2023年11月9日発売の
週刊ヤングジャンプ 50号に掲載されている
キングダム 第777話の
ネタバレ＆感想になります。
第７７７話 立ちはだかる敵
内容ネタバレ
開戦の火蓋を切った飛信隊は
兵力に勝る袁環率いる宜安軍に対し
互角かそれ以上に戦っていた。
そうした中、貂自ら
火急の用があると駆けつける。
李牧がすぐ近くにいると。
中央軍の亜光将軍を自ら強襲したが失敗し
逆に亜光軍に追われて右翼（うちら）の
すぐ横を逃げてる。
亜光将軍からの伝令で
李牧追撃戦に力を貸せと。
話を聞き居ても立っても居られない信を
貂は咎めることなく行って！と告げる。
李牧を助ける敵部隊も
出て来てるみたいだけど
それが亜光を討った後の
脱出の準備だったとするなら・・・。
横から飛信隊が一万で
急襲すれば一溜りもないはずだと。
そしてここの戦についても語る。
右にいる羌瘣は動かさないから
半分は崩れない。
こちら半分が危うくなるけど
斜め後方にいる”玉鳳”が援軍に来るまで
何とか粘ってみせる！と。
隊の中には玉鳳が本当に来るのか
懐疑的なものも複数いた。
王翦将軍が玉鳳へ指示を出さねば
王賁は動かないんじゃないのか！？
一万も抜けた挙句来なかったら
この右翼の戦場は早々に大変なことになると。
しかしそんな声を信は一蹴する。
何年王賁と付き合ってんだと。
そう告げた信は行くからには
赤飛麃と楚水隊を連れて行くと言い
貂は干斗たち足の速い歩兵団も
後を追わせると了承する。
そしてすぐさま向かおうと動き出す信に
貂は相手は李牧だ十分気をつけてと声をかける。
そして去年の・・・桓騎と
岳雷・・・那貴の仇を！と。
その言葉を受け信は
んなこと言ったら借りは
王騎将軍の時からある・・・と返す。
そうだ・・・ずっとあいつだ・・・
ずっと立ちはだかる敵は李牧だ。
自分が討つべき相手を定めた信は
先陣を切りつつ皆に告げる。
俺は・・・李牧を討って
天下の大将軍になる！と。
森から撤退した李牧は
傅抵らに守られながら
亜光軍の追撃を防いでいた。
しかし追撃してくる敵のほうが多く
こっちの救援も来てはいるものの
包囲されつつあった。
それでも救援に来た傅抵隊の力もあって
なんとか包囲を脱し脱出に成功する。
しかしそれで亜光軍が諦めるわけもなく
再度追撃を受けながらも逃走する中
信率いる飛信隊が眼前に姿を現す。
信も李牧の存在に気づいたようで
亜光軍に追撃受けつつ
逃げる李牧を討つべく兵を向けるが
カイネがそれを阻むべく動き
足を止められてしまう。
それでも信は途中に構うなと皆に告げ
自ら矛を取りカイネ隊を抜くと
眼前に李牧の姿があった。
傅抵と共に駆ける李牧の姿を見て
届く・・・今度こそ届くぞと
一直線に李牧の元へ駆け出し・・・！？
～戦の前～
李牧は語る。
この戦で最も厄介な存在になる
敵を最初に狙います。
危険は承知ですが
強引におびき出すには
私という”餌”が一番ですと。
そして楽彰から
その最も厄介な存在になる者とは
誰なのかと尋ねられその名をあげる。
飛信隊の李信だと。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
ある程度予想はしていましたが
やっぱり狙いは亜光ではなく
信だったみたいですね。
他には王賁あたりも怪しいと思ってましたが
李牧はなんだかんだ言って
ずっと信を注視してましたし
その危険性にも気づいている以上
信を狙うのも分かる気がします。
その武力もそうですが李牧にとって
自分の想定外の動きを見せる
信の存在が何よりも厄介だと
判断したのかなと。
それにしても信が狙いとするならば
亜光については運が良ければ
討てるかもくらいな感じだったんですかね？
結構本気で亜光の首を討とうと
しているように見えましたが
それでも討てないだろうと考えていたとか？
私的には信の危険性はともかく
亜光を討てればそれはそれで
この戦における決定打になると思ってましたが
その辺りどう考えているのか気になるところです。
それはそれとしてもう一つ気になるのは
どうやって信を討とうと考えているのかについて。
李牧と傅抵の二人は確かに
それなりに高い武力をもってはいるものの
信のほうが上だと思いますし。
李牧も龐煖を討った信を
自分で討てるとは思ってないでしょうし
何かしら隠し玉があるんでしょうね。
それが何かはわかりませんが
一番考えられるのは
暗殺に特化した暗殺部隊とか
遠距離に特化した部隊？
何にしても李牧の狙いが信にある以上
信にとってマズイ状況が待っているのは
恐らく間違いないでしょうね。
ここで信が討たれるとは思いませんが
窮地に陥るのは避けられないかと。
一体どんな策が待っているのかは
まだ定かではありませんが
それが一体何なのか
そしてそれをどう潜り抜けるのか楽しみです。