テラフォーマーズ #46(219話)のネタバレ&感想になります。
#46 CLAINS 黒き鶴 白き鶴
内容ネタバレ
<祈る者>がブラディーミルを貫いた次の瞬間
イワンはすぐさま押さえられていた蔓を引き千切り
<祈る者>は後ろ向きについていた頭部を前に直していた。
しかしブラディーミルを貫いていた毒針は
その肉体によって抜けなくさせられており
その隙をついたイワンから攻撃を仕掛けられた瞬間
<祈る者>は毒針を切り離しすぐさま逃走していた。
自身が飛べないという理由もあり
イワンは<祈る者>を追うことが出来ず
倒れ伏すブラディーミルに駆け寄りながらも
あの強さはなんなのか疑問に思っていた。
手術前の戦闘訓練で一郎やアジモフ達5人のみが
テラフォーマーに対抗できるとされる中
なぜあそこまで戦うことが出来たのかと。
そのことを問いかけたイワンに対しブラディーミルは
そんなことが大統領に最後に質問したいことなのかと返しながらも
これまで生きてきた人生を振り返り”ただの人間”だと答えていた。
しかしイワンの質問したかったことは違うようで
それは何故そんな優秀な人間が”敵国の兵(オレ)”を
かばったのかと言う事だった。
それに対しブラディーミルは
あの戦争は必要だから起こしたとして
今は若き戦士(おまえ)の方が必要だと、只それだけだと言い残し・・・。
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一方、米軍司令官は逃走した<祈る者>が彼らのもとへ
戻って来たことを掴んでいたものの
あの巨大建築物による最新レーダー対策もあり
中の詳しい状況がつかめずにいた。
しばらくにらみ合いになるという指示が政府より届いていたこともあって
七星達民間企業もまた動けずにいた。
しかしそうした中、彼らも黙って何もしていなかったわけではないようで
集まっていたものの中にサムライソードの姿はなかった。
彼女が成果を持ち帰るのが上策だと告げる七星は
彼女はここにいる誰とも違う
彼女だけがずっと一人で戦ってきたと語る。
彼女の敵はテラフォーマーでも<祈る者>でもなく
この戦争の最後の鍵にして大統領や国家主席以上に
テラフォーマーの動向をしる影の支配者だと。
そんな彼らの総本山であるニュートン一族のもとへ
彼女は向かうのだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
やっぱりというかブラディーミルは亡くなってしまったみたいですが
手術せずにテラフォーマーしかも胴体だけだったとはいえ
<祈る者>と戦えるのはただ凄いとしかいえないです。
それも一国の大統領がそうだったわけですから
イワンじゃなくても一体何者なのかと。
ブラディーミル本人はただの人間だと言っていましたが
いったいこれまでどのような人生を歩んできたのか
詳しいところが知りたいものです。
それはそれとしてイワンについてですが
てっきり<祈る者>と戦いになるとばかり思っていたので
ちょっと少子抜けしました。
まあ、ブラディーミルが毒針を押さえ込んでなければ
戦いになったかもしれませんが
戦ったとしてもちょっと分が悪いと思っていましたので
ある意味助けられたのかも。
ともあれ全体としての戦いについては米軍司令官が言う通り
今にらみ合いとなるみたいですが
なにやら裏では色々動いているみたいですね。
とりあえず話の流れからサムライソードがニュートン一族の総本山に
向かったみたいですがもしかしたら彼女もまたニュートン一族なのかも。
そんな彼女が敵意を燃やす相手がニュートン一族みたいですので
おそらく何か過去にあったんだろうなとは思いますが
それも次回辺りに明らかになるかもしれませんね。
正直彼女がニュートン一族の一人だとしたら
血が薄いと言うか実力的にもちょっと・・・って感じではありますが
どちらにせよ次回は彼女がメインとなる回になるかと。
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