2020年6月24日発売の
週刊少年サンデー 2020年30号に掲載されている
君は008 第113話のネタバレ&感想になります。
第113話 同志
内容ネタバレ
ミッションを終え学院に戻ったエイト達は
アイスマンから他国の工作員の妨害があったようだが
何事もなくて何よりだとミッションの達成を労われることに。
怪我を負ったエイトが言葉もなく唖然とする中
野原達は何事もなくなかったと
中野機関の治癒カプセルがなかったら危なかったと反論するが
アイスマンは全く取り合うことなく
エイトに君の職務怠慢行為に対する処分が決まったと告げる。
エイトはすぐにパスワードを報告しなかったことの咎めだと理解するが
あやめはチーム内で諜報員資格があるのは自分だと言い
野原も何らかのハッキングでボクが盗み出すべきだったのだとして
それぞれ自分の責任であるとエイトを庇っていた。
そんな彼らを前にアイスマンは
改めてエイトに対し処分を申し付けるが
その内容は2週間校長室の掃除を命じると言うもので・・・。
あまりのことに呆気にとられるエイト達だが
アイスマンは今回の一件は高性能AIの入手が
一番の目的だったが思いのほか上手く行ったと語り
姿を見せたのはその開発者である枳殻だった。
どうやらエイトの処分が軽くなったのは
枳殻がエイト達に変な処分とかするなら
一切の協力はしないと言ってくれたからのようで
再びエイトと会えたことを喜んでいた。
話すことは話したとアイスマンが去る中
エイトは枳殻に今からでも遅くないと
考え直すようにと説得しようとするが
枳殻はそのつもりはないようで
あやめからもやりたいならやらせてあげたら?との声が。
自分の人生の家事を自分で取れることは
幸せなことだからと。
そうした中、開発部長が呼んでいると報せを受けた
枳殻はエイトに機関で研究することで
キミと友達でいられるというのなら
ボクはいくらでも研究すると笑顔を見せ
また来るね~とその場を後にするのだった。
その頃、アララギのもとへ
主だった者達が集められていた。
001号コウチョウことアララギ、
000号マザー、004号アイスマン、005号サマエル、
006号レディ、009号オキタ、010号ウサギ。
錚々たるメンバーを前にアララギは
我ら諜報員の間で保たれてきた均衡が
今再び崩れようとしていると告げる。
皆もそれぞれその事に気づいていたようで
その中でも最も危険なのは
暗黙のバランスををもかき乱し
ただひたすらに覇権を目指す者達である
ドグラ・マグラであると。
アララギが今この地にそれらに対抗できるものは
我らしかいないとして今こそ諸君の覚悟を示す時だと
結束を呼び掛けていた一方で
ドグラ・マグラの者達も集まり報告が行われていた。
彼らは組織の者達を同志と呼んでいるようで
若者2名が目覚ましい働きをしたとして
集まった同志達を前に紹介されることに。
一人は米国の軍事機密を日本経由で入手し
後に敵対国へ譲渡したことで
世界の混沌値が0.003%向上させた同志ルルス。
そしてもう一人は中野機関に潜入し情報収集した後
破壊工作によって一時的とはいえその機能を停止させ
世界の混沌値を1%向上させた同志アスヤだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回の流れからいって枳殻少年が
中野入りすることは予想していましたので
そう驚きはしませんでしたが
それぞれの組織の会合は中々に壮観でしたね。
アララギが001号でコウチョウという
コードネームなのもそうですが
それ以外の者達もそれぞれ番号が振られていたとは・・・。
アイスマンが004号なのは知ってましたが
マザーが000号でサマエルが005号
レディ先生が006号でオキタ先生が009号。
そしてウサギ先生が010号なのが明らかになりましたが
今回集まった彼らが中野機関のトップなんでしょうね、きっと。
どういう形で番号が振られているのかはわかりませんが
単純な戦闘能力はともかくとして
番号が若ければ若い程序列が上なのかなと。
エイトの父が008号だったので
彼が今も存命ならここに座っていたんだろうなと考えると
ちょっと切ない気分にもなりますが
これからのエイトに期待ですかね。
それにしても008号はともかく
いくつか他の席も空席でしたが
いずれその事も語られる日が来るのかも。
それはそうと今回ドグラ・マグラ側も会合してましたが
トップらしきものの姿はありましたが
その正体まではわからないままでしたね。
座っている感じからおそらく男だろうと思いますが
それ以外は謎に包まれているというか
基本顔を見せないスタイルなのかも。
今まで出て来たドグラ・マグラの構成員も
ルルスとアスヤ以外は顔を隠してましたしね。
まあ、顔を隠していた方が
闇の組織ぽいのでそれはそれで良いのかもしれませんが
いずれルルス達もああいう恰好して
エイト達の前に現れることになるのか気になるところです。