銀の匙 125話のネタバレ&感想になります。
第125話 四季の巻28
内容ネタバレ
卒業試験の朝、窓からどっかりと降り積もった雪を見た八軒は
休校の連絡が来ていないことを確認し
本当にやるのかと思いながら学校へと向かう。
道路が見えないほどに積もった雪の中を歩き
バス停まで辿り着いたもののバスは遅れ
更に社内は激込みと散々な思いをしてどうにか学校へ。
自前の除雪機が揃っているからか敷地内だけきれいに除雪される道を歩き
一時間目があと10分という所でようやく教室へ到着した八軒だったが
どうやら試験は時間通りに行われているらしく・・・!?
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急ぎ八軒はテストへと臨んだものの残り少ない時間に加え
エゾノーに遅刻措置とか再テストがあるはずもなく
その結果高校生活で初めてトップ陥落してしまうのだった。
あくる日、センター試験も終わったということで
アキと一緒に神社にお参りしたりすることに。
二人は会えなかった間の出来事など色々話し
八軒は大川が豚の世話で忙しい今日がチャンスと思い
アキを家へと誘おうとするが
その瞬間担任である桜木が姿を見せたことでうやむやになってしまう。
どうやら桜木は元受け持っていた生徒の家に行くため
手土産を買いに来たらしくふと以前アキに
大学合格したらうまいもの食わせてやると言っていたことを思いだし
八軒も一緒にどうだと今日の晩メシに誘われることに。
じゃあついでに社会学習でもするかと
待ち合わせた場所は屋台村の入り口だった。
アキと二人連れだって屋台村へやって来た八軒だが
どうやら初めてここに足を踏み入れたようで
呑み屋ばかりのイメージに桜木先生の飲みに付き合わされるのかと
戦々恐々としていた。
それでもアキにメシ終わってから何か予定あるかと
家へと誘ったもののその直後またしても桜木の登場に
再びうやむやになってしまい・・・。
桜木は八軒とアキが通う予定の大蝦夷畜産大学の教科書等を
畜大卒のエゾノーOBにもらってきたらしく
これが一年目だと見せてもらった教科書だが
その内容はエゾノーでやっていたものとほぼ変わらないものだった。
これなら楽勝だと嬉しそうにする八軒達だが
桜木から油断した農高推薦枠のやつ等が二年目から落ちこぼれるの
よくあるからと言われてしまい
アキはご飯食べてから帰って勉強するとして
八軒からの誘いを断るのだった。
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そして桜木に連れられやって来た屋台だが
生ハムの原木に加えラクレットオーブン、
さらに聞いたことない銘柄の豚など様々なものが揃っていた。
好きなものを頼んでいいと言う桜木の言葉に従い
二人はそれぞれ気になった料理を食べて舌鼓を打っていたが
そこへチーズ工房の人や食肉卸の社長など続々来店したことで
色々興味深い話を聞かされることに。
当然頼んだ料理にも満足しつつ
屋台の店主からも地元の若者を応援しているとエールを贈られ
来てよかったと思いながらその店を後にするのだった。
桜木と別れアキと二人先程の屋台での事を色々話しつつ
アキが免許の為通っている自動車学校の話へ。
冬道教習が大変だと話すアキに八軒が運転気をつけてなと
声をかけつつ横断歩道を歩いていた次の瞬間
八軒は背後からきた車にぶつかってしまい!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
あれほど雪が降り積もっているにも関わらず
至って何事もないように卒業試験をするとは
相変わらずエゾノーはハンパないですね!
まあ、北海道は日本の中でもトップクラスの降雪量ですので
そういうこともめずらしくないのかもしれませんが
流石にあれはちょっと・・・という感じです。
ともあれその結果初のトップ陥落という八軒には残念ですが
まあ、それもエゾノーらしいかなと(苦笑)
そして八軒とアキが良い感じのところに
二度に渡って邪魔してくれた桜木先生ですが
改めてああいう先生に当たって良かったと思います。
前に八軒が倒れた時もそうですが
なんだかんだ言って生徒達を気にして動いてくれるというだけでも
十分に素晴らしいですしね。
それに今回は教師として問題はあるかもしれませんが
八軒達の将来にも役立つ店を紹介してくれたりと
本当にあの先生でよかったとしみじみ思います。
とまあ、そんなこんなでアキとの時間を邪魔はされたものの
最後の最後に車にぶつけられるとは正直爆笑しました。
流石にこのタイミングで車に追突されるとは思ってもいませんでしたが
当たった瞬間の様子を見る限り
命にかかわるような大事故というわけではなさそうですので一安心ではあります。
まあ、これから受験を控えているところに
えらいトラブルが舞い込んできましたが
なんていうか八軒らしいなと(笑)
とりあえず予告を見る限り次号にも連載とのことですので
事故を起こした八軒がどうなったのかも含めて
これからどういう展開を見せるのか楽しみです。
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