2019年4月17日発売の週刊少年サンデー 2019年20号に連載されている
君は008 第57話のネタバレ&感想になります。
第57話 降りかかる因縁
内容ネタバレ
給仕時戦闘法の授業を受けていたエイト達だが
学校に突然ヘリが襲来する。
ヘリに乗っていたのはウサギ先生だったらしく
何事かと外を窺う生徒達に
ウサギ先生は島テストの追加合格者2名出たと知らせるのだった。
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ざわざわと注目する生徒達をよそに
ウサギ先生が紹介したのは次の生徒たちだった。
どちらもあの島でエイトと関わった生徒であり
1人目はどれだけこの島で生活できるかを試験していると考えていた
サバイバル技術に秀でた乱歩まさる。
そしてもう1人は試験はバトルロイヤルだと考え
エイトを含めた生徒達へと襲い掛かり結果としてあやめに失神させられた
一刀流の使い手・聖伊三だった。
エイトはなんだかんだありながらも無事だったことを喜んだものの
聖は俺が地獄を見たのはお前のせいだとエイトに恨みを持っているようで
殺してやるとばかりにエイトを睨みつけていた。
そうした中、アイスマンから授業中だと言われたことで
再び授業へと戻るエイト達。
しかし野原は乱暴な上にネクタイを集めることもできなかった聖が
なんで合格したのか納得できないようで
そのことをアイスマンに尋ねたところ
返ってきたのはここはあくまで学校だとの言葉だった。
その上で本来一人でも
多くの生徒を一人前の諜報員にすることに意義があり
もし、どこかに間違いを抱えた生徒がいるなら
可能な限り見捨てずその部分を正すことこそ本来の目的であると。
その日の夜、そんなアイスマンの言葉が嬉しかったのか
そのことを日記に書いていたエイト。
そんな彼をよそにエイトへ恨みを持つ聖は
他の生徒達の前でエイトの危険性に対し演説を行っていた。
その内容とはあいつの父は有能な諜報員だったらしいが
その凄まじい成果の裏に一つ間違えれば
機関に甚大な被害をもたらしかねない危うさを秘めており
エイトもその危うさを引き継いでいるというものだった。
その危険性を訴えてエイトを排除しようと企む聖だが
そこへいつの間にか姿を見せていた名乗らん君から
少し短絡的じゃないかとの意見が。
名乗らん君は入学間もない時に吊り天井のトラップの際に
彼の機転で何人もの仲間が助かったこと、
次の日の偽双子テストの際に彼の行動がなければ
新井冬青は生皮を剥がされていただろうと語る。
その上で教師たちからも言われているように我らは兵士ではなく
個々人が完結した一つの軍隊であるべきだとして
失敗を他人のせいにするのは少し
青くさいのではないかと。
その言葉に他の生徒達も同意したようで
聖の話に乗るものはおらず笑われる始末に。
結果として恥をかかされることになった聖だが
その恨みは名乗らん君ではなくエイトへと向けられ
自室にいたエイトはそれを感じたのか
寒気を感じ身体を震わせるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
いきなりのウサギ先生登場で何事かと思いましたが
まさか今頃になって島テストの追加合格者が出るとは・・・。
タイトルの”降りかかる因縁”から
なんとなく静閑が昔何かやらかしたことで
その息子であるエイトに恨みでも向けられたのかと思っていましたが
ここで一刀流の聖が再登場するとは流石に予想外でした。
ぶっちゃけその恨みが自分を倒したあやめに向かうのであれば
それほどおかしくはないと思いますが
なんでまたエイトなのかと疑問に思う部分もありますが
あの態度を見る限りその恨みはかなり深いみたいですね。
正直なんであんな問題児を合格させたのかとも思いますが
これから先厄介な事態に巻き込まれることになるんだろうなと。
ただ気になるというか改めて知りたいのは
今のエイトがどれだけ聖と戦えるかについて。
以前とは違いかなり強くなったエイトですが
聖ともう一回戦うことがあればそれも明らかになりますしね。
流石にまだ勝てないとは思いますが
それでも前よりは善戦出来るのではないかと。
なんにしても思わぬ形で再登場した以上
これで終わりというわけもないでしょうし
どんな事態が引き起こされるかはわかりませんが
厄介ごとが待っているのは間違いないでしょうね・・・。