城外の頭佐平原で今日から開戦したと。

 

しかしそれでも今回もまた李牧が

秦軍を叩きのめしてくれると信じており

お前らはここで死ぬまで強制労働だ。

 

それがこの北の地に攻め入って来た

お前らの”報い”であると。

 

好き放題言われっぱなしの捕虜たちだが

それでも皆が壁のことを心配していた。

 

秦軍が勝てば番吾は落とされ

我々は解放される。

 

そうなれば壁様がおっしゃられた通り

我らの粘り勝ちであると。

 

皆が空腹に耐えながらも

余計な体力を使わないようにと横になる中

壁は秦軍を思う。

 

よりによって番吾を狙ってしまったのか・・・

勝ってくれればこれ以上ないが・・・

そう簡単にいくはずがない・・・。

 

”番吾”の外の頭佐平原には

李牧の仕掛けがあるのだと。

 

一方、李牧の姿を確認した

信はその首を討つべく追いかけていた。

 

しかし追いつきそうな所で邪魔が入り

なかなか追いつけず

誘われるように李牧の後を追うが

そこには信が思わず何だあれは・・・と

動きを止める程の驚くべき光景が・・・。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

随分と気になる終わり方でしたが

一体信は何を見たんでしょうね?

 

目の前に大将首である李牧がいるのに

動きを止めるほどですから

それだけ驚くべきものなんでしょうけど・・・。

 

とりあえずその仕掛けこそが

信を討ち取るために必要だからこそ

ここまで誘い込んだのは間違いないかと。

 

まあ、壁があれ程までに警戒するものですから

信のみならず秦軍にとっても

マズい仕掛けだとは思いますが

本当に一体何なのか気になるところです。

 

単純に兵を隠していた

というわけではなさそうですし

それがどういうものかは分かりませんが

その仕掛けがこの戦の趨勢を

左右することになるのかも。

 

それに飛信隊の救援に訪れた王賁も

何か違和感を感じているようですし

こと戦場においてそういう違和感や勘というのは

馬鹿にならないだけに心配です・・・。

 

それはそれとして番吾に囚われた壁ですが

流石にもう限界っぽいですね。

 

この戦いに勝利できなければ

このまま強制労働らしいですが

この戦い自体は敗北に終わることが

すでに決まっているわけで・・・。

 

まさかここまで壁の存在を出しておいて

結局このまま亡くなるというのも

イマイチ考えづらいものがありますので

例え負けるにしてもどうにかして

助け出すことになるのかなと。

 

普通に考えたら見捨てる以外にはないんですが

恐らくキタリあたりがなんとかしてくれると

期待する他ないのかも。

 

まあ、何にしても李牧の仕掛けとやらが

一体なんなのか次回にでも

明らかになると思いますので

その全貌を知るのが楽しみです。

 

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