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キングダム 最新 第815話 ネタバレ&感想 存亡を懸けた戦いの始まり

2024年10月24日発売の

週刊ヤングジャンプ 47号に掲載されている

キングダム 第815話

ネタバレ&感想になります。

 

第815話 列国の注目

内容ネタバレ

 

秦国王都咸陽に報告が届く。

騰軍・飛信隊合わせて十六万

韓王都新鄭に向けて南陽を出陣!

 

一方 韓軍も新鄭より出陣

その数同じく十六万。

 

しかし新鄭以外の城々からも

出陣の報告多数 援軍と思われる

その数の総数はおよそ三万!

 

合わせて十九万の韓軍が

恐らく新鄭より西の英呈平原に向けて進軍!

そこが開戦の地になりそうですと。

 

報告を聞いた者達が

これから行われるであろう戦を思い

それぞれに声をあげる中

皆の前に姿を見せた政は

いよいよだなと呟く。

 

そして目を閉じ彼らの武運を祈る。

頼んだぞ騰 そして信と。


一方その頃、魏国王都大梁にも

秦軍と韓軍が出陣した報が届き

戦がどうなるか話し合っていた。

 

軍師である玻理は楽しそうに

傍らにいる宰相月華広に声をかける。

 

さてさてある意味・・・・

互いに国の命運をかけた大一番。

そうなりますかねと。

 

そんな玻璃に対し

月華広は韓軍の圧勝に一票だと返す。

 

軍の中身の差・・・・・・じゃ。

韓の王都精鋭軍に対し

秦軍は急遽徴兵された新兵が大部分。

 

この半年で練兵したであろうが

たかが知れておりその力は雲泥の差だと。

 

続けて問われた呉鳳明は

・・・たしかに兵力の差は

大いにあると同意しつつも

別の意見を口にする。

 

月宰相の言う韓の圧勝劇——

それが魏としても最も好ましいが

六将騰と飛信隊の李信という将は

そう簡単に打ち倒せる相手とも思わぬ。

 

洛亜完の実力も正直未知数であり

読みづらいと。

 

その上で言葉を続ける。

ただ分かっていることは

我ら魏軍が韓王都新鄭へ援軍に向かうのを

防ぐために玉鳳五万をわざわざ渡河させて

洛紫に陣取らせていると。

 

それはつまり秦はこの十六万で

新鄭を抜く自信があることを示しており

玻璃はそこまで秦の絵図通りに物事が運ぶのは

全く面白くありませんねと言い

呉鳳明もそれに同意する。

 

その通りだ。だから騰軍が英呈で勝利し

新鄭攻めに入った時は

軍を発して洛紫の玉鳳を抜き騰軍を討つ。

 

そう語った呉鳳明は蒙高城の凱孟にも

いつでも出陣できる準備をしておけと指示し

改めて皆に告げる。

 

玉鳳王賁、そして騰 李信。

もし真に新鄭戦にまでなれば

図らずも”著雍”の戦いの

復讐戦の盤面が出現するぞと。

 

同じ頃洛紫城にも

同様の知らせが届いており

王賁は一度関常達を呼び戻せと指示する。

 

戦況次第では魏の本軍が

早めに動いて来るやも知れぬと。

 

玉鳳はこの半年黄河添いの拠点と

洛紫の線を守るべく多くを外に展開し

時折周囲の魏軍と交戦しこれを撃退していた。

 

一方、黄都の北 秦・趙国境付近に

展開していた楽華軍にも

同じように報告が入っており

趙の武安にも宜安の李牧経由で

指令が届いていた。

 

英呈平原にて秦軍が勝利した場合

速やかに武安より出陣すべし。

 

その際新鄭へ鳥を飛ばし

黄河渡河の船を要請するようにと

韓の張宰相とは既に話がついていると。

 

知らせを聞いた傅抵は

他国の戦争に首を突っ込んで

血を流すことに不満を漏らすが

瞬水樹はひいては趙のためだと語る。

 

その上で今度こそ秦の黒き野望の

息の根を止めてやると言い

他の者達も声をあげるのだった。


宜安城 楚国王都郢 斉国王都臨淄

燕国王都薊 まさに中華の列国全てが注目する中

ついに秦軍十六万対韓軍十九万が

互いの国運をかけた決戦の地

英呈平原にて対峙した。

 

そして先に軍の士気を上げたのは

韓軍であった。

 

韓軍の前に立った

洛亜完は声をあげる。

 

韓軍総大将大将軍洛亜完である。

皆の者 この戦いは我らが国

韓の存亡をかけた決戦であると心得よ。

 

貴様らの親を妻を子を守れるのは

貴様らのその刃だ。

 

愛する者の命を守れ。

その一点を鉄の意志として心に刻み戦えば

秦軍など恐るるに足らぬ。

 

百七十年続く韓は・・・揺るがぬ。

愚かな侵略者共は一人残らず

この英呈の地の底に沈めるぞォ!

 

との洛亜完の檄を受けた韓軍は

槍を天に掲げ檄に応えるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

ついに英呈平原にて

互いの軍が対峙したわけですが

マジでどんな戦いになるんでしょうね?

 

秦軍としてみれば

出来るだけ犠牲を抑えて

言ってみれば圧勝しなければならない。

 

対して韓軍は負ければ亡国の危機である以上

是が非でも勝利しなければならず

加えて王都軍が主である以上

精鋭であり意気軒高であると。

 

とまあ、普通に考えれば

兵力と質で勝ると思われる

韓軍が有利ではないかというのが

大多数の意見だと思います。

 

当然魏や趙も同様に考えているのは

間違いないところではないかなと。

 

そうなると秦が勝利するためには

兵力はどうしようもないとしても

将と兵の質で上回らなければいけないわけで

そこに注目することになるでしょうね。

 

さらに圧倒的に勝利するためには

苦戦するのもダメレベルで

圧倒しなければならないと。

 

正直言ってそれはかなり無理があるんじゃないかと

思わなくもないんですが

秦が中華統一の道に戻るためには

それが前提ですからね・・・。

 

なんにしてもこの戦いは

列国が注目する戦いでもありますし

どんな戦いになるのか楽しみです。

 

ちなみに次号は休載で

続きは11/7発売の49号に掲載とのこと。

 

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