第1章 エクバターナの栄華
内容ネタバレ
パルス国国王アンドラゴラス率いるパルス軍と
友邦マルヤムに侵入したルシタニア軍の戦いが行われている頃
王太子アルスラーンは王都エクバターナの留守を大将軍(エーラーン)ヴァフリーズの指導のもと
剣の稽古に勤しんでいた。
アルスラーンは初陣もまだだったことからその日に備えて剣を鍛えておかないと
立派な王にはなれないとヴァフリーズに言われるも
アルスラーン自身立派な王とはどういうものなのか分からず思案していると
そこにルシタニア軍を打ち破ったアンドラゴラスが帰還したとの報が。
帰還したパルス軍は捕虜としてルシタニア軍の兵を連れており
そこにはまだ年端もいかない少年の姿も・・・。
アルスラーンは父であるアンドラゴラスに無事でよかったと語りかけるが
アンドラゴラスはアルスラーンを疎ましく思っているようで・・・。
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振り分けられたのか檻の中には先程の少年しかいなかった。
それを確認した街の子供が自分たちパルス人に逆らえないようにガツンとやってやろうと
檻に近づこうとするがその瞬間捕虜の少年は隠し持っていた武器で縄を切り、
さらに近くにいたアルスラーンを人質に逃げ出してしまうことに。
捕虜の少年と一緒に王都を逃げ回る事になったアルスラーンは
少年から様々な話を聞くことに。
その後少年は馬を盗み王都から脱出したが
残った他のルシタニア兵は暴れてどうしようもなかったためか
皆殺しにされてしまっていた・・・。
その様子を見たアルスラーンは素直に奴隷になっていれば
命を落とさなかったものを何故なのだと私には解らないと助けに来たダリューンに
心情を吐露していた。
その後王城へと戻る途中、ダリューンから王位についたら
登用してもらいたい友人がいるらしいとの話を聞くが
アルスラーンはこれより先何十年も父の王位は揺るがないことから
その友人には当分会えそうにないと笑っていた。
ここより三年後のパルス歴320年、
王太子アルスラーンは十四歳で初陣を迎えるが
その年王都エクバターナは炎を血煙に包まれることに・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方はコミックスでどうぞ!
感想
なんていうかちょっと頼りない主人公ですが
こういうファンタジーの世界観はかなり好きなので
かなり面白いですね!
それになんといっても荒川弘先生がコミカライズしているとあっては
読まない訳にもいきませんしね。
とりあえずこの漫画アルスラーン戦記ですが
原作は別にあるようですので
小説などが好きな方はそちらを読んでみるのも良いかと。
まあ、私自身小説は苦手なので漫画のみでいきたいと思いますが
両方読んでみるのも新しい面白さがあるかと。
とりあえず一話目ということで様々なキャラクターが出てきましたが
ダリューンとルシタニアの少年兵はこれから先も出てくるような気がしますね。
あの二人はなんとなくこれから先の物語について深くかかわってくるような気がします。
あとはルシタニアの宗教であるイアルダボート教ですが
なにやらかなり胡散臭い気がしますね。
あの少年曰く人は平等だと言いながらも教えに従わない異教徒は
皆殺しにしていいとか支離滅裂なことを言っていましたからね。
現代的に言うとイ○ラム教みたいな感じでしょうか?
次回の展開としては今回の話の最後にアルスラーンの初陣についての話がありましたので
それ関係の話になるかなと。
ようやくこの物語のスタートっていう感じでしょうかね。
タイトルがアルスラーン戦記ですのでアルスラーンが戦に参加しないと
話しになりませんしね。