魔法使いの嫁 雑誌掲載最新話

魔法使いの嫁 最新 19話 ネタバレ&感想 綿蟲と雪蟲&エリアスとの話

6月5日発売のコミックガーデン7月号に連載されている

魔法使いの嫁 19話のネタバレ&感想になります。

 

第19篇 It is a long lane that has no turning.

内容ネタバレ

 

母のお腹に弟がいる頃、

両親と三人で出かけたチセは途中こわいものを見てしまい

怖がっていた。

 

そんな様子を見た母から怖がったらもっと寄ってくると言われたものの

怯えるチセに対し父は自分がいるから大丈夫だと言って肩車をしたが

母はそんな父を最初は腰抜かしたじゃないのとからかうように言い

チセにもうお姉ちゃんだからできるよねと。

 

チセがうんと返事すると母はえらいねとチセの頭を撫で

撫でられたチセも笑顔を見せていた・・・。

 

そんな昔のことを夢で見たチセは身体を起こし

あんなことあったんだな・・・と思いながら部屋のカーテンを開けると

そこにはメェーとなく不思議な生物がいっぱい存在していた。

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あまりの光景に唖然とするチセにおはようとあいさつをするルツ。

そんなルツにこれは何事なのかと問いかけるがルツは犬の習性なのか

追いかけたくなるのをうずうずと堪えているようで・・・。

 

そんなチセに外からエリアスはおはようと声をかけ

チセが2日で目を覚まして助かったと言い

毛刈りの時期だと説明するが・・・。

 

エリアスに言われるまま不思議な生物の毛を刈るチセが説明を求めたところ、

この生物は綿蟲と呼ばれる妖精などよりも生物寄りで

空気中の冷気を食べて羊に似た毛を生やすのだと

そしてそれは魔法や魔術に関係した道具を作るのに適していると。

 

さらにそれを枕にするとよく眠れて

見たい夢を見たりできるかもしれないと語ったエリアスは

大量に刈った毛を入れる袋を取りに戻る時

チセに少し違う蟲がいたら触る前に教えて欲しいと告げるが・・・。

 

エリアスが戻った後、チセは帰ったら話そうと思っていたことを

どのタイミングで話せばいいか悩んでいた。

 

悩みながらルツのほうへ目を向けても自分でやれとばかりに

目をそらされたチセだったが突然ひんやりした風のようなものが。

 

それはチセのそばを通ったようで今何か通ったのかと考えていたところ

上空に他の綿蟲とは違う雪のような生物を発見する。

 

傍にいたルツにあれ、と声をかけようとした次の瞬間

突然チセに圧し掛かってきて・・・!?

 

その生物を振り払おうと体に触れたチセは冷たさを感じながら

エリアスの言っていたことを思い出し

持っていた杖で振り払うが全く効いていないようで杖の方が凍り付いてしまっていた。

 

チセの傍に急いできたルツはならばと口から火を吐き出し

攻撃するがその効果はないようで火もダメかと毒づいていたところ

その生物は突然卵のようなものを産み落し・・・!?

 

その卵はすぐさま孵化し、そこから現れたのは子供のようだった。

そんな二匹は警戒するチセたちへと向かってこようとしたが

その寸前に現れたエリアスの繁殖はできただろう、野に去れという言葉を受け

その場を去っていったのだった。

 

エリアスはあれは雪蟲と呼ばれるものであり

綿虫と違って暖気を食べるのだと語り

震えるチセに対し体の熱を喰われたのだろうと話す。

 

そんな震えるチセを自身のコートに包み

温めなきゃとそのままどこかへ・・・。

 

目覚めたチセが始めに見たのは温室で

エリアスのコートに包まれ綿蟲に囲まれているというものだった。

 

そしてエリアスからルツは雪蟲がまだいないか見回りに行った説明され

看病してくれたお礼と触ってしまったことを謝りながらチセは

彼の膝の上から退こうとしたところ

エリアスはチセの手を掴み君がいないときは寒かったがこうしていたら

温かかったのは何でだろうと聞いていた。

 

その質問に対し答えられないチセを自身の隣に座らせたエリアスは

竜の国での出来事について聞くことに。

 

そして話の中でリンデルやネヴィンから背中を押されたことなどを語ったチセは

エリアスに自分はおいしそうだったのかと尋ねてしまい・・・。

 

それを聞いたエリアスはチセに杖を構え

それは君にはいらない記憶だとして記憶を消そうとしたが

次の瞬間チセは嫌ですと言ってエリアスに抱き付いていた。

 

思わず抱き付いてしまったチセは大事なヒトのことなので要らなくないと

話しながら心の中で勢いって怖いと思いながら顔を赤らめていたが

そんな彼女にエリアスは自分のことが本当に怖くないのかと問いかける。

 

そう聞かれたチセは自身の家族について話し始め

父が弟を連れて姿を消した事、それから疲れてしまったのか

母の様子がおかしくなっていたことを語る。

 

そして自分は家族が大好きで、でも連れていっては貰えず

だからもう家族は欲しくなかったはずだが

エリアスが自分のことを家族だと言ってくれたと。

 

そんな自分が怖いのはエリアスのことではなく

エリアスから手を離されることだと語る。

 

それを聞いたエリアスは人間は嘘をつくが弟子であるチセは信じると言い

自分は共感ができないことを話し

どう考えたら人は他人を大事だと思うのかと問いかける。

 

チセは上手く言えないとした上で

人によって感じ方も捉え方も違うことを告げると

エリアスは自分はチセがいない時ひどく寒かったけど

それはチセの言葉でなんて言うのだろうと。

 

それを聞いたチセはそのことを「さみしい」のではないかと告げ

彼は子供のまま大きくなってしまったのだと考えていた。

 

エリアスは改めて君を買って良かったと言い

人間のことに関しては自分の方が先生だと話すチセに

改めてこれからよろしく、人間の先生と告げ

チセもまたエリアスにこちらこそ、魔法の先生と答えていた。

 

その後、チセは自分がいない間に変わったことはなかったのかと尋ねるが

エリアスは鳥が遊びに来たことくらいしかないねと答え

温室を後にする二人であった・・・。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

思いのほか長くなってしまいましたが

こういうほんわかした回は良いものですよね~。

 

まあ、いきなり雪蟲に襲われたり

エリアスから記憶を失くされそうになってましたが

それでも良い回だったと思います。

 

それにしてもあの綿蟲の大量発生は正直めっちゃうらやましい光景でした!

あの綿なのか羊なのかよくわからないラブリーな生き物が

あんなにも大量にいるとは。

 

以前からちょくちょく出てきていたような気はしますが

あれだけの数がまとまって出てきたことがないだけに

めちゃくちゃかわいらしかったです。

 

こういううらやまな出来事を見てしまうと

なんでこの世の中に魔法とかないのかと思ってしまいますね。

まあ、あるかもしれませんが(笑)

 

それはそれとしてですがあの雪蟲とかいう生物ですが

あれって結構おっかないものですよね・・・。

 

単純に人間は体温が下がると死に至る生き物なわけですし

最悪その可能性もあるわけですからね。

 

産まれた子供とのツーショットは結構可愛かったですが

見た目では綿蟲圧勝ですね!

雪蟲は少し虫っぽい要素が多い気がしますし。

 

次回に関してもそうですが今回エリアスはチセに

学院から連絡があったことを黙っていましたが

あれでその話が終わったとは思えないのでその辺りの話も気になるところですね。

 

また鳥による連絡もありそうですが

それじゃ埒が明かないと思いますのでレンフレッドかアリス、

その学院のお偉いさん辺りがエリアスの家を訪ねる可能性もあるかなと。

 

どちらにしてもエリアスとチセを離れ離れにはしたくはありませんが

チセが学院に通うというのも悪くないと思いますので

次回以降の展開がどうなるのか楽しみなところですね!

 

というかもしチセが学院に通うならば

エリアスが講師みたいな感じで行くのもアリかなと(笑)

 

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