雑誌掲載最新話 アルスラーン戦記

アルスラーン戦記 漫画最新 100話 ネタバレ&感想 ギランの宝

2021年11月9日発売の

別冊少年マガジン 2021年12月号に

連載されている

アルスラーン戦記 100話

ネタバレ&感想になります。

 

第100章 王者の審判

内容ネタバレ

 

能無し傀儡王子だと

高を括っていたアルスラーンに

追い詰められたシャガード。

 

そこへ海賊達が加勢に来るも

ダリューンによって一蹴。

 

絶体絶命の中シャガードは

味方であるはずの海賊たちを盾に

己だけ逃走を図る。

 

しかしアズライールの一撃を

顔に受けた事により

落馬させられてしまい

海賊共々捕えられるのだった。


いつからシャガードを

疑っていた?

 

アルスラーンからの問いに

ナルサスはシャガードの館を

訪れた時からだと語る。

 

あまりにも悪しき

変わりようだったため

注意の目を向けていたが

結果討った策は全て的中したと。

 

そんなナルサスにシャガードは

いい気になるなと告げる。

 

このまま俺が引き下がると思うな

必ず復讐してやると。

 

その主であるアルスラーンにも

恨み言をぶつけるシャガードに

ジャスワントが憤る中

ナルサスは語り掛ける。

 

おぬしが考えるべきは

復讐以外にもあるだろうと。

 

しかしそんな言葉も

シャガードには届かず

もう救いようがない有様だった。

 

皆が固唾を飲んで

その処罰の行方を見守る中

アルスラーンは告げる。

 

シャガードよ、おぬしに刑を言い渡す、

おぬしを奴隷商人の手に引き渡すと。

 

一年間だけ鎖に繋がれて

奴隷として惨めな生活を

送ってみるがいい。

 

人として生まれながら

家畜のように売買され

酷使される経験を味わってみよ。

それがおぬしへの罰だと。

 

そう申し渡したアルスラーンは

グラーゼに後の事を任せる旨を指示し

集まった者達はアルスラーンに対し

皆跪くのだった。

 

シャガードはアルスラーンの処罰を受け

甘いお人だと吐き捨てながら

一年経って自由の身になったら

俺はあんたに復讐すると告げる。

 

自分の甘さを後悔させてやると

アルスラーンに毒を吐こうとするが

憤るダリューンにその程度にしておけと

殴り飛ばされていた。

 

思わずガッツポーズする

ジャスワントらをよそに

ダリューンは告げる。

 

もしおぬしが自由の身となった後に

王太子殿下に害をなすことがあれば

その時はおぬしを地獄へ

売り飛ばしてやると。

 

そんなダリューンの姿に

アルスラーンは別の意味で

驚いていた。

 

ダリューンは落馬した者に

追い打ちをかけないし

縛られた相手を殴ったこともない。

これは歴史的事件ではないかと。

 

そしてシャガードは

グラーゼのもとへ預けられ

おぼえてろ!という捨て台詞と共に

その場をあとにするのだった。


今回の海賊退治により

ギランを代表する商人たちは

アルスラーンへと忠誠を誓った。

 

彼らの財力と影響力は

ギランだけでなく

南方海岸地帯の全域に及ぶ。

 

そんな富商たちが

王太子に味方するというのである。

 

その影響はかなり大きく

アルスラーンのもとへ

連日挨拶と称し商人らが訪れ

夥しい数の財貨や物資

そして兵隊が集まっていた。

 

ナルサスは語る

これがすなわちギランの財宝であり

その気になれば泉のように

沸いてくるのだと。

 

しかし連日連夜アルスラーンもまた

そんな彼らに会わなければならず

政事に勤しむ日々を送る羽目に。

 

そうした中、味方してくれた

ゾット族にもかなりの額が

報酬として支払われることになり

その中には黒絹であしらった

彼らの旗も含まれていた。

 

報酬を受け取った彼らは

アルスラーンの配下ではなく

盟約の元、友として

いつでも馳せ参じると

ギランの地を離れ

村への帰路につくのだった。

 

一方その頃メルレインは

今もなおイリーナ一行と

行動を共にしていた。

 

そうした中、道の先にいる

武装したルシタニア兵に気づく。

 

面倒事はごめんだと

一行はやり過ごすため

脇道へと向かう。

 

しかしすでにルシタニア側に

気づかれていたようで

我らを見て行き先を変えたと

怪しまれてしまい!?

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

祝!100話となった今回ですが

シャガードにはがっかりです。

 

ナルサスの旧友だったので

もうちょっと何かあると思ってましたが

結局あっさり捕まるとは・・・。

 

まあ、あの状況では

どうしようもないのかもしれませんが

それにしたってもうちょっと

頑張って欲しかったなと。

 

結局一年間奴隷生活を

送ることになりましたが

あの性根が変わるとは思えませんし

いずれまた敵として

再会することになるのかも。

 

何にしても彼らのおかげ?もあって

ギランの掌握に成功しましたので

とりあえず結果としては

最良といって良いかと。

 

船も物資も兵隊も

続々と集まっているみたいですしね。

 

ギランを手中に収めたことで

あの父親がどう反応するかは

わかりませんが

敵対するのはおそらく

避けられないでしょうし

その為にも力は必要かと。

 

今回でギランが落ち着いて

次回はイリーナ一行の話に

なりそうですが

早速厄介なことが起きそうですね。

 

ルシタニアの部隊を率いているのは

モンフェラートみたいですし

一筋縄にはいかないかと。

 

ヒルメスはともかくとして

ルシタニア自体は敵ですし

この状況でメルレインが

どう動くのか楽しみです。

 

まあ、戦っても勝てない以上

戦うかどうかはわかりませんが

何もしないとは思えませんし

何かやらかすのは間違いないかと。

 

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