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アルスラーン戦記 1巻 第4話 内容ネタバレ&感想

第4章 旧友との再会

内容ネタバレ

ダリューンによりなんとか助け出されたアルスラーンは

この場から移動するためダリューンと共に

戦場を馬で駆け抜けることに。

 

その途中、ルシタニア兵に捕まっている兵の姿を発見した二人は

なんとか救出することに成功するがすでに致命傷を受けていたらしく・・・。

それでもなんとか現在の戦況を聞き出すと

万騎長のうちマヌーチュルフ、ハイルはすでに戦死しているらしく

シュプールもやられたらしいとの情報が・・・。

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さらにアンドラゴラスが退却の命を告げずに逃げたことから

全軍の士気が一気に下がってしまい・・・と。

それを聞いたアルスラーンは父上は王都へ退却したのかと問いかけるも

致命傷を受けている兵士は限界だったのか息を引き取っていた。

 

兵士から戦況を聞き出したダリューンはアルスラーンに王都へ戻るには

戦場を突破しなければならないが万騎長たちがこれほど倒されていることから

王都までの道はルシタニア兵で溢れていると告げた上で

我が友ナルサスを頼りましょうと提案する。

 

アルスラーンはナルサスがアンドラゴラスにより宮廷を追放されていることは知っていたが

ダリューンから数年前にトゥラーン、シンドゥラ、チュルクによる三国同盟が

パルスに攻めてきたことがあったが兵を一人も使わずにそれを退散させた男だと聞かされ・・・。

 

パルス歴三二〇年、十月十六日。

アトロパテネ平原において騎兵五万三千、歩兵七万四千が戦死し

パルス軍は総兵力の半分を失った。

勝者となったルシタニア軍も騎兵と歩兵合わせ五万以上を失うことに。

 

そしてルシタニア軍を率いていたと見られるモンフェラートとボードワンのもとに

パルス国王アンドラゴラス三世を・・・という報がもたらされていた。

 

戦場を抜け出したアルスラーンたちは山奥に住むというナルサスのもとへと。

その道中、ダリューンからナルサスがどういう人物なのか聞くことに。

ダリューン曰くなんでも知らないことはないほどの人物だが

たった一つ欠点があり自分の絵の技量だけが下手の横好きだと言おうとした瞬間、

近くの樹に矢が突き刺さっていた。

 

矢は警告だったらしく、どこからかここからはナルサスの住まいであり

招かれぬものが境を侵すことは許されぬとの声が。

その声に聞き覚えがあったのかダリューンはその声の主にエラムと呼びかけ

お前の主人に会いに来たと声をかけると近くの樹から少年が姿を現す。

 

その少年はエラムと言い、両親を奴隷から解放してくれたナルサスのために

そのお世話をしているらしく・・・。

 

エラムの案内でナルサスの住処である山荘へと到着する。

そして山荘の外からダリューンがナルサスに名乗り呼びかけると

出てきたのは絵筆をもった人物だった。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方はコミックスでどうぞ!

 


感想

いや~なかなか面白い展開ではないかと。

一昔前に幻想水滸伝というゲームが一世風靡したんですが

それと流れが似ている気がします。

 

落ち延びた主人公が有能な軍師や仲間を増やしていき

巨大な国を相手に奮闘するって感じのゲームなんですが

おそらく今回登場したナルサスは軍師タイプな気がしますので

なんとなく流れ的に近いかなと。

 

それにしても万騎長が何人か戦死してしまっていることがわかりましたが

アンドラゴラスは一体どうしているのか明確にされてませんでしたね。

ルシタニア兵がやりました!と喜んでいる感じで報告していましたが

パルス国王アンドラゴラス三世を・・・で終わってましたからね。

国王が生きているかいないかでこれから先の流れが変わってくる気がします。

 

とにもかくにもこの戦いでかなりの被害を負ったパルス軍が

どう出るのか気になるところですが国王がいない以上

どう考えてもルシタニアに占領される流れになりそうですね。

それにカーラーンの他にも王都に裏切り者がいるかもしれませんし。

 

次回の展開ですがとりあえずナルサスに力を借りたい

アルスラーンに対してナルサス本人はどう出るのかって感じですかね。

ダリューンの話を聞いた感じだとかなりクセがある人物のようですし

何か無理難題を押し付けられそうな予感が・・・。

どちらにしろアルスラーンがどういう人物なのか試されることになるかなと。

 

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