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キングダム 最新 483話 ネタバレ&感想 黒羊戦勝利と桓騎の策全貌

7月28日発売の週刊ヤングジャンプ 35号に連載されている

キングダム 483話のネタバレ&感想になります。

 
第483話 勝敗の夜ふけ

内容ネタバレ

 
時は黒羊戦五日目の午後に遡る。

その頃、桓騎からの指示通り飛信隊は中央の丘を奪取すべく

隠れてその動向を窺っていた。

 
信たちは桓騎兵の大半が黒羊を離れてしまったことに加え

丘を占領した趙軍がその桓騎兵を追って丘を降りると言う桓騎の読みに

納得がいかず文句をつけていたがそうした中、

桓騎の読み通りに紀彗率いる趙軍が丘を下っていくのを目の当たりにすることに。

 
あまりのことに信じられず唖然とする飛信隊だったが

趙軍が急ぎ丘を下る様子を見た羌瘣は一人、劉冬にかけた自身の言葉を思い出していた・・・。

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こうして丘を占拠していた趙軍のおよそ半分を占める紀彗軍が丘を後にする一方、

金毛、岳嬰率いる慶舎軍は丘に止まり徹底抗戦の構えを示していた。

 
それに対し樹海内に伏していた桓騎兵が次々と丘に攻め上がり

序盤、高低差と砦を盾に趙軍が大いに返り討つが

最終的にはゼノウ一家と飛信隊の前に敗れ去ってしまうことに。

 
そうして五日目夕刻黒羊から趙軍が全軍撤退したことにより

黒羊戦秦軍の完全勝利となるのだった。

 
一方、桓騎は紀彗軍が丘から下り追って来たことを確認すると

十分引きつけてそこから戦わずに分散し逃走。

 
紀彗軍は分裂したいくつかの小隊を討ちそのまま離眼城へ入り

桓騎は再び黒羊へ戻りすでに桓騎軍が占拠した丘にゆっくりと登頂したのだった。

 
そうして戦いが終わった夜、貂は那貴達にも手伝ってもらったことで

分かってきた戦の全容について信達に説明していた。

 
飛信隊が慶舎を討とうとしていた頃

桓騎はすでに標的を慶舎ではなく紀彗に移していたということだった。

 
桓騎は特別な拷問係を使い捕えた離眼兵から紀彗の過去を全て聞き出し

離眼城との関係を聞きだした後、丘取り合戦を止め中央丘を明け渡したのだと。

 
その後、黒羊の村々を焼き一般人の死体を集め紀彗に見せることで

”離眼を同じ目に合わせるぞ”と脅したことで紀彗が丘を捨て

結果、趙軍は破れたのだと言う内容だった。

 
貂は桓騎のとった方法は軍略でも戦術でもなく

こんな勝ち方は昌平君でも李牧でも真似できないと語る。

 
そしてそれを捕捉するかのように那貴は他の連中に真似できない分

こんな圧勝劇もお頭ならではのことだと語り

さらに貂は何より丘取り合戦を止めたことで戦死者の数が開戦前の予想よりも

”半分以下”であり結果だけを見れば大軍略家の出せる以上の結果だと語る。

 
それを聞いた信は桓騎が李牧以上と評されたことに驚きながら

あいつは一体何者なんだと声をあげるのだった・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
なんていうか聞けば聞くほど桓騎の異常さが際立ってくるわけですが

この戦に関しては結局全て桓騎の掌だった感じですよね。

 
開始から三日目くらいまでは慶舎を含めた趙軍について

色々情報を集めたりしたいわば様子見であり

四日目には決定打となる策を実行するわけですから

敵から見たらこれほど厄介な将はいないでしょうね・・・。

 
桓騎の何が怖いかと言えばその知略もさることながら

やっぱり誰も考えつかないような非道、残虐な策でも実行できることではないかと。

 
人間やっぱり自分が到底思いつかないことをやられた場合

それに対してすぐ対策を打つのもなかなかに大変ですしね。

 
もちろんそのような策には色々な意味でデメリットが存在するでしょうし

出来ればやらない方がいいんでしょうけど

今回のように戦死者が半分になるというかなり大きいメリットがあるだけに

何も言えないかなと。

 
言ってみれば誰よりも結果を出しているわけですから

それに文句をつけたいならそれ以上の結果を出さないといけないですしね。

 
まあ、そんな策をぽんぽん考え付く桓騎についてですが

次号その桓騎について語られるみたいですので楽しみにしたいところです。

 
おそらくろくでもない人生を送ってきたのはまず間違いないと思いますが

どんな人生を歩めばああなるのかも知りたいですので

全ては無理としても多少でもいいので桓騎についての情報が明らかになればいいなと。

 
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