君は008 第20話のネタバレ&感想になります。
第20話 分析官(インテリジェンス)
内容ネタバレ
さっそく実践科学の授業へ入ったオキタだが
彼の教える最新の科学とは
誰もが驚愕するほどの技術だった。
彼は例として囮としても使える
立体虚像投影機D・V・P(ディメンションバーチャルプロジェクター)や
光をみたものを約一分間硬直させられる硬直光線F・F(フリージングフラッシュ)など
まだ世間では知られていない技術を披露するが
その中でも組織で開発された画期的な素材こそが
ナノゼイロンとのことだった。
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その上でオキタはタイブレードの隠された機能について語り
それはコアシステムにアクセスすることで
形状をカスタマイズできると言うものだった。
エイトや英雄はその事に気づいていなかったものの
他の生徒の中には気がついていたものもいたようで
彼らのタイブレードはエイトらとはまるで違っていた。
オキタは今年は自力で気付いた者が多いねと笑っていたものの
そうなれば己の力を過信するものも増えるとして
その先にあるものを危惧していた。
エイトはこれだけの最先端の武器を使いこなすことが出来れば
諜報員はもとより分析官でも戦えるってことですよねと口に出すが
オキタ先生は”分析官でも”という言葉に思うところがあったらしく
やっぱ口で言ってもわかんないかなと呟いた次の瞬間
生徒達全員が糸によって動けなくされていた。
自身がしていたマフラーを瞬く間に糸状に変化させたオキタ先生は
このクラス全員位なら2秒もいらず始末できると話した上で
己の力を最大に活かすため分析官を選んだものもいること、
そしてその中には諜報員を超える手練れもいるのだと告げる。
その上で我々はチームであり諜報員が戦局に風を起こす扇なら
僕ら分析官はいざという時に帰る場所を守る要、
それこそが真の分析官であると語る。
その言葉を聞き思わずエイトたちはその凄さに感嘆するが
オキタ先生はエイトに対し君のずけずけと物をいうところ、
本当にお父さんにそっくりだねぇと気になる言葉を残し
授業を再開するのだった。
夜になりいつものように特訓のため訓練室へと訪れたエイトは
分析官になるにもやっぱり強さか・・・と今日の授業を思い返しながら
特訓を開始しようとするがその瞬間何かただならぬ感じを覚えていた。
きょろきょろしつつ今の感じは何だと周りを見渡した瞬間
食堂でのオキタ先生と同じ感覚を覚えその場にしゃがみ込むと同時に
特訓のために用意した的が破壊されていた。
一体何が起きたのかと困惑するエイトだが
そこへ姿を見せたのはオキタだった。
オキタは自身のマフラーを刀へ変えつつ
自身の攻撃を躱したエイトに対し
その感覚の鋭さ、父親譲りというわけかと呟き・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
随分とエイトの父親との関係を仄めかしているオキタ先生ですが
これって雰囲気は不穏ですが好意的な感じがしますね。
エイトの父に対し恨みや因縁があるように見せていますが
わざわざこのタイミングでエイトを襲撃する理由も必要もない以上
なんだかんだでエイトの助けになってくれるんじゃないかなと。
まあ、もしかしての可能性として本気でエイトの事を害そうとする可能性も
全くないわけではありませんが今のエイトじゃ
オキタ先生には何をしても太刀打ちできないでしょうしね。
そんなわけで私的にはオキタ先生に特訓を手伝ってもらって
更なるレベルアップを果たしてほしいなと。
それにしてもオキタ先生が凄い分析官なのはわかりましたが
私的には他の生徒の実力が気になるところです。
流石にオキタ先生に太刀打ちできるレベルの生徒はいないみたいですが
それでもオキタ先生の攻撃に対処しようとした生徒もいましたし
名乗らん君と同レベルかそれ以上の生徒もいるのかなと。
ともあれエイトは他の目立ってない生徒達にも
おそらく太刀打ちできないだろうレベルでしょうし
本格的に敵対するとしてもずっと後になると思いますけどね。
なんにしても自主練に励むエイトに前に姿を見せたオキタ先生の意図は
次回にでも明らかになると思いますので
エイトの父親の事も含めてどんなことが語られることになるのか楽しみです。
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