第2話 委舵と畏蛇
内容ネタバレ
琲世は医務室でクインクスたちのRc値について報告を受けていた。
瓜江が902、米林が850、不知が920、六月が655とのことで
瓜江と不知は能力を使っている分高めだと説明を受ける。
RcとはRed Child Cellという喰種の体内に多く含まれる細胞で
赫子の組成に関わるとされており、ヒトにも微量含まれているらしく
その基準値は200~500とされていた。
先生から二人にはあんまり遊ばないようにと注意を受けるも
ほとんど普通の人間と変わらない数値だった六月の方が問題らしく
これでは喰種の特性を利用するというクインクス計画本来の目的に
そぐわないと告げられる。
それでも制御できずに数値が上がるよりはいいとして
あまりにRc値増えすぎると喰種ようにまともな食事を
とれなくなるかもしれないと。
そして報告が終わり捜査会議へ向かう琲世だったが
先生から米林才子三等が肥ま・・・ぽっちゃり気味でなので
気をつけるように伝えて欲しいと言われてしまう。
排世が医務室から出ていき、先生の机の上には
佐々木琲世 血中Rc値2753とあり
先生はそれを見ながらどんな感じなのかと思いを巡らせていた。
捜査会議では真戸班、平子班、下口班が集まり
捜査についての話をしていたが
下口上等は琲世のことを気に入らないらしく
ちょっかいを出すが真戸上等によって庇われ・・・。
そして会議では下口班が3か月捜査してもわからなかった
トルソーの人相を一月で押さえることに決まってしまい・・・。
琲世がQs(クインクス)の統制も不十分なのにと悩んでいると
そこに平子班の伊東倉元一等捜査官に話しかけられ
平子班が現在追っている「オロチ」というSレートの喰種について
教えてもらうことに。
オロチは現状Sレートだがしっぽがなかなか掴めないようで
まだ上がるかもしれないことに加え
元々准特等のチームが捜査していたが返り討ちになってしまったこと、
そしてオロチは喰種を狩っているという情報だった。
その頃、オロチと思しき喰種はトルソーを探しているらしく
狩っている喰種にトルソーを知っているかと聞いていたが・・・。
捕まえた喰種がトルソーではなかったことを知り
不知と共に町に出ていた瓜江。
瓜江はさっさと昇進してS3班に行きたいらしく・・・。
そして相変わらず仲が悪いのか不知と一触即発の状況になるが
そこに小学生くらいの背丈の堀ちえと名乗るカメラを提げた人物が現れ
トルソーに関する情報はいらないかと持ち掛けるが・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
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感想
前回のときにも思いましたがあの下口上等は
マジでぶっ飛ばしたくなるくらい嫌な奴ですね。
あんな馬鹿は一度喰種に殺されてしまえと思うくらいに
最悪な性格ですし、おそらく実力も大したことなさそうな気がします。
マジでトルソーにやられてくれって感じですね。
それにしてもRc値は前作にも何度か出ていた気がしますが
ああやって数値になっているのは良いですね。
あれが単純に強さを表すものではないとは思いますが
瓜江が902なのに琲世2753って・・・。
瓜江はぶっちゃけ琲世のことをなめている節がありますので
一度戦って琲世がどのくらい強いのかわからせないといけない気がしますね。
単純に3倍数値が違うからと言って3倍強いわけではないでしょうけど
琲世は多分めちゃくちゃ強いのではないかと思います。
というか琲世はあれだけ数値が高いわけですから
やっぱり人の食事はとれないんでしょうか?
六月に料理を作った時も自分は食べていませんでしたしね。
もし食事がとれない状態であるなら栄養はどうやってとっているのか気になるところです。
まさか人を喰べるわけにもいかないと思いますし・・・。
そういえば今回琲世に色々情報をくれた伊東倉元一等ですが
あれはかなり強い気がします。
クインクスたちのことをそれほど嫌っていないところも評価できますが
それはおそらく強さを感じ取っているのも関係しているんじゃないかなと。
少なくとも下口上等よりは強いと思いますね。
それにしてもSレート以上とされるオロチですが
あれは一体誰なんでしょうか?
なんとなくですがあれは前作に出ていたキャラのような気がしますが・・・。
それに話し方から年齢も若そうな気がします。
次回の展開ですがトルソーの情報を持っているらしい
堀ちえという女性が現れたことで
多少なりとも捜査が進展することになるかなと。
まあ、進展しないと琲世はおろか真戸上等にも迷惑がかかるわけですからね。
それになによりあのいけ好かない下口上等にお前は無能だとばかりに
解決してもらいたいものです。