3月9日発売の別冊少年マガジン4月号に連載されている
アルスラーン戦記 21話のネタバレ&感想になります。
なんか本誌に二十二章とありましたがおそらく誤植かと。
第21章 ホディールの謀
内容ネタバレ
宴会の席でダリューンとナルサスにこの城の戦力に関して
話しをするホディールだが
ナルサスからアルスラーンが奴隷制に関して疑問を持っていると聞き・・・。
宴も終わりアルスラーンを広い部屋に案内したホディールが
アルスラーンに話があると言い出した頃
ファランギースを除いた男4人は同じ部屋に通され
そこでホディールのことについて話し合っていた。
ホディールの本心がアルスラーンに娘を嫁がせ外戚として権勢をふるうことだと
知ったことで兵力こそ魅力的だが放任するわけにもいかないと
あれこれ話し合う中、ダリューンとナルサスは何かに気づいたらしく
エラムに指示し天井を覗くとそこには煙を発することで眠りに誘う睡眠薬が!?
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皆に相談したいことがあるというアルスラーンのために
部屋の前にいる兵士に先程の睡眠薬を使い・・・。
兵士が眠ったことでダリューンたちの部屋へ行くことが出来た
アルスラーンはホディールとの会話について話し始める。
ホディールはアルスラーンに味方する条件として
一つは自分の娘を将来の王妃にすること、
もう一つは奴隷解放という改革を慎むことをつきつけたらしく
それに対しアルスラーンはすぐには返答できないと答えていた。
それを聞いたナルサスはホディールの心底は完全には分かりかねるが
どちらにしても自分自身のためにアルスラーンを利用するつもりであると語る。
そして邪魔な自分たちをなんとかするべく今夜中に動きがあるはずだとして
いつでも出発できるようにとアルスラーンに告げ
エラムに何かの指示を耳打ちし、それを聞いたエラムはその部屋を抜けどこかへと・・・。
一人別室にいるファランギースが精霊がなにかざわついていることに気づき
窓の戸を開けるとそこにはギーヴの姿が。
ギーヴはナルサスからの伝言を伝えに来たらしく
それと関係があるのか城内に次々と兵士たちが・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
感想の前にタイトルの上にも書きましたが
今回21章のはずが22章となっていましたが
おそらく誤植ではないかと。
とりあえず前号も確認しましたが確かに20章だったので
なにか特別な意図がない限りは間違いないかと思います。
感想に移りますが前回の感じからうすうす感付いてはいましたが
やっぱりホディールは仲間にはならないっぽいですね。
それにしても自分の娘を次期国王に嫁がせること自体は
良くあることですがその娘が登場しないのは少し珍しいかも。
大体の場合父親が実際に会わせてこんなにカワイイ娘なんですが
どうでしょうかと言ってくるとばかり思っていたので。
まあ、でもこんな展開になっても出てこないと言うことは
この漫画において登場することはまずないかもしれませんね。
正直どんな顔しているのか見てみたい気持ちはありますが・・・。
それにしても今回ギーヴとアルスラーンの絡みが多かった気がしますが
ようやくアルスラーンに対し打ち解けてきたかなと言った感じですね。
以前は王族なんてどれも同じようなものとばかりに
アルスラーンに対しても良くは思っていなかった印象ですが
少しづつではありますがアルスラーン自身を見るようになったみたいですね。
まだアルスラーンのために命をかけるというレベルではありませんが
元々マイナスから始まっていますので今回でプラスになったのではないかと。
これ以上は一朝一夕とはいかないでしょうから
これから先一緒に戦っていくうちにどうかなと言ったところですかね。
ギーヴも悪いヤツではないのでそのうち仲良くなるとは思いますが
彼自身について色々謎の部分も多いので今後に期待ってところでしょうか。
次回の展開としてはとりあえず兵士を集めている以上
どう考えても敵になるのは間違いないと思いますので
どうやってこの城から抜け出すかと言ったところですかね。
どのような方法を使うかは分かりませんが
ナルサスがギーヴを使ってファランギースに伝言を頼んだり
エラムに何か耳打ちしていましたのでなにか考えているのは
間違いないと思います。
どちらにしてもカシャーン城塞が当てにならない以上
次に向かうのはキシュワードがいるペシャワールへ向かうことになるかなと。
コミックス第3巻の予告にもそう書いてありましたしね。