宇宙兄弟 284話のネタバレ＆感想になります。
第２８４話 決別
内容ネタバレ
通訳兼サポートを担当するナタリアに挨拶した日々人は
これからのことを色々相談するうちに
日常会話レベルであるロシア語を学ぶために
ロシア語教室を受講することを勧められることに。
そしてそこにはＮＡＳＡの人達もよく受講しているとのことで
日々人はロシアモジュールの使用訓練とかもあることから
そりゃそうだよなと納得しながらも会うのは気まずいなと思っていた。
ロシアでの訓練は座学、ひたすら座学からの実践、
そして最後に試験とＮＡＳＡと違いはないが人の雰囲気は結構違っていた。
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そんな状況の中、五日目を迎えた日々人が食堂で一人食事しているのを
見ていた連中の一人は日々人のことが気になったらしく話題に出していた。
その中には日々人の隣の部屋に住んでいるマクシムの姿もあり
何か聞いてないの？と聞かれたマクシムだったが
彼は日々人に対して良い感情を持っていないようで
人の部屋に洗剤押し付けてきたことから”洗剤男”と蔑んでいた。
さらにＮＡＳＡにいられなくなって代わりにロシアに来たと思っており
ロシアをなめているとして気に入らない様子を見せていた。
そんなある日一人買い物していた日々人に
声をかけてきたのはＮＡＳＡで自分と同期だったラブだった。
ラブは今ＮＡＳＡコテージにいるようで
その場所はプロフィのすぐ隣にあるらしく
ラブの計らいで中を見せてもらうことに。
その環境はプロフィとはまるで違うもので
今自分が住んでいる場所とは天と地ほどの差があった。
ロシアにいながらここだけは別世界のアメリカンライフであり
ラブからもいつでも遊びに来いと誘われた日々人は
もう自分はＮＡＳＡを離れたからと遠慮するが
気にするな、仲間じゃねーかと言われ明日庭で行われるバーベキューに誘われるが・・・。
次の日、いつものようにトレーニングをこなし
シャワーを浴びた日々人は隣の敷地で楽しそうにバーベキューしているのを
自分の部屋から見ていた。
それは逃げるようにロシアへ来た自分への仕打ちみたいに
かつてのＮＡＳＡがすぐそこにあった。
しかし日々人は”隣の芝生は青い”ってのはここのことだなと呟き
窓を閉めながらイヴァンから言われた言葉を思い返していた。
そして自分も昼メシだと気分を変えて昨日買って来たカップ麺を食べようと
準備を始めるがよりによってそのカップ麺はＢＢＱ味のものだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
相変わらず特に改善することなく
一人で行動、生活している日々人ですが
正直よくバーベキューに参加しなかったなと感心しました。
もしあの催しに参加していたらおそらく真の意味でロシアの宇宙飛行士にはなれないでしょうし
それをあのマクシムらに見られてしまったとしたら
どう考えてもプラスになるとは思えませんしね。
というかマクシムに洗剤男と呼ばれてしまっていますが
あの引っ越しの挨拶はともかく
結果としてロシアをなめていると思われたことがあの態度ではないかと思います。
実際にはそんなことはまるでなく
宇宙に行く方法としてロシアを選んだだけなんですが
そんなことマキシムは知ったこっちゃないでしょうしね。
なんにしても日々人がロシアの人達と少しでも打ち解けるためには
日々人がロシアをなめているわけではない事をわかってもらうしかないので
何らかの切っ掛けがないとどうする事も出来ないかなと。
言い合いになっても殴り合いの喧嘩になったとしても
日々人という人間を知ってもらわない事にはどうする事も出来ないので
無理してでも中に入っていくしかないのかなと。
まあ、なんにしてもまだまだロシアに来て一週間も経っていないわけですから
まだまだこれからだと思いますのでめげずに頑張ってもらいたいものです。
これから一年半後にイヴァンと会った時に随分と晴れやかな表情でしたし
最終的には良くなるのは間違いないので
あの状況からどうやって変わっていくのか楽しみですね。
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