2020年6月3日発売の
週刊少年サンデー 2020年27・28合併号に掲載されている
君は008 第111話のネタバレ&感想になります。
第111話 暴走
内容ネタバレ
枳殻を庇い負傷したエイト。
あやめと野原はすぐさま敵諜報員に対し
戦闘態勢へと移行する。
しかし相手もバトルモードのナノゼイロンに傷をつける程の
実力者だったようで二対一でありながらも
互角の戦いを強いられていた。
そうした中、かなりの大怪我を負ったエイトもまた
バトルモードへと移行すると共に
枳殻に逃げるようにと指示。
しかし枳殻は自分を庇って負傷したエイトが
戦える状態でないことから一緒に逃げようと
肩を貸しその場を離れようとするが
彼の端末からはチセの「友達・・・できたんだね」という声が零れ・・・。
あやめと野原はアイスマンに負傷したエイトの事を報告しつつ
激しい戦いを繰り広げていたが
敵諜報員のスーツには飛翔ユニットが装備されていたようで
一瞬の隙を突かれ逃げられてしまうことに。
一方、エイトは枳殻に肩を借りながら
街中を必死に逃走していた。
しかしあやめ達を振り切った敵諜報員に追いつかれてしまい
エイトは何とか枳殻を助けようと
自分を置いて逃げるようにと告げるが
枳殻は諜報員だろうがなんだろうがボクは君を助けると拒否。
そんな枳殻の強い決意に呼応したチセは
純一の友達はチセが守ると宣言し
敵諜報員に対し能力を発揮する。
電気の力で近くの建物の看板やガラスを
頭上から落としたかと思いきや信号を操作し車をぶつけ
更には近くの見回りの警察官に街頭モニターを使い
敵諜報員を武器を持った危険人物として知らせたりと
中野機関がこの力を危険視するのもよくわかる驚異的な力だった。
しかしその力も敵諜報員には通じず
声をかけようとした警官も一蹴されてしまい
飛び込んできた敵諜報員によって
エイトと枳殻は分断されてしまうことに。
そして敵諜報員が枳殻に最後のチャンスだとして
AIのパスコードを教えろと迫った次の瞬間
製作者の危険を察知したのか
枳殻の端末からブザーが鳴り響き
自己破壊プログラムが発動。
何が起きたかわからず困惑する敵諜報員をよそに
枳殻は何とかしてそのプログラムを止めようとする中
エイトは切り込みたいが人質が近すぎることから動けずにいた。
こうなったらあの、人を透過する攻撃をと考えたものの
失敗したら・・・と躊躇していたが
枳殻のチセの名を呼ぶ悲痛な叫びに
やるしかない!とタイブレードを起動させる。
そして放たれたエイトの一撃は
見事に枳殻の体を傷つけることなく敵諜報員だけを切り伏せ
ようやく追いついたあやめはその一撃を見て
008号と同じ人を守る仁の刀気だと嬉しそうに笑みを浮かべていた。
敵を切り伏せたエイトはチセに彼はもう大丈夫だと告げるが
近くのカメラから敵諜報員が未だ生きていることを確認したチセは
敵対者の生存を確認、抹消しますと告げる。
その声の直後アイスマンから
現在コントロール不能の衛星2機とジャンボ3機が
高速接近中との通信が届き・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
とりあえずエイトが負傷したとはいえ
命に別条がなさそうなのは安心しましたが
敵諜報員は中々の手練れみたいですね。
野原の射撃を躱しただけでなく
あやめとも真っ向から戦えていましたし
少なくとも正規の諜報員レベルにはあるかなと。
まあ、敵の来ているバトルスーツが
中野よりも優れている可能性もありますが
それを加味しても大したものだと思いますしね。
それにしても今回初めてエイトが
自分の意志であの一撃を放ちましたが
あれを見れただけでも彼の成長を感じます。
あやめによると008号も同じ刀気をもっていたみたいですが
あれを突き詰めた際にどんなことが出来るのか楽しみですね。
今回のように人質越しに相手を倒すのもそうですが
応用すれば壁越しに相手を倒すことも出来そうですし
他にも色々使い道がありそうな気がします。
なんにしても敵諜報員を倒したものの
チセが何やら暴走してしまっているみたいなので
次回はその話になるかと。
まあ、暴走するAiの時点で
その危険性が分かるというものですが
あとはどういう結末になるのかですかね。
どちらにしても暴走するチセを
このままにするわけにはいかないので
枳殻少年がどういう判断を下すのか
そしてどういう結末を迎えるのか次回が楽しみです。