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キングダム 最新 576話 ネタバレ&感想 不可解な命令

2018年10月18日発売の週刊ヤングジャンプ 2018年46号に連載されている

キングダム 576話のネタバレ&感想になります。

 
第576話 王翦の下知

内容ネタバレ

 
将軍である亜光を欠いた状態で始まった朱海平原十日目。

その戦いも日が暮れ趙軍が引き上げたことで終わりを迎えていた。

 
十日目の戦いは大将亜光不在の秦軍がむしろ善戦してみせ

玉鳳、飛信隊はもちろん奮戦したが

それ以上に将が不在となった亜光軍そのものが大いに気を吐いた。

 
亜光という絶対的な士気の支柱を失い瓦解する不安もあった亜光軍だが

揺らぐことなく力強く戦い抜いたことで王翦軍第一軍としての

誇りと底力を垣間見せていた。

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そして本営にて将達が集まり軍議を開く事になったが

大将が不在となった今、仕切る者がおらず

話は纏まる兆しすら見えずにいた。

 
そうした中、亜光が不在の状況に亜光軍の将校たちが望んだのは

魏火龍戦でも活躍し何より王翦の嫡男である王賁に

右翼全体の将になって欲しいというものだった。

 
すでにその旨を王翦に送っているらしく

王賁もまた総大将の命令に従うまでだとして

その返事を待つことに。

 
ほどなくして王翦からの直令が右翼の下へ届くが

その内容はこのまま士気を下げず一層奮起すべしという

将交代の話は全くされてはいなかった。

 
その伝令に対し玉鳳・亜光の将校たちが納得できない様子を見せる中

王賁は”現状のままで戦え”というのが総大将の命令だと宥めると

我々は従うまでだとして各自本陣に戻り明日の戦略を考えろと

言い残しその場を去るのだった。

 
その帰り道、貂と共に自陣へと戻る信だが

貂は王翦からの命令に納得いかないようで

何考えてんだと憤っていた。

 
そんな貂から離れ小用に向かう信もまた

王翦と王賁の関係が何かおかしいと感じていた。

 
蒙恬と蒙武の親子が相性悪いのとは違う

王翦と王賁の関係によく分からないと思いつつも

そんなんで今おかしな感じになっているならばと

直接言いに行こうかなどと考えていたが

離れた場所に玉鳳隊の副官である番陽と関常がいるのに気づく。

 
関常も此度の采配は理屈に合わないと思っているようで

これはただの父子の確執ではないと語る。

 
下向きながらも言うなと話す番陽だが

関常はここまで来ると一部でだけ噂されている事が無視出来なくなると告げる。

 
それは王翦が今でも王賁が自分の本当の子ではないと疑っているというものであり

それを耳にした信は思わず呆気にとられ・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
なにやら不穏な感じの右翼ですが

思っていた以上に王翦と王賁の関係は

複雑みたいですね。

 
王賁が自分の息子かどうか疑っているというのは

誰も信用していないように見える王翦ですから

有り得なくもないとは思いますが

それでも自分の血を引く息子までも疑うとは・・・。

 
まあ、あくまでも噂の範疇ですので

実際のところは違うのかもしれませんが

王翦の態度からそう見えてしまっているのは間違いないでしょうね。

 
ただこれまで王翦を見てきて

親子の情やら何やらはわかりませんがこと戦に関して

そういったものを考えるとは到底思えないんですよね。

 
なのであの不可解な命令も王翦の考えがあってのことであり

王賁を右翼の将にしないのも

何かしら理由、若しくは策があるのではないかと。

 
関常も今回の命令に関しては納得できないために

ああいうことを口にしたのだとは思いますが

その理由については次回にでも語られるのではないかと思います。

 
ただでさえ亜光の不在の今、

他に問題が起きるというのは流石にマズいとは思いますが

それでも王翦が意味なくこうしているとは思えないので

どんな意図があるのか気になるところです。

 
なんにしても亜光が不在というのは

敵軍にもおそらくバレていると思われますので

味方はさることながら敵がどういう動きを見せるかも気になるところですね。

 
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