2025年8月20日発売の
週刊少年サンデー 38号に掲載されている
地上へ・・・ 第30話の
ネタバレ&感想になります。
第30話 ホドキシモノ④
内容ネタバレ
眼前の超巨大な敵とは別の敵の圧に
ヒイロが気付いたと同時に
ビャクグンもその気配に気付いていた。
オブジェクトが二体いることに気づいた二人は
もう一体の隠れているオブジェクトの
位置を探るべく動き始める。
索敵能力が高いヒイロは
ビャクグンに援護を任せることで索敵に集中し
街中に隠れていたオブジェクトを発見する。
しかしその姿は人間と変わらず
思わずヒイロは人間!?と驚くが
発見されたことに気づいたピカソは
口元に笑みを浮かべ・・・!?
一方、オブジェクトから攻撃を
防いでいたビャクグンだが
街中で瓦礫に潰されようとしている女性に気づき
舌打ちしつつもそちらに力を向ける。
無事女性は助かったものの
気をとられた一瞬の間に
オブジェクトの攻撃がヒイロに迫っていた。
それに気づいたビャクグンは落としきれん!と
己の身を盾にヒイロを庇い
オブジェクトの攻撃を受けてしまうことに。
その事に気づいたヒイロは
すぐさまビャクグンを助けに入るが
ビャクグンが叫び声をあげたことで
傷が深いですか!?と声をかける。
しかしビャクグンはそれを否定した上で
壊れたボールペンを手に絶望していた。
む・・・胸のポケットに入れていた
”ボールペン”が・・・と。
ヒイロはつまりケガはないのですね?と訊ねるが
ビャクグンはカタカタと震えながら口を開く。
ケガじゃない。ボールペンが・・・
「父の人」にもらった”ボールペン”がぁ~~!!
そう口にした次の瞬間
ビャクグンは壊れたボールペンを握り締め
その感情のままに雄叫びを上げていた。
ヒイロはどうしたのかと訊ねるが
ビャクグンにもこの感情が
何なのかわからないようで・・・
そんなビャクグンの様子を見てヒイロは思う。
たしかにビャクグンは・・・
あの”ボールペン”を大事にしていたです。
それとこの感情の爆発は
何か関係あるというですか・・・と。
わからん・・・何なのか
まったくわからんがよぉぉ~!と叫びながら
ビャクグンはオブジェクトを睨みつけ告げる。
今 おまえを無性にぶっ倒したい
ということだけはわかる!
ヒイロ!このオブジェクトはオレ一人で倒す!
一切手を出すな!と。
その言葉を受けヒイロは
じっとビャクグンに目を向け決断する。
・・・本来なら二人で各個撃破が定石・・・
ですが超人の力の源、それは、意志の力!
ビャクグン、今のあなたなら
一人で十分なことはわかるです。
ヒイロはもう一体のオブジェクトを追うです!と。
おい。オブジェクト。
この地上に、てめぇの肉片一つたりとも残さない!
そう言い放ったビャクグンが
オブジェクトを圧倒するのを尻目に
ヒイロは街中に隠れていたもう一体の
オブジェクトの元へと向かうのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前に出現したオブジェクトとの戦いで
ヒイロが覚醒したように
ビャクグンが覚醒することは予想してましたが
こんなにも早く起きるとは驚きました。
それだけ大作からもらったボールペンを
大事にしていたんだとは思いますが
ボールペンで覚醒って・・・。
ヒイロによるとあの巨大なオブジェクトを
任せても大丈夫な程ですから
その強化具合も大したものだと思います。
ともあれ苦戦は免れないであろう
巨大オブジェクトをビャクグンに任せることで
ヒイロがピカソに当たれるのは大きいかと。
あのままでもピカソは観測だけで
動かなかった可能性もあったでしょうけど
不確定要素なのは間違いないわけですしね。
正直ヒイロがピカソを相手に
勝てるとは思っていませんが
それでも今の時点でピカソの力を
多少でも明らかにできれば
今後かなり有用だと思います。
敵が強ければ強い程
それに対応して強くなっていくのが
この手の漫画の王道だと思いますし。
何にしてもヒイロがピカソと相対することで
わかることもあると思いますので
どんな戦いをみせてくれるか楽しみです。
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