雑誌掲載最新話 ヴィンランド・サガ

ヴィンランド・サガ 最新 第180話 内容ネタバレ&感想 先住民発見!?

2021年2月25日発売の

アフタヌーン 2021年4月号にて

連載されている

ヴィンランド・サガ 180話

ネタバレ&感想になります。

 

第180話 西方航路⑭

内容ネタバレ

 

誰もいない土地を目指し

さらに南下を続ける開拓兵団。

 

安全を確信するまで

トルフィンは妥協しなかった。

 

しかし南下を始めてから七日

イ―ヴァル達から

いい加減にしろ!との声が。


流石にトルフィンも

これ以上は・・・と思っていたのか

開拓に適した土地を探すとして

次の5つの条件をあげる。

 

まず入り江がある事。

船を安全に止めることができ

砂浜があるとなお良し。

 

真水がある事。

池などのたまり水よりは

川があると良し。

 

森がある事。

健在にも燃料にも

木が必要である。

 

そして当然放牧にも

畑にも向いた平野である事。

 

とまあそんな条件のもと

土地を探していた開拓団だが

思いのほか易々と

条件に適った土地を発見。

 

エイナルに土を見てもらった所

特に問題はなく日差しもいい事から

ここなら麦が育つとのことだった。

 

トルフィンとエイナルが

嬉しそうに笑みを浮かべる中

イ―ヴァルはよし決まりだと

積み荷を降ろそうと動き出す。

 

そんな彼をトルフィンは

まだ5番目の条件があるとして

慌てて止める。

 

それはここが今

誰の土地でもない事だった。

 

何故かイ―ヴァルが仕切り

男達に手分けしてこの周りを調べ

先客の痕跡を探すようにと指示。

 

トルフィンとヒルドは

遠目に一回りしてくるとして

夕方には帰ると馬で出発。

 

そんな彼らを見送っていた

グズリーズとコーデリアだが

イ―ヴァルから野郎は

こっちだとの声が。

 

グズリーズはコーデリアは違うと

否定しようとするが

コーデリアはそんな彼女を止め

自らそちらへと向かうが・・・。


一方森の中へ入った

トルフィンとヒルドは

久しぶりの森の空気に浸っていた。

 

特に狩人であるヒルドの表情は

今までよりも明らかに

柔らかくなっていた。

 

ヒルドは今のところ

人の気配は感じられないと言い

ある懸念について語る。

 

私達は先住民について

ほとんど何も知らない。

 

レイフから聞いた話が全てであり

そのレイフだって先住民と

長く付き合ったわけじゃない。

 

何が起こるか分からない今この瞬間

カルリやグズリーズを

守ってやれるのかと。

 

その言葉に対しトルフィンは

私達はある程度の情報と覚悟を持って

この地に来たがそれでも

先住民を恐れていると語る。

 

ヒルドの言う通り

よく分からないから恐れる。

 

ならば相手の恐れは私達より

ずっと強いのではないかと。

 

そんな事を話していた二人だが

ほぼ同時に人の気配に気づく。

 

ヒルドは相手に先に発見されたとして

慣れない森じゃ分が悪いと感じ

トルフィンに声をかけるが

トルフィンはどーもーこんにちわーと

気配のするほうへと声をかけていた。

 

そしてお近づきのしるしにどうぞーと

持ってきた布袋を二つ地面に。

 

その中身は小麦を

多めに使ったパンや干した豚肉

羊の毛織物の服とナイフ

ヤギのミルクそれと銀貨が入っていた。

 

トルフィンは知ってもらいましょう

私達の事を少しずつ

そう言って彼らが

後をついてこれるように

ゆっくりと馬を返す。

 

ヒルドは開拓予定地まで

案内するのかと言い

トルフィンもそれを肯定した上で

知ってもらいましょうと語る。

 

私達と交渉を持つか無視するか

それとも戦うか・・・。

 

私達のことを知ってもらった上で

彼らに判断を委ねましょうと。

 

ゆっくりと馬を歩かせつつ

トルフィンは調査初日から大収穫だと

嬉しそうに声をあげる。

 

西に人がいるとわかったし

贈り物も渡せた。

 

何よりうれしいのは彼らが

縄張りに踏み込んだ私達に

むやみに攻撃してこなかった事。

 

これならきっと仲良くなれる

そう語るトルフィンに

ヒルドは少し呆れたように

笑みを浮かべるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

前回の地点からさらに南下して

かなり良さそうな土地を

発見できたみたいですね。

 

想定していた場所よりも

さらに遠いですが

先住民とも良好な関係を結べるなら

そう悪くはないのかなと。

 

それにしてもトルフィンは

あまりにも楽観的ではありますが

いきなり襲撃されなかっただけでも

かなり大きな収穫でしたね。

 

まだどんな連中なのかは分かりませんが

少なくとも縄張り内に入った者を

問答無用で撃つことを

しなかっただけでも

交渉の余地はあるのかなと。

 

もちろんそれはただの様子見で

いずれ戦うことになるかもしれませんが

そんな悲観的に考えても仕方ないので

トルフィンくらい楽観的の方が

結果としていいのかもしれませんね。

 

それとちょっと気になったのが

イ―ヴァルとコーデリアについて。

 

イ―ヴァルが何故か仕切り出しましたが

ここでリーダーシップがあることが

皆に示されたことで

後々大きな問題になりそうな気がします。

 

ただでさえトルフィンの想いに

賛同せず武器も無断で

持ってきているわけですからね。

 

後の火種にならなければ

いいんですが・・・。

 

それとコーデリアについてですが

こちらについてもその内

色々問題が出そうな気がします。

 

トルフィンはコーデリアを

女性の一人として連れてきたわけで

その経緯と彼女の想いを

知らない者達と揉め事が

起きる可能性もあるのかなと。

 

どちらにしてもあくまでも

現段階では懸念事項どまりなので

どうなるかはわかりませんが。

 

なんにしてもここも駄目だったら

結構厳しくなりそうですし

上手い事いってくれることを

願っています。

 

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