2020年6月18日発売の週刊ヤングジャンプ 2020年29号で連載中の
曝ク者! 第14話のネタバレ&感想になります。
第14話 逆にチャンスかも
内容ネタバレ
編集長直々に呼ばれた蘭。
二人が話す内容が気になった楓だが
綾からは仕事しなさいと言われてしまうことに。
それでもいつも傍らにいるポチが外されていたことで
よっぽどのことなんじゃないかと考えていた。
そうこうしている間に話は終わったようで
ポチと共に編集部を出ようとする蘭だが
編集長からくれぐれも無茶だけはしないようにと
言われながらその場を後にするのだった。
綾から聞かないと思いますけどと言われ
分かってるよ・・・と顔をしかめながら応える編集長だが
楓に蘭の事をよく見るようにと頼むことに。
星口(ポチ)以外で蘭と長時間蘭と行動をしたのは
楓だけだったようで少しでも様子が変わってたら
教えるようにねと。
イマイチ腑に落ちないながらも了承した楓は
蘭さんに何を言ったのか?と尋ねるも
編集長の口から語られることはなかった。
”甲斐山の執行日の調整が進んでる”
”タイムリミットは恐らく1か月もない・・・”
まあ、それはそれとしてと編集長が
手を向けたテレビに目を向けると
そこにはあるスポーツ選手が映っていた。
楓は彼の”国民的スターの裏話”という
企画の記事を頼まれていたらしく
とっくに彼の故郷に行ってるもんだと思ってたと言われ
慌てた様子で向かうのだった。
尚巳 栄樹 36歳
若い頃から数々の記録を打ち立てた
メジャーリーグ在籍の国民的スターが
今季限りの引退を表明した。
その超人ぶりから”フィクション”の愛称で親しまれ
親しい人にしか心を開かず
寡黙でインタビューがとれない事でも有名だった。
新幹線に乗りそんな彼の故郷である青森の実家を訪れた楓だが
すでに在京4社ががっつり場所取りしており
話を聞くのは明らかに無理なことを理解する。
”ネタを掴む一番の近道は一歩でも多く足を使うこと”
そんな綾の言葉を思い出し
報道陣がここに集中している今だからこそ
逆にチャンスだと考え動き出すのだった。
尚巳選手の学生時代の情報は
頭の中に叩きこんであると意気込み
しらみ潰しに動いた楓だが
その夜居酒屋でやさぐれていた。
聞き込みを全部断られたようで
綾に電話で愚痴にながらも
その居酒屋でシニアで一緒だった人達に会えて
話を聞くことに成功したことを報告。
ただそこで気になる話を聞いたらしく
”ある事が”あって同窓会みたいなのなくなったというもので
そのある事とは大喧嘩。
尚巳自身はその場にいなかったものの
発端は尚巳だったことから
もしかしたらどこかでその話を聞いて
責任感じたのかもしれないと。
それともう一つ、メジャーに移籍する前と
その後2年くらい日本に帰ってきた時の空港での
取材の映像でキョロキョロしており
そして毎回一瞬顔が寂しそうになっていた。
まるで会いたかった人がいなかったみたいに・・・。
その頃ホテルの一室で尚巳は妻と
ノートPCを使い話をしていた。
どうやら息子の話をしていたようで
昨日2回もリトルリーグでホームラン打ったのに
魔法のバットのおかげだと言い張っており
謙虚な息子を持ったという話だった。
それを聞いた尚巳はどっかで自分の話を読んでいるなと話し
魔法のバットを”才能”に見立てて
いつか見失うかもしれないから
努力は怠るなとの親父の教えであると。
その時尚巳の脳裏に
いつの日かの光景が思い浮かんでいた。
「でも俺はあれでホームランを打てだ事は一度もながった」
「きっと・・・そういう事だったんだと思う」そう言った男の事を。
「・・・どせば良かったんだべ」
思わずそう零した尚巳に妻は聞き取れなかったのか聞き返すが
何でもねぇ・・・と誤魔化すのだった。
一方、楓はその喧嘩した二人の情報も調べていたようで
一人は大貫要、もう一人は菅原大成と言い
2人とも尚巳が都内の強豪校に転校していくまで
小中と野球部仲間だった。
さらにアポもすでにとっているというか
目の前に菅原がおり今から話を聞くつもりだと話すと
綾からやるわね、あなたと褒められることに。
その言葉に喜ぶ楓だが目の前の菅原から突然
「悪ぃな、やっぱ話したぐねぐなった」と言われ・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
蘭と編集長の話も気になるところではありますが
今回はスポーツ選手のネタになりそうですね。
ただ後ろ暗いものではなく
あくまでも裏話的なもののようですので
そういった意味では平和なネタになるかと。
人間ドラマと言った感じで色々あるみたいですが
私的にもっと気になるのが
この作品が一番後ろに掲載されていたことについて!
ジャンプとか週刊誌でもそうなんですが
後ろに回された作品って人気ない可能性が高いかも。
必ずしもそうではないのかもしれませんが
こう言った事が近づくと打ち切りや
別誌に移籍する可能性が高い気がします。
先々週には2作品が移籍しましたし
この作品もそうなる可能性があるのかも。
あくまでもそういう可能性があるというだけで
何の情報も入ってきてないので
杞憂に終わる可能性も大いにあると思いますが
というかそっちに期待したいですね。
どちらにしても次回は休載で
再開は31号とのことですので
その時の掲載場所がどこなのかで
わかってくることもあるかなと。