葬送のフリーレン 雑誌掲載最新話

葬送のフリーレン 最新 第44話 ネタバレ&感想 格の違い

2021年3月31日発売の

週刊少年サンデー 2021年18号に

掲載されている

葬送のフリーレン 第44話

ネタバレ&感想になります。

 

第44話 隕鉄鳥奪還

内容ネタバレ

 

大地を操る魔法を使う

リヒターと相対する

ラヴィーネとカンネ。

 

しかしその魔力に差があり

その実力差は明らかだった。

 

ラヴィーネの放つ氷の魔法を

防ぎながらリヒターは告げる。

・・・脆弱過ぎると。


ラヴィーネはすぐさまカンネに

防御魔法を展開させるが

リヒターはそんな彼女達に語る。

 

殺傷能力に欠ける氷の魔法に

水が無ければ戦えない魔法使い。

 

俺は何をやらされている?

これでは本当にガキの御守だと。

 

ラヴィーネは言ってくれると

派手な魔法を使うアンタこそ

魔力保つのかと返すが

リヒターは見当違いだと

言いたげに告げる。

 

お前達は魔法学校の出身だろう、

老人達は未だに防御魔法中心の

消耗戦のやり方でも教えているのか?と。

 

その言葉の意味を問う彼女達に

リヒターは少し魔法史の講義を

してやろうと語り始める。

 

人を殺す魔法の対処法として

開発された防御魔法は

魔法そのものに対して強い耐性を持つが

物質的なものに対する防御性能は

昔とほぼ変わっていない。

 

当然これには明確な理由があり

魔物や戦士の物理攻撃を防ぐには

十分な性能だったから。

 

防御魔法にオーバースペックは

あってはならない。

 

完璧を求めれば術式が

より複雑化し発動速度に

致命的な影響が出る。

 

魔法の歴史は攻撃と防御の歴史であり

だから現代の攻撃魔法は

物質を操るものが主流になったと。

 

俺が何を言いたいのかわかるか?

そう言ってリヒターが

地に手をつき魔法を発動させる。

 

その魔法はカンネに向けられ

すぐさま防御魔法を発動させるも

ラヴィーネはそれが

何を意味しているのか気づき

声をあげるも間に合わず

カンネもろとも空へ吹き飛ばされ!?


リヒターは告げる。

オレの魔法は物質による

圧倒的な質量攻撃だと。

 

リヒターはラヴィーネ達が

何を出来て何を出来ないのか

しっかりと理解していた上で

これ以上戦うつもりもなかった。

 

ラヴィーネは人の体の六割は

水で出来ているとの

ハッタリすらも通じなかったことで

嫌な大人だと毒づきつつも

一つわかったことがあった。

 

講釈を垂れる程の戦い好きなら

水のある場所で私達を

叩きのめしていたはずだと。

 

何をそんなに怖がっている?

そう問われたリヒターは

その問いに答えることなく

大人しくしていろと告げる。

 

そして俺の役目はデンケンが

負けない限りお前達を

寝かしつけることだと言い

デンケンらの戦いへと

目を向けるのだった。

 

一方フリーレンと戦いながら

デンケンはこのままでは

魔力を削られて終わると

判断していた。

 

悪いが早めに決着をつけると言い

フリーレンへと魔法を発動させる。

 

”竜巻を起こす魔法”から

”風を業火に変える魔法”により

フリーレンのいる上空には

火炎旋風が巻き起こっていた。

 

その光景は結界の中にいる

ゲナウらの目に入っており

ゼンゼから結界は

大丈夫なのかとの声が。

 

ゲナウはこの結界は

大魔法使いゼーリエが

施したものであり

愚問だと笑みを浮かべていた。

 

納得したゼンゼは話を変え

ところで昨日の晩くらいから

結界を解析している奴がいると話すが

ゲナウはどちらにしても無駄な行為だと

意に介していないようで・・・。


火炎旋風の中から防御魔法と共に

無傷で姿を見せたフリーレン。

 

それを見たデンケンは

さらに”裁きの光を放つ魔法”を

発動させる。

 

絶え間ない光の矢が

フリーレンを襲う中

デンケンは背に一撃を受け

驚愕していた。

 

それはフリーレンによる反撃であり

そのような隙などと考えた瞬間

目の前にはこちらへと杖を向け

魔法を発動させようとしている

フリーレンの姿が!?

 

防御魔法を発動させ

ダメージを防いだデンケンだが

その魔力も切れ蹲っていた。

 

そしてここまでかと思いつつ

フリーレンへと目を向ける。

 

こいつは最後まで

基礎的な魔法しか

使っていなかった。

 

これではまるで

見習い魔法使いに対する

指導試合ではないか・・・と。

 

負けを認めたデンケンに対し

フリーレンはラオフェンの

居場所を教えるようにと問い詰める。

 

しかしデンケンがそれを

教えるはずもなく

フリーレンもその事に同意しつつ

デンケンの身を俯せの状態に。

 

その上で近くに潜伏していると

思われるラオフェンに向け

声をあげる。

 

隕鉄鳥を持ってここに来て。

来なければデンケンを殺すと。

 

近くの木の裏に隠れていた

ラオフェンはデンケンが

やられたことで相手が

遥かに格上であることを

理解していた。

 

しかしデンケンの体には

触れていない事から

油断していると。

 

そんな彼女の考えを

否定するかのように

デンケンは声をあげる。

 

”高速で移動する魔法”は使うな。

そのまま潜伏し続けろ。

少しでも魔力を発すれば

探知されると。

 

ラオフェンはこの距離なら

デンケンを回収して

逃げられると判断。

 

フリーレンがデンケンに向け

魔法を発動させようとした瞬間

”高速で移動する魔法”を発動し

木の裏から姿を消す。

 

フリーレンはその魔力を探知し

見つけたと零した瞬間

デンケンを助けるため

眼前に姿を見せた

ラオフェンの髪を掴み・・・。


ラオフェンと共に捕えられた

デンケンはラオフェンに

未熟者めと告げる。

 

殺意がないことなど

わかり切っておろうにと。

 

ラオフェンはでもあいつは

死なない程度には

痛めつける気だったと返すも

デンケンはそれでも

儂らが勝ったと。

 

そう告げるデンケンに

ラオフェンはどうして

そこまでして一級魔法使いに

なりたいのか問いかける。

 

その問いにデンケンは

儂の故郷は北部高原の奥地だと語る。

 

魔族共が暴れたせいで

今じゃ一級魔法使いしか入れない。

 

久々に墓参りに行きたかった。

それだけだと。

 

フリーレンにガキ共を

助けに行った方がいいんじゃないか

と告げるデンケン。

 

リヒターはお前と対峙する前に

彼女達を殺す。

 

そういう合理的な判断が

出来る男だと。

 

しかしフリーレンは

それなら大丈夫だと言い

カンネ達の勝利を疑う事はなかった。

 

そして結界の解析が

丁度終わったと言い残し

その場を去るフリーレン。

 

一方デンケンがやられたのを見た

リヒターはガキの御守は

もう終わりだとラヴィーネ達に

目を向けるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

ついにデンケンの実力が明らかに!?

といった感じで始まった回ですが

結果的見ればフリーレンとの

格の違いを見せつけられたみたいな?

 

まあ、魔法に費やしてきた

年月も桁違いですし

経験も遥かに上回るので

この結果も納得ですけどね。

 

ラヴィーネ達に関しては

正直ああも圧倒されるとは

ちょっと予想外。

 

リヒターの方が格上なのは

流れから理解してましたが

思っていた以上に差があったなと。

 

それでもフリーレンは

彼女達が勝つと確信しているので

何かしら勝機があるとは思いますが

そちらに関しては次回に期待ですかね。

 

それともう一つ気になるのは

フリーレンが結界について

調べていたことについて。

 

ゲナウは無駄なことだと

全く意に介していませんでしたが

フリーレンの口から

解析が終わったとありましたので

おそらく驚愕することになるかと。

 

それが何を意味しているのかは

イマイチ分かっていませんが

解析されたと知ったゲナウが

驚愕するのは間違いないでしょうね。

 

そろそろ第一次試験も

終わりそうですし

あとはラヴィーネ達がリヒターに

どう勝利するのか楽しみです。

 

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