2022年6月1日発売の
週刊少年サンデー 2022年27号に
掲載されている
君は008 第205話の
ネタバレ&感想になります。
第205話 音無しの貫!!
内容ネタバレ
新たな技について
アララギは語る。
これは008号——
君の父、明石閑真の技でもある。
純粋なる攻撃の意志。
そう・・・君の内の残酷さを
引きずりだせ!と。
その上でアララギは
言葉を続ける。
閑真君は君同様の優しさを
持った男だった。
その優しさは敵にさえ向けられ
不殺で任務をこなし続けていた。
だが・・・戦いは
綺麗事だけではない。
どうあがいても
犠牲が出る任務もある・・・。
そんな時彼は瞬時に心を切り替え
一切の情を消し去るのだ・・・。
そして・・・残酷なまでに
剥き出しになった攻撃の意志は
”音無しの貫”となって放たれる!
そう、それは一切の迷いを無くした
純粋なる必殺の一撃だ!と。
そうこうしている間にも
アンガストの攻撃は
怒りと共に激しさを増していた。
そしてその怒りの精神エネルギーは
スーツでプラズマの炎へと変換され
エイトでは太刀打ちできない程の
出力へと変わっていた。
そんなエイトの窮地に
あやめが割って入るが
実力に開きがあるのは明らかであり
さらに大きなダメージを負ってしまう。
それでもあやめは立ち上がる。
エイトくんは・・・死なせない!
たとえ私の・・・魂まで
暗殺剣に染まっても・・・!と。
そう言って覚悟を決め
アンガストの前に立つあやめの姿を見る
エイトにアララギは語る。
情を断ち敵を仕留めた
明石君の後ろには・・・
いつもたくさんの守るべき命があった。
いいかね、エイト君。
守るべきもののために犠牲を払う!
その判断が出来る者を
本当の大人というのだ!と。
アララギの言葉に
エイトの目の色が変わる中
アンガストは腹が立って
仕方がないと嘆いていた。
オレは胆力のある人間が好きだ!
何故なら我が人生は
怒りとの戦いだったからだ・・・。
胆力がなければ
怒りの炎は身をも焦がし
死んでいただろう・・・と。
その言葉に野原はそんなに好きなら
攻撃をやめてくれと言うが
アンガストは即座に
だがそれは出来ん!と返し告げる。
それが出来ぬから
この宿命に腹が立ち・・・
その怒りがオレの炎の鎧を強くする!
撃ってこい若人達よ!
その胆力、この全身で
受け止めてやる!と。
そんなアンガストの意気を前に
エイトが教えられた技について
ブツブツと考える中
あやめは”刀気”を籠め斬りかかる。
その”刀気”による攻撃は
アンガストも驚くほどに
容赦のないものであり
その体に無数の傷を負わせていた。
それを見たアララギは
あれは・・・”暗戮の刀気”!と
思わず目を見開いていた。
あれ程忌み嫌っていた
自分の刀気を・・・使ったのか!と。
あやめの刀気を真面に受け
体中に傷を負ったアンガストだが
大きなダメージにはならなかったようで
真っ向から受け止めた上で
反撃の一撃を繰り出す。
”ヘイトレッド・クロー”と
名付けられたアンガストの一撃を前に
あやめの命が喪われようとした瞬間
エイトがカッと目を見開き
”刀気”を集中させる。
それを見たアララギは
いかん、まだ早い!と声を上げるが
放たれたエイトの”音無しの貫”は
アンガストを貫き!?
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回のラストから続いて
エイトの新技回となりましたが
成功したのかどうなのか
よくわからない感じでしたね。
技を繰り出す前にアララギは
止めようと声を上げてましたので
完璧な一撃ではないだろうと思いますが
未完成でも効果があったのかどうか。
とりあえず放たれた一撃は
アンガストを貫いてましたし
予告にも想定外の効果がとあったので
全くの失敗ではなさそうですが・・・。
ともあれあのままでは
あやめの命が喪われていたでしょうし
それを防いだだけでも
充分意味はあったのではないかと。
まあ相手はシックボーイと同格の
”クアドロ”の一人ですし
あの未完成の技で倒せるとは
全く思っていませんが。
なんにせよ一矢報いただけで
十分過ぎるほどの戦果だと思いますので
あとはコントロールユニットを
破壊できれば言うことないなと。
あくまでも目的は
アンガストの打倒ではなく
コントロールユニットの破壊なので
それが出来て初めて
任務成功だと思いますしね。