2020年7月2日発売の週刊ヤングジャンプ 2020年31号で連載中の
曝ク者! 第15話のネタバレ&感想になります。
第15話 会いたくないのは
内容ネタバレ
「おーい皆!」
「尚巳が全員分奢ってくれるってよぉ!」
その手が上がっだ時
もう二度と昔の関係には戻れねぇ事が分かっだ。
何回か似たような事が続き
尚巳は地元の友達と会わねぐなった・・・。
すんでのところで心を閉ざし
居酒屋を出た菅原をなんとか引き留めようとする楓だが
菅原はお前が浮がれてだのが気になっだわと告げる。
今回引っ掻き回されるくらいならそのままの方が良く
アレは俺らの態度が変わっただけの話で
尚巳ももう放っどいて欲しいんじゃねぇかなと。
楓はすぐさまそんなハズはないと思うと返すが
なしで分がる?と聞き返され答えられずにいた。
空港での尚巳選手のあの素振りの理由が
菅原さん達に関係していたのなら
向こうだって疎遠のままなのは望んでいないのではないかと
思ったものの確証はなく
結局引き留めることは出来ないまま
菅原を見送ることしか出来なかった。
一方その頃、尚巳はホテルの一室で
あの時の事を思い出していた。
野球をやめると言う菅原に
尚巳は菅に才能があるのは小さい頃から見ていた
自分が1番わかっていると言葉をかける。
お前は魔法のバットがなくてもバカスカ打っていた男で
腰さえ痛めなかったらお前も注目されてプロに・・・と話すが
菅原は関係ないと告げる。
あの時俺がどんだけ完全な状態だったとしても
覚醒した尚巳には敵わなかったと。
どうせいずれは親父の工場を継ぐつもりで
それが早まっただけだとして
野球はこれっきりでいいと尚巳に背を向け・・・。
楓と別れて菅原が向かったのは
売り地となった工場だった。
菅原製作所という看板は地に落ち
そんな元工場を見て菅原はどこか儚げに
結局何もがもなぐなってしまったなと零していた頃
楓は記事をどうしようか悩んでいた。
今のままでもそれっぽい記事は書けるが
私が書くことで本当に修復不可能な事になる可能性があると。
全部ただの勘違いかもしれないけどと思いつつ
楓は綾に尚巳選手の連絡先が知りたいと連絡を取ることに。
綾はそんなの地元にいるのなら
いくらでも入手できるでしょう?と言うが
尚巳は携帯変えて地元の人達も連絡を取れなくなっており・・・。
あの日地元の友達と居酒屋で飲んでいた菅原達は
尚巳と連絡を取ろうとするも
忙しいのか連絡を取れずにいた。
大貫は何か最近付き合い悪くないかと言い出し
菅原はそんな大貫にうんざりしたのかもなと零す。
友達だった奴に毎回たかられてたら無理もなく
あんなのもう対等じゃないと。
その言葉が気に障った大貫はいい子ぶるなと言い
お前だってあんだけ稼いでんなら
ちょっとは援助してくれって思った事あるだろうと告げる。
そしたら親父さんから継いだ工場
潰さなくて済んだのにと。
その言葉を聞いた菅原はキレて
大貫に殴り掛かり・・・。
シニアの時の仲良さそうな二人の写真を見た楓は
尚巳と菅原だけでも話し合ってほしいと思っていた。
ただの自己満足かもしれないが
今回の記事寂しい言葉で締めたくないのだと。
その事を綾に伝えた楓は
アメリカに住んでいる尚巳さんは
日本にいるの今回が最後かもしれないと
今から尚巳さんの父親に直接聞きに行っていいかと言い出す。
明らかに迷惑だと思われるその行為に
綾は迷惑をかけない方法はあるとして
実家の前で囲み取材をしていた記者達を探し出し
そこから連絡先を辿ってみることを提案。
彼らがいそうな場所を虱潰しに回ってみなさいとの助言に
楓は嬉しそうにありがとうございますと返し
綾はそんな楓に正直少し見直したと言い
自分で考えて独自のルートから
ネタを掴んできたんだもの、
もうひと踏ん張り頑張ってねと応援するのだった。
その後楓はネタを掴む一番の近道は
1歩でも多く足を使う事だとして自分の足を使って走り回り
そしてあくる日の朝、菅原が会社へ向かう際に利用する駅で
菅原を待っていた。
一晩中駆けずり回っていた楓の姿は
やってきた菅原が悲鳴を上げる程憔悴してしまっていたが
楓はフラフラした様子で菅原に尚巳選手と連絡を取ったと告げる。
今日13時の便でアメリカに戻るとのことで
菅原さんと話をしてみたいと言っていたと。
楓は羽田空港に会いにいかないかと誘うも
菅原に会社あるから・・・と断られることに。
そんな彼に楓は
”会いたくないのは後ろめたいからですか?”と告げる。
その言葉にビクっとした菅原に
楓は尚巳さん全部知っていましたよと告げると
彼が地元の友達と会わなくなった一番の理由は喧嘩じゃなく
菅原がウソをついたからだと話すのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回尚巳が友達と会わなくなった理由はともかく
その原因となった一端について明らかになりましたが
正直気持ちは分かると言う感じ。
人間ってなんだかんだいって僻みっぽいので
何億も稼いでいる成功者が近くにいたら
奢って欲しいと思うのもわからなくもないかなと。
自分と同じ年の奴が
自分よりも何十、何百倍も稼いでいることを知ったら
やっぱり思うところはあると思いますしね。
もちろん友達だったら一方的に奢ると言うのは違うので
奢られたら次は自分が奢るとかそういう流れが正しい気はしますが
なんとも上手くいかなかったんだろうなと。
まあ、何にしてもお金を持ったら
自分はともかく見る目は変わるので
こう言うこともあるだろうなというのが正直な感想ですね。
結局尚巳が友達と距離をとったのは
別の理由があるらしいですが
今回の事が一端となったのは間違いないかと。
別の理由についてですが
話しの流れを見るに菅原が野球の道を諦めたことに
端を発しているような気がします。
それも全ては次回に明らかになると思いますので
どういった理由が語られるのかを楽しみにすると共に
また二人が仲良さげに肩を組んでいるシーンを
見られればいいなと。
それと前回の感想にも載せましたが
また巻末に近いのがちょっと気になる。
出来ることならCカラーとかで
その辺の懸念を払拭してほしいものですが・・・。