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キングダム 最新 第886話 ネタバレ&感想 戦場に降る雨

2026年9月3日発売の

週刊ヤングジャンプ 40号に掲載されている

キングダム 第886話

ネタバレ&感想になります。

 

第886話 囮の軍勢

内容ネタバレ

 

飛信隊救出のため軍を離れた蒙恬の無事を祈り

楽華本軍は決死の思いで捜索を続けていた。

 

そうした中、左方から駆け降りるように

騎馬が姿を見せたことで敵軍かと思い

すぐさま迎撃態勢に入るも

その隊を率いていたのは捜していた蒙恬だった。

 

本軍と合流を果たした蒙恬は

無事再会出来たことを喜びながら

愛閃・陸仙と共に本軍を率いていた側近から

現在の状況について報告を受ける。

 

どうやら刀公の大隊も西側を走っており

今 伝令を飛ばしたところとのことだった。

 

そして蒙恬と共に信と羌瘣がいることに気づき

両将軍を労いながら羌瘣に声をかける。

 

羌瘣軍の本軍も楽華うちほどではないが

しっかり残っているぞ。

 

我らの後方からついて来ているはずだ。

すぐに伝令を送ろうと。

 

それを聞いた羌瘣と礼が

安堵したのか表情を和らげる中

側近は蒙恬が率いていた兵が

少ないことに気づき その事について尋ねる。

 

ところで・・・蒙恬様達の後続は・・・

たしか追われていた蒙恬様達も

結構な人数だったはず。

 

彷徨っているのなら

捜索隊を出しますがと。

 

しかし蒙恬から返ってきたのは

いや 脱出した騎馬はこれだけだと言う

予想だにしないものだった。

 

その言葉に驚く側近たちに対し陸仙は

あとは歩兵の小隊がいくつか同じく抜けて

後を追ってここへ着くはずだと。

 

あまりの事に戸惑う兵達に蒙恬は告げる。

全員俺達 将や将校を逃がすために

囮となって敵前に残ったと。

 

そうせざるを得なかったのだと理解した

側近たちから労りの声をかけられた

蒙恬は俺は大丈夫だと返しながらも語る。

 

それより信のほうがつらい。

俺達を逃がすために

飛信隊軍師 河了貂が囮の方に残ったと。

 

それが飛信隊にとってどれだけ重い事か

理解した側近たちが顔を顰める中

心配した羌瘣から声をかけられた信は

大丈夫だ・・・と返しながら思う。

 

俺達はちゃんと包囲を抜けて

楽華本軍と合流したぞ・・・

今度はお前の番だぞテン――


一方その頃、囮の隊を率いる貂は

趙軍の厳しい追撃から必死に逃げていた。

 

今にも追いつかれそうになっている状況の中

貂はまだだギリギリまで交戦せずに

皆で走るんだと声を上げつつ

側近の一人 中重に指示する。

 

百騎を連れて右の森へ入れ。

戻る必要はないから必ず生きて戻れと。

 

中重がその指示に従い、隊を離れる中

側近の一人は貂に声をかける。

 

何を考えている。

さっき左に百騎離したばかりだぞと。

 

眼前まで迫る趙忽軍の副将 趙美明は

配下の者たちから敵騎馬百騎

右へ離れますとの報告を受ける。

 

その報告を聞いた側近の一人は顔を顰める。

先程は百を左へ・・・嫌な手を・・・

あれに蒙恬・李信が紛れているのなら

包囲に行かねばならぬ・・・と。

 

しかし趙備明はフンと鼻で笑い

まるで動じることなく口を開く。

 

この趙備明の目を欺けるものか。

あの右の百騎は三百で追えばよい。

 

小隊が離れてもあの本隊の意識は

一切揺らいでおらぬ。

蒙恬・李信はまだあの塊の中にいる!と。

 

趙軍の動きを窺っていた兵から

敵騎馬が二百から三百が

右の隊を追って離れたとの報告を受け

兵の一人は舌打ちする。

 

・・・くそ 対して動いていない。

やつらはこちらの撹乱に乗ってこないぞと。

 

しかし貂はそんな趙軍の動きに対し

いや・・・それでいいんだ・・・・・・・!と声を上げる。

 

それを聞いた兵は戸惑い

敵が別動隊を大々的に追わねば

本隊が瘦せ細っただけだぞ・・・と口にするが

貂は言葉の真意を明かす。

 

ここは瘦せていくけど分離した隊が

包囲されないのなら生き残って

飛信隊・楽華と合流出来るかも知れない。

 

敵の動きからして恐らく信達は

気づかれずに奴らの包囲をすり抜けた。

 

だったら次は・・・囮となった

この軍勢をどれだけ多く死なせずに

信の元に合流させることが出来るかだ!と。

 

その言葉を聞いた側近の一人は口を開く。

でもそうしたら・・・本隊は・・・

痩せ細ったここは結果大軍に追われて

逃げるのはもう・・・

 

他の者たちも同じように思ったのか

じっと貂の言葉を待つ中

貂はそんな兵達の思いを肯定する。

仕方ない ここが本当の囮・・・・なんだと。

 

そう話した貂は歯を食いしばりながら

ごめん付き合わせて・・・と謝るが

兵達はなぜ謝るのですかと声を上げる。

 

ならば我々は飛信隊を救った

最大の功績を担えるではありませんか。

 

最後までお守りしますよ河了貂。

我らは栄えある飛信隊 娘軍師の親衛隊ですからと。

 

そんな親衛隊の決意を前に貂が

なんて答えればいいか分からずにいると

兵達は笑みを浮かべながら言葉を続ける。

 

しかし我々は飛信隊の軍師を

死なせるつもりはありませんよ。

 

皆の命に代えてもあなただけは

隊長の元へ返します。

河了貂も別動隊に入って逃げろと。

 

そんな兵達にありがとうと伝えた貂は

歯を食いしばりながら皆に声をかける。

 

でもそれはもう少し後で。

敵がこの塊に蒙恬・信がいると思わせるためには

まだオレはここにいる必要がある。

 

敵を騙せてるうちに

もう百ずつ左右の森に逃がすよと。


一方その頃、信と羌瘣の元に

羌瘣軍の本軍とそれについて来た

医師団・負傷兵組も到着し合流を果たしていた。

 

その中には弓矢兄弟の姿もあり

仁は信に尋ねる。

河了貂さんが囮になったって本当ですか・・・と。

 

・・・ああ本当だ・・・と返した信は

仁の肩に手を乗せ言葉を続ける。

 

そして後で会うって約束もした。

だからあいつを信じて待つだけだ仁と。

 

そんな信達の様子を見ていた蒙恬は

雷の唸り声がしているのに気づき

空を見上げながら呟く。

・・・降ってきそうだなと。

 

一方その頃、カイネは趙忽軍から遅れる形で

飛信隊を追撃すべく軍を率い馬を走らせていた。

 

その道中には趙忽軍がやったと思われる

秦兵の遺体が続いており

あまりの凄惨振りに皆顔を顰めていた。

 

側近達はその様子を見ながら

口々にカイネに声をかける。

 

どうするカイネ。この様子じゃ

趙忽軍はがっつり奴らを捕えてるぞ。

今から行っても俺らが入り込む隙間はねぇぞ。

 

無理に割って入ると揉めるぞ。

王都軍は郭開配下が多いって話だと。

 

しかしカイネはそれでも馬を走らせる。

・・・まだ先はどうなってるか分からない。

とにかく飛ばすぞと。

 

そんな事を話していたところ

空から雨が降り始め

カイネは舌打ちしながら思う。

 

・・・くそ 私は何をやっている。

河了貂は敵の軍師なのに・・・

何でこんなに気にしてるんだと。

 

貂と似たカイネをお姉ちゃんと呼ぶ少女の姿が

脳裏に浮かびあがったことでハッとした

表情を見せるカイネの元へ先に向かわせていた

偵察兵から前方趙忽軍が駐屯してますとの報告が入る。

 

それは戦いが終わったことを示しており

偵察兵はさらに報告を続ける。

 

趙忽軍の最後尾の者に聞いたところ

追っていた敵は・・・殲滅したと。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

かなり不穏な感じで終わった今回ですが

本当に貂が亡くなったかどうかは

今の段階では何とも言えないかなと。

 

とりあえず確定しているのは

趙忽軍が追っていた囮の部隊は殲滅されたこと。

 

最後のページにあった描写を見るに

貂も亡くなったかのように描かれているものの

顔が明らかになっていないことから

まだわからないかなと。

 

貂が犠牲になる可能性がないわけではなく

状況的には絶望的ではあるものの

もし仮に貂が討たれたのだとすれば

飛信隊にとって損害が大きすぎるので

考えたくないというのが正直なところです。

 

とりあえず蒙恬や信・羌瘣が生き残れたことで

目的については達成していますので

どうにか生き残ってほしいなと。

 

なんにしても余程のことがなければ

飛信隊を含め羌瘣軍・楽華も

戦えるだけの戦力は戻ったと思いますので

リベンジできるかどうかも含めて

これからどうなるのか楽しみです。

 

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