キングダム 530話のネタバレ&感想になります。
第530話 必殺の別動隊
内容ネタバレ
敵が麻鉱軍と裏の楽華隊に意識を集中させる中
紀彗を討ち取るため突撃を開始する飛信隊。
対する紀彗のもとにも飛信隊参戦の報が届き
皆が動揺を隠せない状態になりつつも
紀彗は最終防衛まで退くことを決意する。
それは万一の時の逃げ場が無くなることを指していたが
正面も針の一刺しで崩壊しつつある現状にあって
前にいる馬呈を戻すわけにはいかないためであった。
しかし飛信隊は退がり立て直す前にここまで来るだろうと危惧されており
紀彗はそのための方策を考えていたが
そこへ亡き劉冬の親衛隊が姿を見せ・・・。
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突撃した飛信隊が劉の旗を掲げる部隊と相対していた頃
蒙恬や麻鉱の下へも飛信隊参戦の知らせが届いていた。
それに伴い蒙恬は飛信隊の出現を利用して全軍で押し込むことを決め
麻鉱もまたここの主役はあくまで自分だと残りの精鋭部隊の突撃を指示するが
その様子を見ていた紀彗は一人なにか別のことに気づいていた。
そうした中、ついに飛信隊がこちらへと迫ってくるのと同時に
蒙恬率いる楽華隊もまた敵の一部を突破し紀彗のもとへ向かって来ていた。
部下たちは迫る敵部隊を前に動揺し取るべき行動を言い合っていたが
紀彗は本陣は捨てずここで飛信隊を止めることに全力を注ぐと指示。
誰もがその選択に無茶だと声を上げるが
紀彗は”今のこの形”を崩すわけにはいかないと語り
窮地にあるのは我々だけではないと告げる。
目を光らせているのは王翦だけではない、
”必殺”の別動隊を用いるのは王翦だけではないと話し
眼下に目を向けるとそこには麻鉱のもとへ姿を現した李牧の姿が。
思いもよらなかった李牧の出現にその名を呼ぼうとする麻鉱だったが
李牧はそれすらも許さず自らの剣で麻鉱の首を・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
紀彗が言っていたようにただ黙って李牧が
王翦にやられるとは思っていませんでしたが
やっぱりそれなりの策をめぐらせていたみたいですね。
流石に李牧本人が動くとは思っていませんでしたが
これは言ってみればこの仕事を出来るのが
自分しかいないと判断した結果動いたんでしょうから
決して称賛できる手ではない気がします。
まあ、それも合わせての行動だったなら
驚嘆するほかないですがそうでないならば
思っていた以上に将の質は劣っているのかも。
それにしてもまだ決まりではありませんが麻鉱が討ち取られた以上
紀彗をどうにかして討ち取らないといけなくなりましたね。
もしここで討ち損じてしまうと明らかに劣勢に立たされるというか
下手したらこの戦場の趨勢が決まってしまうわけですから
飛信隊と楽華隊の奮戦に懸かっていると言えますし。
ともあれ麻鉱が討ち取られたことで一気に事態が動くのは間違いないですので
次回どうなるのか楽しみです。
私的にはあの状況から麻鉱がどうにかして生き残る展開も
ありっちゃありかなと思いますけどね。
まあ、十中八九討ち取られるでしょうけど(苦笑)
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