2021年3月18日発売の
週刊ヤングジャンプ2021年16号で
連載中の真・群青戦記 9話の
ネタバレ&感想になります。
第9話 邪魔者
内容ネタバレ
弁丸の声が聞こえたと声を荒げ
飛び出す惣兵衛の前に
水沢が立ちはだかる。
広瀬を見たミチロウが
まだ弁丸を狙っていることに
気づいた一方で
医務室で弁丸は兄の傍らで
その快復を願っていた。
弁丸は兵を止めに行ってくると
医務室を出ようとするが
血を取られた影響からか
貧血で倒れてしまい・・・!?
惣兵衛の大太刀を相手に
水沢は一太刀も受けることなく
立ち回っていた。
その様子を見ていた
惣兵衛が連れてきた男は
なぜ丸腰なのかと
訳が分からずにいた。
それは戦国時代の者には
未知の動きだった。
大太刀を躱し中へと入り
惣兵衛に素手で一撃を見舞う水沢。
その間合いの詰め方は
惣兵衛達にも理解できずにいたが
廣瀬はそんな水沢の戦いを見て
ある事を思い出し・・・。
水沢ケイ 元格闘家
琉球空手をバックボーンに持ち
スタンドには定評があった。
リング上だけで見せる”笑み”が
印象的でようやく辿り着いた
フェザー級タイトルマッチ前夜
闇金業者2名を殺害し自ら通報。
不可解な点が多く
当時大きく報道された。
一方、赤岡と対峙するミチロウは
その服を掴み背負い投げに入るも
投げられずにいた。
投げようとした瞬間
体幹が異常であることに気付くも
一瞬固まった瞬間赤岡に外され
壁に叩きつけられていた。
お前何者だ?と拳を鳴らし
問いかける赤岡に対し
ミチロウはお前達こそなんなんだと
返すも襲われていた
刑務官からその答えが。
刑務官は先程の恐怖に
震えながら口を開く。
こいつら死刑囚だ・・・
人を殺している・・・と。
その言葉に驚愕するミチロウをよそに
赤岡は刀を構える兵に向けて
散らばったガラスを蹴り飛ばす。
そして身を守ろうと目を瞑った
兵の刀を奪い宣言する。
真田のガキはおれらがいただく!
邪魔するヤツは殺す。
そう言って笑みを浮かべながら
襲い掛かろうとした兵の一人を
その刀で斬りつけるのだった。
廣瀬がこれが極道なのかと
恐怖を感じていた一方で
総兵衛と水沢の戦いは続いていた。
先程と同様に大太刀を躱した
水沢が放った蹴りを受け
膝をつく惣兵衛。
惣兵衛は何故自分が
そうなっているのか分からず
困惑していた。
刀で兵の一人を斬りつけた
赤岡に対しミチロウは
何て事を!と憤っていた。
しかし赤岡から戦国じゃ合法だろ?
こいつらと同じことをしただけだと
言われ絶句していた。
この時惣兵衛は違和感を覚えていた。
こやつらなぜこの隙に弁丸様の所へ
行かないのかと。
狙いは我らの足止めか・・・?
だとすれば別動隊がおり
弁丸様が危ないと。
悪化していく状況の中
ミチロウは弁丸は渡さねぇと
決意を固め・・・。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
状況は刻一刻と悪くなっていますが
とりあえず予想通り
水沢は強かったですね。
てっきりボクサーかと
思っていましたが
ケリを繰り出していたので
キックボクシングだったようです。
それも世界か日本かはわかりませんが
タイトル挑戦者だったみたいですし
そりゃ強いわけだなと。
戦国時代にも組打ちがありますが
あくまでもそれがメインではなく
前提として備えレベルだと思いますし
素手に特化した技術に
対応するのは難しいでしょうね。
もちろん素手メインで
戦う連中もいるんでしょうけど
技術的には劣るでしょうし。
それにしてもあっさり人を
手にかける連中は怖い・・・。
惣兵衛にやられた丸山もそうですが
躊躇がないというのは
それだけで凶器だと思います。
赤岡はそんな丸山の
上位互換とでも言えばいいのか
厄介さはそれ以上だと思いますし。
まあ、死刑囚になった連中を
一般人が理解できるはずもなく
してはいけないと思うからこそ
恐怖を感じるのだと思いますが。
そんな連中がマコトを除いて
6名いるわけですから
本当に厄介極まりないなと。
ともあれ最初に言ったように
状況は悪くなる一方ですので
これからどうなるのか楽しみです。
弁丸少年はそんなこと露知らず
貧血で倒れていますが
彼の存在は本当に和みます・・・。