2019年11月27日発売の週刊少年サンデー 2019年52号に連載されている
君は008 第87話のネタバレ&感想になります。
第87話 エイトの判断
内容ネタバレ
ノヴァク博士の救出に失敗し
密造工場のボスに捕らえられてしまったエイト。
激しい拷問を受け始末されそうになったものの
敵に寝返る演技をする野原の機転もあって
牢へと入れられることに。
間一髪のところで野原に救われたエイトは
お陰で命を繋いだと感謝しつつも
なんとか脱走を試みるのだった。
通信機も無くタイブレードも奪われたエイトは
それでも今こそ諜報員学校で培ってきた力を見せる時だと
奮起したもののそれから15分経過した今
脱出することも叶わず頭を抱えていた。
そこへ天井の狭い通路から姿を見せた
あやめが助けに来たことで
事態は急変する。
至れり尽くせりのあやめの手際に感心するエイトだが
あやめにとってはこっちの世界こそが日常であり
諜報員界にようこそ~と言われ引きつった笑いを浮かべていた。
手当を終えたあやめはさっさと
対象を保護するために動き出そうとするが
それにまったをかけたのはエイトだった。
エイトにはどうしても気になることがあるようで
それは助け出そうとした際に明らかに嫌がっていたことだった。
子供の頃動物の声をオウム返しにして遊んでいたというエイトは
彼女の言った言葉を一字一句発音まで記憶していたようで
あやめのガジェットによって翻訳した結果
「お父さんが捕まっているから逃げられない」というものだった。
想定外の事態に動揺するエイトに対して
あやめは私達が救出しろと言われたのは
ワンダ・ノヴァク一人だと告げる。
本部ならきっとそう言うと言われ
アイスマンなら確実にいうだろうと
エイトもその光景が思い浮かんだのか同意していた。
それでもエイトは感情抜きで今の状況を分析しても
”娘一人を助けようとする場合”と
”二人救出する場合”を比較して後者の成功率が高いと判断。
彼女があれだけ研究を進めたのは父を人質にとられたからであり
もし父親を見捨てて少女だけを連れ出そうとすれば
きっと命懸けで抵抗するだろう、オレにはわかるんだと。
その言葉にあやめも理解を示し
父親も助け出すことを決めるが
エイトに忠告する。
確かに私達諜報員は現場での臨機応変な判断が認められているが
それを今するという事は立案から実行までを
この場でやる電撃作戦を行うということだと。
あやめの言葉を聞き一瞬固唾をのむエイトだが
それでも危険は承知の上だと語る。
でも昔から父さんが言ってたんだ
「正義の心と正義の力、その差を埋めるものは勇気だけだ!」と
二人の救出に決意を漲らせるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回のラストに見回りの傭兵か兵士っぽい男に
後ろから襲われたエイトですが
そのまま捕まってしまったみたいですね。
ギリギリのところで野原の機転で助かったみたいですが
すでに状況はかなり悪いといっていいかと。
まあ、でもエイト自身もまだ動けるようですし
あやめも助けにきてくれたので
最悪の一歩手前といったところでしょうか。
それはそうとノヴァク博士が前回言っていた言葉ですが
ネット翻訳した通りで合っていたみたいですね。
その時点で父親の救出もすることになるだろうなと思っていましたので
エイトのするだろう判断は予想通りでした。
あやめも言っていたように
これからは自分達で作戦を立案実行しなくちゃいけないわけで
より難しくはありますが現役のあやめもいますし
何よりエイトの原点ともいえる父の言葉が出たので
なんとかしてくれるのではないかと。
というより何とかできないと
エイト達の命も危ないので
何とかしてもらうしかないんですけどね(苦笑)