2025年4月9日発売の
週刊少年サンデー 19号で連載中の
地上へ・・・ 第13話の
ネタバレ&感想になります。
第13話 超人の怒り
内容ネタバレ
オブジェクトによって
止めを刺されそうになっていた少女を
間一髪のところで助けたヒイロ。
少女を救った傍らで街の人々が悲鳴を上げて
逃げ惑う様子を見たヒイロは激昂し
よくも”地上”を・・・やってくれたですね・・・!
と受け止めたオブジェクトの指を投げ返していた。
命を救われた少女は
信じがたい光景を目にしたことで
目の前の少年がヒイロであると気づき
最強クラスの超人!と歓喜の声を上げていた。
そうした中、怒りのままにオブジェクトに
飛び掛かったヒイロは続けざまに殴りつけることで
複数ある腕の一本を吹き飛ばし!?
車中にあるモニターから
ヒイロの活躍を見ていた結は
ヒイロ強~い!とはしゃいでいた。
この事態に自衛隊は出動しないのかと
疑問を口にする結に対し
管理官は薄く笑みを浮かべながら語る。
・・・奴らにはいかなる物理攻撃も
効かないんだよ お嬢さん。
そう・・・”核”ですら
効かなかったのさ・・・と。
じゃ出動しても被害が広がるだけだね・・・と
自衛隊が出動しない理由を理解した結だが
もう一つ疑問に思ったことを訊ねる。
あれ?でも今のヒイロのパンチも
”物理攻撃”じゃないの?と。
そんな結の疑問に管理官は
笑みを浮かべて答える。
クク・・・物理を超えた人の意志さ・・・
”意志の力”だけが唯一
奴らにダメージをもたらす武器なのだよと。
そんな話をしている間にも
ヒイロの攻撃がオブジェクトを圧倒し
決着がつこうとしていた。
畳みかけられるヒイロの攻撃を受け
地に倒れ伏すオブジェクトの姿に
結はやったやった~!と飛び上がって喜ぶが
管理官はまだだ!と声をあげる。
その瞬間、ヒイロが吹き飛ばしたはずの
オブジェクトの腕が治り
少女は声を上げる。
ヒ、ヒイロ様!
そのオブジェクトには
分子コントロール能力があります!と。
それは自己修復できることを示しており
思わず結がずるいわ!と零す中
管理官は笑みを浮かべながら口を開く。
ククク・・・幸運なのはこの事態に至っても
地下で最強クラスの超人が二人地上にいること。
そして、不運なのは・・・
その両方ともが瀕死の重傷という点だと。
それを聞いた結は一人はビャクグンだとして
もう一人が誰なのか分からなかったが
男性スタッフは語る。
ビャクグンのプラズマをあれだけ喰らって
認識名ヒイロが無事なわけないだろ?
ビャクグンとの戦闘後
すぐに自己回復モードに入るべきだったな。
現在、非常に危険な状態だと。
そんな素振りまったく見せなかったのに!と
結が声を上げる中、管理官は語る。
彼らは兵器だ。
体が動く限りダメージは見せない。
ククク・・・なんという皮肉か・・・
今、始末しようとした者が
唯一の頼みになるとは・・・と。
自己修復を完了したオブジェクトと
ヒイロの戦いは先程までとは逆に
ヒイロが劣勢に追いやられていた。
ビャクグンとの戦いで溜まったダメージは重く
ヒイロ自身もこのままではマズイと考えていた。
そうした中、管理官は亀裂から現れた少女
識別名”キチャ”に通信する。
私だ、聞こえるか?
そいつの仕留め方を分析できるか?と。
管理官からの通信を受けたキチャは
すぐさまオブジェクトの分析し
その分析結果を説明する。
おそらく全身の細胞を一気に破壊すれば
分子コントロールといえど回復は無理かと。
それは近接戦闘型であるヒイロには
難しい条件であり管理官は頭を悩ませるが
そこへ治療中のビャクグンから声が上がる。
・・・じゃあ・・・プラズマで
焼いちまうというのは・・・どうだ?と。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ついに本格的にオブジェクトと
ヒイロの戦いが始まったわけですが
正直今のヒイロでは厳しそうですね。
万全の状態だったら
どうにかなったかもしれませんが
ビャクグンとの戦いでのダメージが
かなり響いているみたいですし。
ただまあ、万全の状態だったとしても
ヒイロは接近戦型とのことですので
分子コントロール持ちは
相性があまり良くないのかも。
逆に言えばビャクグンのように
遠距離用の攻撃が多く
一撃の威力が大きいタイプには
相性は良いのかもしれませんが。
ともあれ現状ではヒイロとビャクグン
二人の力を合わせないと
あのオブジェクトの打倒は難しそうですね。
戦ったばかりの二人による共闘は
中々にアツい展開ではありますので
結果上手くいくにせよそうでないにせよ
どうなるのか楽しみです。
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