雑誌掲載最新話 君は008

君は008 最新 第69話 ネタバレ&感想 目指す諜報員の在り方

2019年7月17日発売の週刊少年サンデー 2019年33号に連載されている

君は008 第69話のネタバレ&感想になります。

 

第69話 中野より愛をこめて

内容ネタバレ

 

七々扇櫂によってブレーキの壊れたバスに

乗客と共に残されたエイト。

 

突然の思わぬ事態に混乱する乗客をなだめながらエイトは

運転手にエンジンを止めてガードレールに擦りつけて!と声をかけ

間一髪難を逃れることに成功する。

 

そして乗客に対して優しく声をかけつつバスを降りるも

エイトは関係ない人達を巻き込んだ七々扇に対して

野郎!と口調が変わる程ブチ切れているようで・・・。


デバイスのコイン探知によりまだ近くにいることがわかり

すぐさま急行したエイトが見たのは

何事もなかったのようにテラスで優雅に食事する七々扇の姿だった。

 

遅いよ~と笑いながら声をかけてくる七々扇に

俺を失格にするためだけにバスのブレーキを壊すのはやり過ぎだと

怒りをぶつけるものの七々扇は全く悪びれることなく

考査期間中、俺達生徒の破壊行為は全て免責されると

口元に笑みを浮かべながら改めてオレの特技は”ぶっ壊す”ことだと告げる。

 

そしてオレは昔からあらゆる物を壊すのが得意で

車や建物、果ては組織まで及び

物の攻め所ってモノが一目でわかると語る。

 

子供の頃オレのこの特技を周囲は厭忌していたが

ある日、中野高校からの使者が訪れ

諜報員機関こそが自分の居場所であると理解したのだと。

 

エイトは破壊だけが諜報員の必要能力じゃないだろうと反論するが

七々扇はこの世界にはオレを受け入れる土壌があるとして

両者の考えは相容れることはなかった。

 

それでも、エイトは奪われたコインを取り返すために

彼を捕えようとするがまるでエイトの行動が全てわかっているかのように

躱されてしまった挙句テーブルの上にあるスープ皿へ

顔を突っ込まれてしまうことに。

 

スープの液体によって窒息させられそうになったエイトは

辛うじてテーブルの脚を斬り飛ばすことで

なんとか窮地を脱すること成功する。

 

七々扇はそんなエイトの抵抗に少しはやるじゃないかと高笑いしながら

他の生徒だって己の中の何かを満たすためにこの学園に入ったはずだと語り

008号の息子であるお前は何のために諜報員を目指すのかと問いかける。

 

その問いに答えることなく攻撃を仕掛けるエイトだが

人を壊すのが何より得意だと言う七々扇にはまるで通じず

その実力差にとても今のオレでは太刀打ちできないことを理解していた。


それでも関係ない人達を巻き込み

あやめ達をビルの下敷きにした奴を許せるはずもなく

お前は許せん!と斬りかかるもあっさり躱されてしまうことに。

 

しかしその一撃は彼の背後にあった水道管を破壊したらしく

吹き出した水によって二人揃って水浸しに。

 

七々扇はそんな所を攻撃したエイトに

この下手クソ野郎めと告げようとするが

その眼に映ったのはタイブレードを構えたエイトの姿だった。

 

エイトは口元に笑みを浮かべつつ

タイブレードをスタンモードに切り替えると

何のために諜報員を目指すのかと訊いたなと告げる。

 

その行動の意味を理解した七々扇の制止の声に取り合うことなく

エイトは濡れた地面に向けタイブレードを振り下ろす。

 

水を伝っての攻撃は流石の七々扇も躱すことは出来なかったらしく

大きなダメージを負ってしまったものの

同じように水に濡れていたエイトも感電してしまっていた。

 

それでもエイトは怯むことなく

七々扇の身体を捕えることに成功すると

父さんと同じ正義の諜報員になる為だ!と叫びながら

自分ごと電撃を浴びせかけるのだった。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

あらすじ的に重要なところは入れたと思いますが

ちょっと無理矢理だったせいで

所々おかしい部分がありますがご容赦を。

 

さておき、前回からの続きで

大ピンチから始まった今回ですが

エイト大活躍!って感じでしたね。

 

最初のバスを犠牲者を出すことなく止めたのもそうですが

あの七々扇にダメージを与えることに成功しただけでも

今のエイトにとっては十分すぎる戦果ではないかと。

 

それに本当に守るかどうかは何とも言えませんが

七々扇を捕えることが出来たらコインを返す約束も果たしましたしね。

 

まあ、その方法はかなりアレでしたが

どう考えても実力的に勝てない相手に策を巡らすのは

当然の事だと思いますし。

 

それはそれとして”ぶっ壊す”のが特技だと言う七々扇ですが

思っていた以上に驚異的な能力持ちでしたね。

 

一目見ただけで物の攻め所がわかるとか

どんな魔眼かと思うような能力ですし

ぶっちゃけ諜報員よりもドグラ・マグラの構成員の方が似合う気が・・・。

 

それほどの能力ですので味方として使えれば

かなり便利で有用だとは思いますが

もし敵だったら厄介極まりないでしょうね。

 

ともあれそんな相手にエイトは

一矢報いたわけですから大したものです。

 

あれは自爆みたいな形で自分もろとも!って感じでしたので

エイトにも大きなダメージがあるのは間違いないでしょうね。

 

どれほどのダメージを受けているのかは分かりませんが

まだ四日目ですので後に響くことがなければいいんですが・・・。

 

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