2019年4月24日発売の週刊少年サンデー 2019年21・22合併号に連載されている
君は008 第58話のネタバレ＆感想になります。
第５８話 最下位
内容ネタバレ
ここまでのチーム成績の発表されることになり
エイト達デルタ3もまた掲示板の前へとやってきていた。
野原はこれまで二度の実戦に出ていることから高得点は間違いないと
興奮していたがその結果は考えてもいなかった最下位であり
思わず呆然としてしまうエイト達。
納得できないエイト達はすぐさまアイスマンのもとへ行き
その理由について尋ねたところ
実戦に参加し加点されてあの成績であり
もししていなければとっくに落第していただろうとの言葉が。
古々田高校の潜入前は本当に危険水域の成績だったと
ため息を吐くアイスマンだが
君たち個人の評価は必ずしも悪くはないと告げる。
あやめは相変わらずのトップであり
エイトと野原も中位前後の成績であると。
それを聞いたエイト達は判定のやり直しを要求するが
アイスマンはそれはあくまでも個人の評価だとして
チームでの評価をAIに判定させたところ
エイトの今後の死亡率は72％を記録し
野原に至っては死亡率95％とのことだった。
現段階で君達デルタ3は危険なチームと言わざるを得ないと告げられ
愕然とするエイト達をよそにアイスマンは時間を確認すると
一通り絶望したら2時限目は基礎格闘術の授業なので
格技室へ集合するようにと言い残しこの場を去るのだった。
そんなデルタ3についてオキタ先生も気にかけており
とても面白いチームだが同時にちょっと危ういチームだと思っていた。
その事を聞いた怪人が校内を自由に動き回っていたところ
図書室で一人復習するエイトを発見する。
エイトは突然どこかから怪人に声をかけられ警戒するも
前と同じように罠にはまり再び地下の牢へと運ばれることに。
こうやって運ばれてきたのかと頭を抱えるエイトだが
怪人からいつものコーヒーに加え絶品なクッキーをご馳走になり
舌鼓を打っていた。
そんなエイトに怪人はぼそっとじき中間考査があると呟き
この中間考査は鬼門で毎年かなりのチームがここで退学となると告げる。
その言葉に思わず息を飲んだエイトに対し
怪人からオレが幾つか情報を教えてやるして
知っていればテストでかなり有利に立ち回れるとの言葉が。
確かにそういった情報があればボクらのチームは圧倒的有利だと喜ぶエイトだが
でもやめておきますとその申し出を断ることに。
諜報員とはいえここは学校であり
自分の力だけでやりたいと話すエイトに
怪人は全く変わった男だと笑みを浮かべていた。
あなたにだけは言われたくないと返しつつも
エイトは中野高校の中間考査は一体どんなものなのかと尋ねたところ
返ってきたのはかなりの確率で死者が出る、そんな考査だという
かなりの難問であることを予期させる言葉だった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
あれだけの実戦を二度も経験しているのに最下位って・・・
流石にエイト達が納得できないのもわかる気がします。
まあ、結果として個人の能力はともかく
チームとしての力がかなり低いのも明らかになりましたので
この成績も仕方ないのかも。
それにしても私的に気になったのは
あやめがトップなのはともかく
エイトと野原が中位前後の成績だったことについて。
どちらもこの学校においてはかなり下のほうだと思っていただけに
この成績は驚きました。
特にエイトは一般人だった入学当初から
中位前後に入れるくらいに実力を上げたわけですからね。
まあ、その成績についても判断基準がわからないので
なんとも言えない部分もありますが
それでもそれくらい成長したんだなと。
怪人との話からそんな彼らの問題は
中間考査とのことですが
かなりの確率で死者が出るって・・・。
諜報員を育てるための学校ですし
ある程度仕方ないのかもしれませんが
あの怪人がわざわざああ言ったからには
これまでにない難問になるのかもしれませんね。
それでもエイト達だったらなんとか潜り抜けてくれるとは思いますが
毎年かなりのチームがここで退学になるとのことですので
一体どんな考査になるのか楽しみです。