テラフォーマーズ #35(208話)のネタバレ&感想になります。
#35 THE CURSED SWORD サムライソード
内容ネタバレ
サムライソードの一太刀は
近くで見ている人達が何故当たるんだ?と思わず呟いてしまうほど
理解が出来ないものだった。
”7位”専用武器対人・対テラフォーマー滑車式大太刀「ジャスティス・ビーバー」
新種合金「金剛丹」製 刃渡り2メートル45センチ 重量 77キログラム
大太刀自体は鎌倉時代からあるがその重さから使いこなせたものは少なく
体格が良かった者、そして太刀術を修めた者だけである。
そんな相手を前にテラフォーマー達はサムライソードを無視して
近くにいる一般人に狙うものの
サムライソードの特性である紬蟻の糸によって防がれてしまっていた。
その糸は蜘蛛やミノムシ程の強さはなく
テラフォーマーが数秒力を込めれば千切られてしまうものだったが
それでもサムライソードには衛るには充分であるらしく
糸で絡めとったテラフォーマー達を瞬く間に斬り捨てていた。
スポンサーリンク
そして残り2匹となったテラフォーマーに向け
大太刀を振り落としたサムライソードだったが
その一撃は1匹は斬り捨てたもののもう1匹によって防がれてしまっていた。
通常のテラフォーマーとは違う特殊な皮膚を持ったその個体は
持っていた特殊な刀のようなもので糸を切り裂いたかと思いきや
どこかで習ったのか示現流を思わせるかのような構えを見せていた。
それに対しサムライソードは私は武道家ではなく
あんたが”隙の無い”構えをしようと関係ないと言い放ち
殺すといったら死んでも殺す、そのために本名も祖国も捨てたと告げ
目の前の敵を相手に構えるのだった。
世界各国から次々と援軍が参戦してきたことで
テラフォーマーの動きを示す黒い影がほとんど動いていないことに気づいた
日本国民が歓喜していた。
しかしそれは今の現状を正しく反映していないものであるのか
七星達が見ているものには紀伊半島に次々と黒い影が集まってきていた。
その頃紀伊半島を守護する風邪村は六本腕のテラフォーマーによって
地面に縫い付けられ動けなくされているらしく
守りの要である彼が崩れたことで紀伊半島を中心に押され始めていた。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前にテラフォーマーが武器を使っているのを見たことから
いずれこういう事もあるかと思ってはいましたが
まさかテラフォーマーが剣術を修めるとは・・・。
ただでさえ地球人よりも優れた身体を持っているのにも拘らず
さらに人間の武器をまともに使おうとするとは
かなりの脅威なのは間違いないでしょうね。
もちろん重火器や最新技術による武器も十分に脅威ではあるんですが
ここに来ての剣術の使用はかなり衝撃的でしたね。
あの構えから言って薩摩の示現流蜻蛉の構えっぽいですが
実際問題としてどこまで修めているのか気になるところです。
それと今回何の見せ場も無いまま地に倒れる姿を晒すことになった
風邪村ですがとりあえずあの六本腕の個体はなに!?
懐かしのア○ュラマンを思わせるか如く六本腕のあの個体ですが
あれのベースになっているのって糸っぽいのを使っていることから
蜘蛛関係なんでしょうか?
私としては懐かしい六本腕を見れたのでちょっと嬉しくなりますが
あの個体は見るからに強そうですし
誰があの個体と戦うのかは分かりませんが
その戦闘シーンは正直ちょっと見てみたいですね。
それにしてもマジでいいところが見れないままに
倒れている風邪村ですがまさかあのままやられるなんてことはないですよね?
このままだと名前だけで特性もなにもかもわからないまま
雑魚扱いされることにもなりかねないですし
早いとこ立ち上がってその戦闘シーンを見せてもらいたいものです。
そうでないとマジで少子抜けもいいところですしね。
これから風邪村の逆襲が始まるかどうかは別にして
現状紀伊半島がマズいのは間違いないので
次回はここをメインに描かれることになるのかも。
私としては今のところいい所がない風邪村が
どうにかこうにか撃退するみたいな展開を期待しますが
このまま消えてもそれはそれで面白いのではないかと考える自分がいます(苦笑)
なんにしても今号が合併号だったということもあり
続きは1/12発売の7号とのことですのでお間違えの無いように。
#34(第207話)へ