東京喰種トーキョーグール:re 128話のネタバレ&感想になります。
第128話 膳
内容ネタバレ
どこか不安そうな表情を浮かべる喰種たちの前に姿を見せたカネキは
仲間に指示し上から大量のクインケをばらばらと落とし
僕たち黒山羊は地上での攻撃により千にも及ぶ白鳩を無力化したと宣言する。
そして今だけだと地下なら安全だとしてどうか耐えてくれるようにと伝えると共に
僕は負けない、君たちがふたたび地上へ戻るまでと告げると
集まった喰種達から王を称える声が上がるが
助けられた少年・甲は声を上げることなくただじっとカネキを見ていた・・・。
スポンサーリンク
その後、皆の前から辞しシャワーを浴びるカネキは部屋の前で待つ月山から
このままでは皆飢えてしまうことを告げられていた。
カネキは地上はCCGに制圧され満足な食事も確保できず
地下を埋める作戦を実行しようとしていることから
CCGを早く止めないといけないと考えていたが
月山は止めるのではなくその命を、そして奪ったクインケではなく
首を見せるべきだとして敵に情けをかけるのは止めるようにと諫言する。
しかしカネキは”喰種”が恐ろしいものだと思われたら
たとえCCGに勝利してもまた争いが生まれてしまうと
黒山羊は人を手にかけてはならないと語る。
それはいずれ自分がいなくなっても
喰種が地上で生きてゆけるようにしたいという願いだったが
月山によるとその不殺主義のおかげでカネキの身体にも無理が出てきているようで・・・。
一方、トーカは子供たちと一緒に過ごしていたが
そこへニシキが姿を見せ、彼から”上”の現状について色々話を聞くことに。
ニシキによると本腰をいれて潰しにかかっているのは間違いないようで
さらにそれに加えて土地の開発が始まり
以前からの”名所”もつかえなくなり肉を得ることも難しくなったとのことだった。
トーカからアヤトがまだ”下”から帰ってきていないと聞いたニシキは
カネキが調べたという24区の最深部と隻眼の喰種について語り始める。
それはまだ戦後人間がまだ弱っていた頃の話であり
隻眼の喰種は地上の喰種を率いてCCGを壊滅に追いやった喰種の英雄と呼ばれたが
CCGはそれに対し凄腕の新部隊を作り、地上にいた喰種たちを一掃。
追いやられた隻眼の喰種は地下へ潜って新しい国を作った、それが24区であり
連中は今も人間たちへの復讐の機会を窺っていると言うものだった。
トーカはカネキが何故24区を調べさせてどうするのか気になっていたが
ニシキは同じ隻眼同士自分の未来と重ねているんじゃないかと考えており
これだけデカい地下迷路をつくったヤツだから
ソイツ次第でこの状況もひっくり返せるかもなと返しながら
トーカから頼まれたという”小袋”を渡しその場を後にするのだった。
スポンサーリンク
局内にて什造と半兵衛が黒山羊さえ殲滅できれば
対策局と喰種の100余年にも及ぶ戦いも終わるかもしれないと話していた頃
旧多はイトリたちから黒山羊が24区にいることを知らされていた。
イトリたちも滅びを迎えつつある喰種を気にしているらしく
これほどまでに喰種が追い詰められたことがあったのかと思いながら
ここまで追い詰めた旧多に声をかけるが
旧多は和修がずっと手を抜いていただけだとして
自分がその不毛な小競り合いのゲームに終止符を打つと語る。
そしてチェックメイトに必要なのは
”最終敵”であり”無慈悲”なラスボスであると。
ウタからそれは喰種(カネキ)たちにとってかそれともCCGにとってなのかと聞かれるが
旧多は”其れ”は僕の味方だとして
エトも有馬もワンパンでやれるくらいの最強の敵を用意すると語り
わが和修のルーツにちなんで”竜”とでも呼びましょうかと不敵な笑みを浮かべるのだった。
一方、下へと探索を続けるアヤト達は
残りの食糧の量からそろそろ引き返せないところまできていた。
それでも空気の流れからもう少しだというアヤトに従い先へと向かった
彼らが目にしたのは地下深くに築きあげられた未だ見ぬ”街”の姿だった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
旧多がなにやら画策し始めた一方で
カネキサイドもなにやら新たな動きがあるみたいですね。
正直それがカネキ達にとって良いことがどうかはわかりませんが
少なくとも現状に一石を投じるのは間違いなそうです。
それにしても24区の地下深くの街についてですが
これっておそらく隻眼の喰種が作ったものだと思われますが
一体どうやって作ったのか気になるところですね。
それだけ隻眼の喰種の力がハンパないものなのかもしれませんが
どうやったらあれだけの街を作れるのか想像もできないです・・・。
そんな力を持つと思われる彼らがカネキたちに協力してくれれば言う事ないんですが
そう上手くはいかないでしょうしどういう流れになるのか楽しみです。
それと旧多が画策している最強の敵についてですが
あのコマに瓜江と六月、才子が出てきたということは
彼らがそれに関わるということなんですかね?
わざわざあそこで彼らが出て来る以上全く関わりないとは思えませんが
正直何をどう関わってくるのか・・・。
それはそれとして前回助けられた甲少年についてですが
とりあえず彼は敵っぽい気がしますね。
明らかにカネキを見る目が敵っぽいという訳ではありませんが
どう見ても何かしら思うことがあるのは間違いないかと。
今のところはあくまでもそう見えたというだけですので敵とは断定しませんけどね。
とにもかくにも黒山羊とCCGとの戦いはそろそろ最終局面を迎えそうですので
これからどう展開していくのか楽しみです!
第127話へ