第8話 The faerie Queene.
内容ネタバレ
浄化することに成功し意識を喪ったチセは
家の近くにある森の中で眠り続けていた。
エリアスは眠り続けているチセの状態を診て
身体に直接的なダメージになっていないことを確認し
思ったよりも器が大きいかもしれないと。
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エリアスはまた来たのかと告げると
心配くらいさせてくれとウルタールから戻り
2週間も起きないチセを心配して何度も様子を見に来ているようで・・・。
エリアスはチセの状態は異常というわけではなく
喪った魔力を補うことに集中しているだけで
じき目が覚めると説明する。
さらにチセの事について話していると
そこに妖精たちの女王にしてブリテンの夜を統べるもの
妖精女王ティターニアが現れ・・・。
ティターニアはエリアスにお前とお前の雛を見に来たと告げ
一緒にいたサイモンを邪魔だとばかりに
遠くへ飛ばしてしまう。
そしてお前の妻を紹介してもらえる?と言われ
紹介しようとするとチセの傍にはいないはずのティターニアの夫である
妖精王オベロンの姿が。
オベロンはエリアスに半端者のお前の変化は素敵だと言い、
さらにお前が親か番のように振舞う姿は面白いと語る。
しかしそれがいつまで保つのかと辛辣な言葉を投げかけるが
ティターニアから子供をいじめるものではないと怒られ
今日はこの子の番を見に来たのでしょうと言われてしまう。
そして手っ取り早く起こそうと言うと
チセに魔力を与えるオベロン。
魔力を与えられ回復したのかようやく目を覚ますチセ。
目を覚ましたチセは目の前にいたオベロンに驚きながらも
エリアスから声をかけられ自分が何故こんなところにいたのかを
説明される。
そしてオベロンとティターニアから改めて挨拶を受け
エリアスから彼らがどんな存在か説明を受けていると
オベロンから子供はまだなのかと言われ戸惑うチセ。
エリアスはそんなチセを見て内臓がぎゅっとするような
今までにない反応を見せていた。
ティターニアはエリアスの反応を見てたまには役に立つのねこの能無しと
オベロンを評価し、新たな魔法使いの雛に会えてよかったと
オベロンと共に去って行った。
ティターニアが去ったことで術が切れたのか
戻ってきたサイモンは起きているチセを見て喜ぶも
時間を確認しうちのシスターに怒られると慌ただしく帰ることに。
その様子を見てチセは良い人だと評するが
エリアスはあれは間が抜けているといい十年ずっと変わらないと語る。
それを聞いたチセは十年前にエリアスに買われてたら良かったのにと言うが
エリアスはこれから十年じゃきかない時を過ごすのに?と言われて家に戻る二人。
そして食事の時間になり、シルキーがチセのために用意したものの
戻ってきた日から今まで寝かせてあったプディングが食卓へ。
チセはそのプディングを食べ嬉しそうにおいしいと呟いていた。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
今回は新たにオベロンとティターニアが登場しましたが
どちらもかなり濃いですね。
特にオベロンの変態っぷりは濃すぎるくらいです。
それにしてもオベロンやティターニアといったビッグネームが
出てくるとは正直驚きでした。
女神転生シリーズをやったことがある方ならわかると思いますが
ゲームではほぼ全作品で出続けているくらいに有名な方達なだけに
それと話すことが出来るエリアスの異常さが際立ちましたね。
エリアスが半端者だと言われていることが関係しているとは思いますが
通常だったらサイモンのように遠くに飛ばされて話すことも
許されないような方々ですからね。
エリアスがどんな形で知り合っていたのかかなり気になるところです。
それにしてもちょっとした不満なんですが
妖精王のルビって字が小さすぎて読めなかったです。
妖精女王のゲアラハはアップになっている部分があったので分かりましたが
もう少し大きくするか分かり易くコマの外にでも書いて欲しいですね。
ティル・ナ・ノーグとかは聞いたことがあるので何とかなりましたが・・・。
次回の展開ですがようやくチセが目を覚ましましたので
新たな展開になるかなと。
まあ、良い展開になるかどうかは分かりませんけどね。
どちらにしても私的にはもう少し色々な魔法が見てみたいので
そういった展開になることを期待しています。