東京喰種トーキョーグール:re 83話のネタバレ&感想になります。
第83話 門のとじる音をきいた
内容ネタバレ
なにやってんですか!!と叫びながら
崩れ落ちようとする有馬を抱き留めるカネキ。
そんなカネキに対し有馬はずっと待っていたと言い
自分にはとうに時間は残されていなかったこと、
さらに自分やハイル、旧多たち”白日庭”から見出された捜査官は”人間ではない”
血の混ざった出来損ないの”半人間”であると語る。
そして自分の右目がほとんど見えないのは”緑内障”というありふれた病によるものだが
それは老人にとってはだと前置きした上で
庭出身の自分達は常人よりも早く朽ち自分の寿命はすでに尽きかけているのだと・・・。
さらに自分達は皆どちらかに「喰種の親」を持っており
ヒトと喰種の間に子供が産まれた場合隻眼の梟のようなケースは稀で
普通の人間とほとんど変わらないが違うのは多少身体能力が高い事と
”早く死ぬ”という二点だけだと語る。
それを聞いたカネキは絶句しながらなんのためにそんなことをと問いかけると
有馬はわからないがどうにかして人間になりたかったんじゃないか
和修”Ⅴ”は・・・と答えるのだった・・・。
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その頃、流島での作戦を取り仕切る一室では
丸出特等が総指揮を執る和修吉時に対し銃を向けていた。
丸出は自分なりに和修を洗った結果怪しいところはなかったが
ただ一点ゲートに仕込みがあるとタレこみがあったことから調べて見たら
そのシステムが反応していたのは庭出身者とQs班シャオ、
そして和修家のあなた方が通過する時だったと語る。
そうしたことから和修家は”喰種の関係者”ではなく
”喰種そのもの”だという結論に至ったことを話すが
それを吉時が認める筈もなく・・・。
しかし丸出は勘ではあったものの確信しているようで
それが正しいものなのかどうか確かめる意味も込めて
引き金を引くのだった。
額を銃弾で撃ち抜かれ倒れ伏す吉時に対し
これがただの”人殺し”であってくれと願う丸出だが
その願いは届かなかったようで
次の瞬間失望したと宣いながら目の前に吉時が迫っていた。
丸出は今までのことが全部嘘だった事に気づき
こんなんじゃ死んでいった連中が浮かばれないと思いながらも
お前の”タレコミ”通りだったぜ、”永近”と呟くのだった・・・。
そして同じ頃、有馬から和修が喰種であることを聞いたカネキに対し
有馬が望んだのはお前が自分を殺したことにして欲しいというものだった。
その願いを聞き入れたカネキに有馬はありがとうと礼を述べると共に
自分はこの奪うばかりの人生がずっと嫌だったと告白し
やっとなにかのこせた気がすると一筋の涙を零し息を引き取る有馬に
カネキは慟哭するのだった・・・。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
とりあえず今回の話からハイセではなくカネキと表記することにしましたので
今後はカネキとしてあらすじを書いていこうと思います。
ちなみに理由としてはなんとなくという部分が多いものの
ハイセよりもカネキと呼び掛ける声の方が多くなってきたからですね。
どちらでもいいっちゃいいんですがなんとなく今後はカネキで。
それはそれとして今回はついに和修家についてメスが入れられたわけですが
CCGのトップが喰種って流石に予想出来ませんでした・・・。
丸出さんが言っていた通り和修家と喰種が協力関係にあるだろうことは
今までの流れでなんとなく理解していましたが
まさか協力者ではなく喰種そのものだとは・・・。
とりあえず吉時さんに対して斬り込んだ丸出さんがどうなったのかも気になるところですが
それよりも気になったのが彼が口にした”永近”という言葉について。
永近と言えばヒデの苗字ですしタレコミしたのも彼である可能性も高いわけですが
問題はそのタレコミがいつ行われたのかですね。
ヒデの安否は今のところ明らかになっていない以上
そのタレコミが以前の梟討伐戦の後に行われたものならば
まず間違いなく今も生存しているでしょうし
その前ならば亡くなっている可能性もあるわけで・・・。
少し前にカネキの世界に出てきたヒデを見てあの時に亡くなったものだとばかり思ってましたが
あの世界は言ってみればカネキの思い通りというか彼が願っていることが
反映された世界のようですのでなんとも言えない感じでしたしね。
私としてはカネキの親友が生きていること自体嬉しいことですし
是非とも生きて再会を果たしてほしいとも思ってますが
なんていうか”ヒデ”の立ち位置ってなんとなく黒幕っぽい感じがあるのがちょっと不安なところです。
なんにしても今回で今まで最強の代名詞であった有馬さんが亡くなったわけですから
色々な意味で物語が動き出すのは間違いないかなと。
和修家が喰種であることも驚きましたが政も喰種なのか不明ですし
これからどうなるかも予想出来ないだけに今後どうなっていくのか
かなり期待したいところですね。
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