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進撃の巨人 最新 132話 ネタバレ&感想 ハンジの役目

2020年9月9日発売の別冊少年マガジン 2020年10月号に連載されている

進撃の巨人 132話のネタバレ&感想になります。

 

第132話 自由の翼

内容ネタバレ

 

船でオディハへと辿り着いたハンジ達だが

住民たちはもう南に逃げたのか静かなものだった。

 

ジャンやアルミン達は力を合わせ急ぎ飛空艇を

工場へと運び込む作業を行っていた。

 

爆薬が邪魔になり切り捨ててしまおうという意見も出るが

アルミンは何か使えるかもしれないと

飛空艇に積んでおこうと提案するが

ライナーからエレンに・・・使うのか?と言われ

それは・・・わからないけどとはっきり答えることは出来ず・・・。


一方、目を覚ましたファルコはマガトが亡くなり

地鳴らしがマーレ大陸の大半を飲み込んでいると聞かされ

あまりの事に事態を飲み込めず泣き叫んでいた。

 

これからどうしたらいいのかと叫ぶファルコに

ピークもごめん・・・わからないの・・・と

上手く答えることが出来ずにいた。

 

工場の片隅でぼうっと座り込むアニ。

そんな彼女にミカサはまだ新型の立体起動装置に慣れていない事から

ライナーとその辺りを飛んで慣らしてきてと声をかけるが

アニは飛空艇にも乗らないつもりであることを告げる。

 

人類を救うとか私にはよくわからないと言い

むしろ私達マーレのエルディア人は

生まれた時からその人類から迫害を受けてきたと。

 

仮に今地鳴らしが止まったとしても

マーレが滅んだあとじゃエルディア人を守る後ろ盾は何もないと。

 

故郷を救うわずかな望みにすべてを懸ける彼らに対して

悪いと思っていると語るアニだが

そんな彼らと話をしているアルミンへと目を向けながら

最期の時間位穏やかでいたいのだと語る。

 

それを見たミカサは彼女がアルミンに対して

そういう感情を抱いていることに気づき驚くも

あなたはもう辛い思いをしなくていいと告げる。

 

でもアルミンは私達と飛空艇に乗り

エレンの元に向かうと言い

アニはそんなミカサにそれであんたはどうしたいの?と問いかける。

 

人類を救うためにエレンを殺しに行くの?と言われ

ミカサは殺さない、遠くに言ったエレンを連れ戻す

私は・・・ただそれだけと。

 

そう言ったミカサにアニは

マフラーはもう巻いてないの?と尋ねるが

返ってきたのは持ってるけど

今は・・・巻いてないという言葉だった。


その後、目を覚ましたリヴァイとピークと共にアルミンは

エレンの行方を吐かせるため

イェレナの元へ向かうことに。

 

拷問も辞さないアルミン達だったが

イェレナは思いのほか従順に

エレンの第二攻撃目標は

おそらくスラトア要塞と思われることを明かす。

 

少しでも始祖の巨人に攻撃できる

可能性のある兵器の存在を知っていれば

カリファ軍港の次に飛空艇を潰しに向かうだろうと。

 

イェレナがあっさり口を開いたことに驚く一行だが

彼女は皆さんに頼みがあるとして

ジークの考えが正しかったと認めて下さいと告げる。

 

二千年に及ぶエルディア人問題の解決策は

安楽死計画しか無かったのは

この参上を見ればおわかりでしょう・・・と。

 

アルミン達はその言葉に何も言えないでいたが

ハンジはエレンに何の解決策も希望や未来を示せなかった、

私の無力さを認めると答えるのだった・・・。

 

ピークがキヨミにファルコとガビを頼んだあくる日

あと一時間ほどで離陸準備に入ると言うことで

ハンジ達はそれぞれ装備の点検を行っていた。

 

飛空艇には乗らないと決めたアニもまた

ライナーやピークと別れの挨拶をかわし

オニャンコポン達は飛空艇へ

燃料の注入を開始しようとしていた。

 

しかしその矢先船にしがみついていたのか

銃を持ったフロックが姿を見せると共に

飛空艇に向け発砲。

 

すぐさまミカサの手により命を奪われたフロックだが

彼の銃撃により飛空艇の燃料タンクに穴が!?

 

急ぎ溶接して穴を防ごうと動き出すが

それと同時に地鳴らしがこちらへと迫っていた。


山の向こうから姿を見せる巨人達を前に

アルミンはこれしかないとして

自分が残って足止めをと提案するが

ライナーからエレンを止める切り札は

お前しかいないと却下されてしまうことに。

 

代わりにライナーがそれを買って出るも

ハンジは巨人の力はもう一切消耗させるわけにはいかないとして

自らその役目引き受けると共に

アルミンを15代調査兵団団長へと任命する。

 

調査兵団団長に求められる資質は

理解することをあきらめない姿勢にあるとして

君以上の適任はいない、皆を頼んだよと。

 

他の者たちが言葉を発することが出来ずにいる中

リヴァイはその決意は変わらないと判断したのか

ハンジに心臓を捧げよと告げる。

 

ハンジは君が言ってんの初めて聞いたよと笑い

アルミン達もまたハンジの名を呼ぶが

ハンジは巨人へと向かい

やっぱり巨人って素晴らしいと恍惚な表情を浮かべていた。

 

そして装備していた雷槍で巨人を一体倒し

次々と巨人達へ向け攻撃を仕掛けるが

巨人の放つ熱に巻かれたハンジは・・・。

 

そんなハンジを残しアルミン達を乗せた飛空艇が

離陸するが彼らの目には涙が溢れ

この中で誰よりも長い付き合いだったリヴァイは

・・・じゃあなハンジ、見ててくれと

最期の言葉を贈るのだった。

 

命を落としたハンジが目覚めると

そこにはエルヴィン達調査兵団の仲間達の姿が。

 

彼らは飛空艇は旅立ったと語り

ハンジにお前は役目を果たしたと笑みを浮かべていた。

 

ハンジはそんな彼らの姿を目にし理解したのか

もう会えないと思っていたかつての仲間達に

団長になんか指名されたせいで大変だったよと愚痴を零し

彼らもまたそんなハンジの言葉に耳を傾けるのだった・・・。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

エルヴィン亡き後ずっと調査兵団を率いていたハンジですが

その役目を無事に果たしたようですね。

 

巨人に対して並々ならぬ興味を覚えていたハンジですが

ここにきて退場になるとは・・・。

 

まあ、こういう事態になったことで

誰かしら犠牲は出るとは思っていましたが

予想通りのようなそうじゃないような

ちょっと不思議な感覚です。

 

あと結局ハンジの性別は男なのか女なのか

わからないままだったので

その点もちょっともやもやします。

 

それとすでに亡くなったと思っていた

フロックも登場早々に退場しましたし

これから先も犠牲は出るんだろうなと。

 

あくまでなんとなくではありますが

今回の話の流れから

おそらくピークもどこかのタイミングで

犠牲になるような気がしますね。

 

イマイチ思い入れのないキャラではありますが

死んだ仲間達に報いねばならないとか言っていたので

最後まではいないだろうなと。

 

とまあ、エレンがああいう手段をとったことで

アルミン達が正義みたいな流れになっていますが

ぶっちゃけ私としてはイマイチ納得できないところ。

 

ハンジもエレンに何の解決策を示せなかった

自分の無力さを嘆いてましたが

解決策を見いだせない限り

エレンに会っても何の解決にもならない気がします。

 

ライナーはアルミンがエレンに対して切り札になると言ってましたが

今の状況のままだとエレンを殺すことでしか止められないので

それが可能かどうかはともかく

誰も望んでいない未来になる可能性が高いかなと。

 

作者様から明言はされていませんが

話の流れからこの物語も佳境なのはまず間違いないので

納得できる終わり方になればいいなと願っています。

 

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