2019年5月22日発売の週刊少年サンデー 2019年25号に連載されている
君は008 第61話のネタバレ&感想になります。
第61話 厄介なチーム
内容ネタバレ
あやめが逃げた男を撃破した一方で
エイトもまた特訓の成果が出ているのか
相手チームの一人を倒すことに成功していた。
さらに野原が相手チームが使っていたガジェットを抑え
エイトが男の持っていた残り一つのコインを発見。
それにより奪われたコインを取り戻し
さらに相手チームのコインを奪ったことで
5枚ものコインを手に入れることが出来たエイトだが
コインを失った相手チームは・・・。
これでもう退学は免れないと嘆く相手チームを前に
エイト達は改めて彼らがこれからどうなるのか気づかされていた。
エイト達がなんともやりきれない表情を浮かべる中
あやめは考えない事よ、感じるのもやめればいいと告げるが
エイトは何か思うところがあったのか二人と話し合い
あることを決断する。
それは全てのコインを失い項垂れる相手チームに
コインを1枚返すことだった。
エイトの思わぬ行動に相手チームのリーダーが困惑する中
他のメンバーはこれで助かるかもしれないと喜び
エイト達はお互い退学だけは免れようと言い残しその場を去るのだった。
そんなエイトの決断は情は命を蝕む毒だと母に教わったものの
全部奪うのに抵抗があったあやめにとって思うところがあったようで
全てを奪わなくていいのなら本気で戦えると
これからの戦いに意欲を漲らせていた。
そうした中、再びコイン反応があり
警戒態勢に入るエイト達だが
既に20mのところまで来ているはずなのに
相手チームの姿は全く見えずにいた。
そうしている間にも相手チームとの距離はどんどん近づき
探知した光がエイト達と重なった次の瞬間
エイトの背後から襲い掛かる攻撃を
あやめが間一髪のところで防いでいた。
どうやら敵はどういうわけか姿を消しているらしく
野原はまさかと思いつつもそれが偏光迷彩という
軍なんかで開発中のシステムではないかと呟く。
そんな野原の考えは正しかったようで
アイスマンによるとそれは”偏光迷彩クロス”という
使用者後方の風景を高密度センサーが探知し
AIが再構成した画像を前方へ投影し姿を消すもので
まだ試作段階とのことだった。
そんなの持ち込むなんてずるいと野原がアイスマンに愚痴る中
エイト達は襲い掛かってくる敵と交戦するも
相手がどこにいるかもわからず苦戦を強いられていた。
そうした中、エイトが見えないんなら見えるようにするさと
とっさに地面に生えている草を手に取り空中にバラまく。
その結果、舞い散る草が消えるポイントを発見したエイト達は
それぞれそのポイントへと攻撃を仕掛けることにより
相手チームの撃破に成功するのだった。
それから再び相手チームに1枚コインを渡し
その場を後にするエイト達。
そんな様子をデバイス越しに見守っていたアイスマンに
008号の息子は相変わらず甘い事やっているみたいだねと声をかけてきたのは
同じように自分の受け持ったチームに助言していたウサギ先生だった。
30%のアイスマンは介入しないのかと聞かれたものの
あの決断以降チームのパフォーマンスが7%上昇しているらしく
アイスマンはそんな彼らの様子を見ながら
厄介なチームだと笑みをこぼすのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回までのピンチが一転して
なかなかに好調のエイト達ですが
あの決断はなんともエイトらしいなと。
本来であれば敵に情けをかけること自体
あり得ない事ではありますが
それによってチームのパフォーマンスが上がっているなら
その決断も間違いではないのかも。
あのアイスマンでさえも思わず笑みをこぼしてしまうくらいですから
通常あり得ない決断だったとは思いますけどね。
それはそれとして早くも2チームを撃退したエイト達ですが
そろそろ本格的に強敵と戦うことになりそうですね。
戦ってきた2チームも弱いわけではなく
ガジェットを上手く使ってきた強敵ではありましたが
それでも個々の実力という意味ではそれほどではなかったですしね。
とりあえず今のところ強敵と思われるのは
名乗らん君と大河を擁するひまりのチーム。
そしてエイトに並々ならぬ恨みを持つ
聖伊三のチーム辺りが要注意かなと。
どちらもこの中間考査で当たるかどうかはわかりませんが
もし当たるならかなり苦戦することになるだろうなと。
他にも登場していないだけで色々厄介な生徒がいるでしょうし
これからどうなるのか楽しみです。
それと予告にありましたが
次回はエイトとあやめの距離が~とありましたので
そちらのほうでも何か進展がありそうです。
さらに大人気御礼とのことで
次号は巻頭カラーとのことですので
そちらについても期待したいですね。