トキワ来たれり!! 75話のネタバレ&感想になります。
第75の時 DEMⅡの出現!!
内容ネタバレ
自らデウス・エクス・マーキナーⅡだと名乗ったDEMⅡは
三勢力を人類を代表する強者であると評した上で
その三勢力を引き合わせる単糸となって動いたのだと語る。
神山の正体がDEMⅡであることを知った若は驚きつつも
どーりで神のかけらの探知装置なんて物を作れる訳だと納得していた。
そんな中、エニグマの代表は高笑いしながらようやく見つけたDEMⅡを睨みつけると
ディヴァインに奴の脳を回収するようにと指示を出すが
その身体も本体ではなかったらしくこの姿での目的は完了したと告げると共に
爆発と共に燃えてしまうことに。
そうした状況の中、”九つの目”のリーダーらしき男はとんだ珍客だと言いながら
最後に世界を動かすのは”心の力”であり”志念”であり”精神エネルギー”である
”シン”だと語る。
その上でこの三勢力が終結したことは喜ばしいとして
それぞれが同盟締結の署名をした後
今ここに三つの力が同盟を締結したことを宣言し
神の力を手にしか弱き人類を制し世界を我らが治めるのだと語るのだった。
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街中でもここ最近の怪奇現象についてのことが噂になりつつある中
トキワ達男子を除いた女子+ゼンバイザーの四人は
部屋でこの怪奇現象についての検証番組を見ていた。
番組をみていた唯一の一般人であるめぐるが
まるで政府の陰謀側に立っているみたいだと心を痛めていたが
事態がもっと深刻であることをゼンバイザーから聞いてしまい愕然としていた。
そんな中、番組のある出演者がこれに関わる組織だとして”エニグマ”と”光の目”の名前を挙げ
流石にマズイと思ったのかゼンバイザーがどこかに連絡をいれると
次の瞬間、画面がしばらくお待ちくださいとの表示に変わり
それがあけた頃にはその出演者はぬいぐるみと置き換えられてしまっていた。
そんなゼンバイザーの行動に涙目のめぐるが国民の知る権利がと訴えかける中
ゼンバイザーは情報統制にもそろそろ限界がきていると思っており
もし事実を事実と認識したら大変な混乱になるだろうと考えていた。
その頃庭ではトキワたちがそれぞれ特訓を行なっていたが
トキワとカナタはそれぞれ真剣で打ち合っていた。
真剣での立ち合いということもあり及び腰のトキワは
カナタは目を瞑っていても避けられるとその懸念を笑って一蹴され
反撃がこないならと少しやる気を出すが・・・。
そんな二人の様子を見ていためぐるは世界の終わりなんて事に
あいつらで太刀打ちできるわけないとして
ゼンバイザーにあなたやカナタの父が戦うんじゃ駄目なのかと問いかける。
それに対しゼンバイザーはそれではだめなのだと呟きながら
存在の時は間近だというのに今の彼らの力では・・・と考えさせられていた。
そしてやる気になったトキワとカナタの戦いが始まるものの
なんでもありの忍の戦法に太刀打ちできるはずもなくもろに膝蹴りを食らってしまうが
それでもなおひるむことなく仕掛けたトキワの一撃は
素人ではありながらもカナタとハルカを驚嘆させる一撃だった。
そんな一撃に対しカナタは思わず反撃し刀でバッサリと斬ってしまい
志念で作られた刀はどこも傷つけることなく無傷だったが
トキワからは反撃しないって言ったのにと責められてしまうのだった。
そしてようやく特訓も終わりめぐるからそろそろ帰ると声をかけられたカナタは
続きは明日だとしてその場を後にしようとするが
何故かめぐるとは正反対にトキワ壮の中へ。
天井へと入ろうとするカナタに対し流石に驚いたのかトキワとめぐるは声を揃えて
どこに帰る気だと問い詰めるがカナタは何日か前からここの天井裏に住んでいたらしく・・・。
そんなカナタを引きずるように連れて帰ろうとするめぐるだったが
カナタは最近父上が忙しく一人で留守番は寂しいのだとダダとこねるを見たトキワは
一人だという言葉に触発されたのかカナタをトキワ荘の一員として迎い入れることに。
そんな彼らの様子を見ていたゼンバイザーは
彼らの武器は”若さ”と”絆”かと笑みを浮かべながら見守るのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
結局のところ今回DEMⅡが三勢力を引き合わせたのって
自身の知識欲っぽいですよね?
長年人間のことについては調べて調べ尽したので
あとは誰も知らない神の力とはどういうものなのか知りたい
という感じかなと。
トキワやゼンバイザーたちはその神の力を手に入れようとは思っていないですし
むしろ出てこないように戦うわけですから
神の力を手に入れたい勢力につくのも分かるような気がします。
まあ、あくまでもDEMⅡがそういう思惑のもとに動いていたとしたらということですが
マキナも含めて彼らは自分が知らない事柄について貪欲なので
そういう感じなのかなと。あくまで私見ですけどね。
そんなこんなでトキワ達にとっては悪夢ともいえる
敵勢力の同盟となったわけですがぶっちゃけ詰んでますよね・・・。
一勢力が相手でも正直分が悪いとしか言えないのに
それが手を組んだって・・・かなりマズイどころの騒ぎじゃないですよね。
だからと言ってトキワたちが諦めることもないでしょうから
あとは相手がどれくらい足並みをそろえられるかにかかっているのかなと。
どの勢力も自分達が一番強いと思っているはずですし
そう上手くいくかなと思ったりもしてます。
なんにしても今トキワたちにどうこうすることはできないので
引き続き特訓と依頼を交互にこなす日々が続きそうな気がします。
特訓や戦いを経てトキワたちも新たな力を手に入れたりしてはいるものの
正直まだまだ力の差は歴然なので敵が本気を出すまでに
どこまでその差を埋められるかと言ったところですかね。
それにしてもゼンバイザーが最後に笑みを浮かべてましたが
絆はともかく敵にも若や閃光の影法師といった若さがあるので
それが武器になるかどうかは正直どうかなと思ったり・・・。
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