雑誌掲載最新話 宇宙兄弟

宇宙兄弟 最新 第424話 ネタバレ&感想 生きてる実感と駆け巡るニュース

2025年6月12日発売の

モーニング 2025年28号に掲載されている

宇宙兄弟 424話

ネタバレ&感想になります。

 

第424話 吉報

内容ネタバレ

 

日々人からのおけーりという言葉に

六太がた~いまと笑みを浮かべて返した瞬間

日々人は感極まって六太を抱きしめていた。

 

あああ~!よかった・・・!

んあああああ!はああ~怖かったぁ~と

溢れ出す感情を子供のように吐き出す日々人に

六太は泣きそうになりながら感謝を伝える。

日々人・・・お前・・・命の恩人だあ・・・と。

 

その言葉を聞いた日々人も

六太の顔を見て言葉を返す。

何言ってんだ・・・ムっちゃんがだよと。

 

身体大丈夫か!?と心配しつつ

宇宙服を脱ぐのを手伝う日々人に

六太はまだ緩慢にしか動けないながらも

ああ・・・多分大丈夫と言葉を返す。

浮いてただけだからなと。

 

その言葉に日々人はあ~そっかと返すが

次の瞬間二人は声に出して笑っていた。

 

ひとしきり笑った後日々人は

マジでビビった~と零し

六太もまだワケわかんねえ・・・

生きてんの俺・・・!?と零していた。

 

そして六太がその実感を得るためなのか

まじまじと自分の手を見る様子を見て

日々人はただ笑みを浮かべ・・・


そんな二人のやり取りを

皆が笑みを浮かべて見守っていた。

 

クジョーは六太の体が心配なのか

ハガートに六太のメディカルチェックを求めるが

ハガートはもうちょい待ってやろうぜと

もう少し見守るようにモニターに指を向ける。

 

モニターの向こうで二人が

くだらないやり取りを交わす様子を見て

皆は笑ったり感動に震えたりと様々だった。

 

そんな風にいつもの調子を取り戻す二人だが

六太が取り外したジェットアームを

感慨深さげにじっと見ているのを見て

日々人は笑みを浮かべながら声をかける。

ホントに”お守り”だったなと。

 

六太も・・・だったなと笑いながら

ジェットアームを日々人に渡していた。

 

そんな二人のやり取りを見て

ロスコスでも歓声が上がっていた。

 

奇跡だ・・・!これ以上ないな!と

皆が拍手でその偉業を称える中

イヴァンは誰よりも大きな声で歓喜の声を上げていた。

 

そして彼が宇宙飛行士として

復活するために送ってきた苦悩の日々を

脳裏に思い浮かべながら

誇らしげに日々人を称賛する。

 

ヒビチョフ・・・よくぞ・・・よくぞ・・・!

誰にでもできるこどではないぞ・・・!と。


一方その頃、JAXAでも中継が行われており

六太の救助に成功したことが

星加の口から伝えられていた。

 

無事であることを伝えたものの

感極まってしまった星加の

もう言葉にならない様子を見て

一緒に中継していた絵名が代わりに伝える。

 

無事・・・南波六太飛行士を確保し

二人ともソユーズ船内に入りました・・・!と。

 

その瞬間ネットのコメント欄には

歓喜の声が続々と送られていた。

 

そのニュースはすぐさま

日本のみならず世界中を駆け巡り

喜びの声が溢れていた。

 

そして六太が無事救助されたことは

中継を見ていた両親にも伝わり

二人は感極まっていた。

 

父は体を震わせながら

懸命に涙をこらえており

母は顔を手で覆い言葉もない様子で・・・

 

世界中が感動の声が上がる中

ソユーズに管制室にいるゾーヤから

ソユーズ月離脱噴射30秒前を

知らせる通信が入る。

 

15秒前となり日々人にそろそろ離脱だぞと

あくびをしながら声をかける六太だが

日々人がすでに寝ているのを見て

・・・うっそ・・・と絶句していた。

 

俺・・・でしょ 先に寝るの・・・

と思いつつも日々人らしいと思ったのか

ふ・・・っと笑みを零す中

時間となり噴射が開始される。

 

噴射完了。

ソユーズは月周回軌道を離脱――

地球帰還軌道に入りました!

 

というゾーヤからの通信を聞きながら

六太はソユーズの窓の向こうへと目を向ける。

 

そして笑みを浮かべながら徐々に離れゆく月を

ただじっと眺めるのだった・・・。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

あれから問題なくソユーズも

月軌道を離脱し地球帰還軌道に入ったわけですが

これ以上のトラブルがなくて安堵しました。

 

流石にこれ以上はないだろうと思ったところで

再度トラブルに見舞われるというのが

一番感情的に厳しいと思いますし。

 

それにしても日々人がああいう風に

自分の感情を露にするとは

本当に追い詰められていたんだろうなと。

 

それだけの事を日々人がやり遂げたわけで

彼がロシアで送ってきた苦悩の日々を知っている

イヴァンはこれ以上ない程に

日々人を誇らしく思ってるでしょうね。

 

そしてなにより今回の話で感動というか

涙を誘ったのは六太の両親の反応でした。

 

母は結構感情を露にする時もありましたが

あの飄々としている父が

身体を震わせて涙をこらえる姿は

かなりクるものがありましたね。

 

もちろん息子の生死がかかっているので

当然の反応ともいえますが

これまでの反応を見てきているだけに

あの父の反応は心を打つものがありました。

 

そんな六太の無事は

すぐさま世界中に知らされ

再び歓喜の声が巻き起こったわけですが

なんていうかいい世界だなと改めて思います。

 

もちろん現代と同じように

色々な問題を抱えているとは思いますが

それでも日本のみならず世界中で

六太の無事を喜んでくれると言うのは

それだけでいいものだと思いますし。

 

なんにしてもあとは地球に帰るだけですので

何事もなく帰還できることを願うばかりですね。

 

気になる続きについてですが

7/24発売の34号に掲載予定とのこと。

 

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