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キングダム 最新 675話 ネタバレ&感想 桓騎の思惑

2021年4月1日発売の

週刊ヤングジャンプ 2021年18号に

掲載されているキングダム 675話

ネタバレ&感想になります。

 

第675話 前へ

内容ネタバレ

 

地形的な弱さから

死地と化している影丘に

参陣することになった玉鳳隊。

 

玉鳳隊がその地へ辿り着いた時

すでに担当する左翼の本隊は

すでに壊滅的な被害を受けていた。

 

どうみても影丘攻めを

無理だと判断した

幹部達は本軍の桓騎に

伝令を送ることを提案するが

そんな彼らを出迎えるように

摩論が姿を見せ・・・。


自らを”六大将軍”桓騎の大参謀

と名乗った摩論は

玉鳳に対し左翼の中心になり

影丘を抜いて頂きたいと告げる。

 

幹部達は作戦の練り直しを求めるが

摩論はあなた方の理解など

求めていないと語り

さっさと従うようにと命令を下す。

これは”六大将軍”の命令であると。

 

雰囲気が悪くなる中

王賁は影丘を抜くことの

戦略的意味について語る。

 

突破した左翼は敵の裏に回り

中央・右翼の戦場の援軍に行ける。

 

そうすれば一気に全軍勝利に

つながるだろうと。

 

摩論のその事に同意するが

関常はそれは分かっているが

影丘は抜けないと言い

王賁も確かに我々だけでは

兵力が足りないと話す。

 

その上で摩論に中央から隊を少し回せ

お前達”桓騎兵”をだと告げる。

 

その言葉の真意は

この難所で戦わされている左翼が

ほぼ他から集められた部隊であり

桓騎兵ではなかったからである。

 

王賁は大将なら死地に送り込む

兵の”差別”をするなと告げるが

摩論は反論。

 

桓騎兵は、まとめていた方が

強いからそうしただけであり

そしたらたまたま他所者軍が

死地に割り振られただけだと。

 

そう言って笑みを浮かべる摩論は

”差別”しているのはあなたの方だと

王賁に告げる。

 

これが桓騎ではなく

王翦の命令であったなら

文句の一つも言わずに

突っ込んでいくだろうと。

 

その言葉を受け幹部達は

押し黙ってしまい

摩論は笑みを浮かべ再度告げる。

 

影丘をお抜きなさい王賁将軍。

桓騎軍が目的地である”平陽”に

辿り着けるかどうかの”責任”は

玉鳳隊に掛かっているのだと。


一方、前線に到着した飛信隊は

王翦軍と桓騎軍の中間地点に

野営地を張っていた。

 

信はとっくに前線に着いているのに

どっちの軍からも声がかからず

どうなってんだと声をあげる。

 

集まった幹部達は

この現状について色々話すも

王翦将軍からこの場に待機との

命令が来ているらしく

動けないようで・・・。

 

動くに動けない現状に

イラつく信だったがそこへ

玉鳳隊についての続報が届く。

 

その内容は玉鳳は

桓騎軍の左翼に入ったが

その左翼はすでに壊滅状態で

玉鳳がその主力として

戦うことになるというものだった。

 

左翼軍の主力として

玉鳳隊が影丘攻めを

開始したとの報はすぐさま

本営の桓騎のもとに届いていた。

 

その事を伝えた摩論は

自身の読みでは

いかに玉鳳でも影丘は

抜けないと語る。

 

楊端和軍・王翦軍に比べて

我々の方が深く侵攻しているため

敵兵力はこちらに厚く

この流れの中で左翼が消失すれば

桓騎軍そのものが危険であると。

 

急ぎ過ぎたのが裏目に出たとして

全体で一度後退するのも得策だと話すも

桓騎は聞いているのかいないのか

かもなと笑みを浮かべていた。

 

そう言った次の瞬間

桓騎は中央軍と右翼に伝達する。

もう少し前に押し出せと。


秦軍の侵略を阻む趙軍は

ぶ厚い防衛線を敷いている。

 

その防衛線の後ろに

全体の士気を取る軍総司令

大将軍扈輒の正規軍がいる。

 

扈輒軍本営本陣にて

扈輒の指示の下

本軍十五万が出陣。

 

龍白公・岳白公・虎白公の三将は

自分達の勝利を確信していた。

 

扈輒様はずっとこの時を待っていた。

そして秦三将の内最初に

狙われた哀れな男は・・・。

 

桓騎軍本陣にて摩論は

こちらに扈輒軍十五万が

向かってきていると報告を受け

慌てふためいていた。

 

集まった幹部達を前に摩論は

とりあえず交代せねばなりません

今からなら充分間に合うと

大将である桓騎に声をかける。

 

その上でこれで得するのは

王翦であると言い

敵主力がこちらに動いたことで

王翦軍が平陽・武城に

行きやすくなったのだと。

 

本当はこれを逆にやりたかったと

ぶつくさ文句を言う摩論に

桓騎はなおも”前進”だと告げ・・・!?

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

玉鳳が死地に入るのは

前回からの流れで分かってましたが

想像していた以上に

厳しい戦いになりそうです。

 

到着した時には

すでに左翼軍が壊滅的な

被害を受けているとか

これから戦う玉鳳隊としては

なんだそりゃ!?って

感じでしょうね。

 

それも今度は自分達が

主力として動くことになるわけで

まさしく死地になるかと。

 

それになによりわからないのが

桓騎が何を考えているのかについて。

 

正直前の時もそうですが

桓騎は常人には理解できない

考えで動くわけで

何を考えているのか

さっぱりわからない。

 

おそらく扈輒すらも気づかない

理外の一手を指すと思いますが

おそらく被害は大きくなるでしょうね。

 

なんていうか桓騎って

破滅願望とでも言えばいいのか

自分の死について

重く考えていない気がします。

 

当然ながら敵に対しても

どれほど凄惨な目に遭わせても

笑っているような感じ?

 

ぶっちゃけ人間性からみて

最悪な人物なのは間違いなく

だからこそ強いんだろうなと。

 

なんにしても桓騎が

全ての鍵になると思いますので

よくよく注視が必要でしょうね。

 

今の段階では全くわかりませんが

結果としてあの指示には

どんな意味があったのか楽しみです。

 

ちなみに次号については休載で

続きは4/15発売の20号になるかと。

 

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