第3章 黒衣の騎士
内容ネタバレ
思わぬ罠によってかなりの被害を受けたアンドラゴラスは
近くにいた兵士に今すぐカーラーンを探し出すように命令するが
目の前に断崖があることを報告しなかったカーラーンに対し
裏切ったのかと動揺を隠せない様子で・・・。
ヴァフリーズから突撃の前線にいて姿が見えないアルスラーンを探すようにと言われた
ダリューンはすぐさま前線へと探索に向かうことに。
ヴァフリーズはアンドラゴラスに対し退却を具申するが
大陸公路の保護者たる自分が逃げ出すわけにはいかないと
拒否するも、王妃タハミーネがいる王都を敵に奪われても良いのかと言われ
渋々退却することに。
しかし、王の傍にもカーラーンの部下らしき兵が紛れており
国王が逃げたという報が戦場を駆け巡っていた。
その報により未だ交戦中の部隊は王だけ逃げたと聞き
兵士のみならず何人かの万騎長の士気も下がってしまい・・・。
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カーラーンの攻撃をなんとか防ぎながらもその真意を問うも応える気がないのか
返ってきた答えはあなたにはここで死んでいただこうという言葉だった。
その戦いを周りで見ていたルシタニア兵はなにあんな子供に手間取っているんだ、
早く止めを刺してしまえと囃し立てたその時、
後方からルシタニア兵と思われる悲鳴が。
パルス軍かと体勢をととのえるルシタニア兵だったが
霧深い後方から現れたのはダリューン一騎だった。
現れたダリューンはその場にいた何十人ものルシタニア兵を薙ぎ払い
カーラーンと戦うアルスラーンを発見する。
そしてカーラーンに対し裏切ったのかと問い
そこから自分が陛下の不興を買い、万騎長の任を解かれたことも
カーラーンが原因だったと気づいたダリューンは
近くにいたルシタニア兵を一蹴しカーラーンに突撃する。
カーラーンとアルスラーンの間に入ったダリューンはアルスラーンに
しばしお待ちください、自分がお守りしますのでと告げると
アルスラーンは安心したように後は任せたと言われ
カーラーンと対峙することに。
カーラーンはダリューンに話しを聞けと戦うつもりがないことをアピールするも
聞く耳持たないダリューンは国王陛下を裏切ったばかりか王太子殿下にこのような真似をと
怒り心頭の様子で攻撃を仕掛ける。
自分が不利だと気づいたのかカーラーンはその場を撤退、
ダリューンは追撃しようと思うも傷ついた殿下を放っておくわけにはいかないと
無事を確かめるもアルスラーンは何故カーラーンが裏切ったのか分からずにいた。
退却したアンドラゴラスだがその途中待ち構えていたように伏兵が現れ
残った兵のみならずアンドラゴラスとヴァフリーズも傷を負ってしまうことに。
そして攻撃が止むとそこには伏兵を指揮していたとみられる仮面の男が。
その男に対しヴァフリーズは王を逃がすため単身挑むも
戦いにもならず惨殺されてしまうことに。
残ったアンドラゴラスがお前は何者だと問うと
仮面の男は自分が誰なのかもわからないことに怒り
この日が来るのを十六年間待ち続けたぞと剣を振り下ろし・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方はコミックスでどうぞ!
感想
今回のタイトルにもなっている黒衣の騎士ですが
あれってダリューンを指しているものなのかそれとも仮面の男を指しているのか
どっちなんでしょうね。
色がないので確実ではありませんがどちらも黒い衣を着ているような気もしますし。
それにしてもダリューンにしても仮面の男にしてもかなり強いですね!
ダリューンは単身で前線に行き、アルスラーンを助けてしまうほどですし
仮面の男はアルスラーンが全く手も足も出ないヴァフリーズを一蹴してしまうほどの
強さを持っていますからね。
ぶっちゃけあの二人が戦うとしたらどっちが勝つのか予想出来ないです。
とにもかくにも今回登場した仮面の男が、ルシタニアを率いているんでしょうか?
なにやらアンドラゴラスに対して恨みがあるようでしたが・・・。
それに仮面を被った敵キャラってほぼラスボスかそれに準ずるキャラだと思いますしね。
某ガン○ムのシ○アとかク○ーゼもそうでしたし(笑)
どちらにしてもあの場所に伏兵を仕掛けた知力にしても
ヴァフリーズを一蹴した武力にしてもかなりの強敵になるのは間違いないかと。
次回の展開ですがどう考えても負け戦なのは決定的ですので
アルスラーンとダリューンがこの状況でどう動くのかって感じですかね。
あとはアンドラゴラスの安否も気になるところです。
捕虜になっているか惨殺されているかはわかりませんが一応パルス軍の大将ですからね。