2019年10月3日発売の週刊ヤングジャンプ 2019年44号に連載されている
キングダム 616話のネタバレ&感想になります。
第616話 王翦の退路
内容ネタバレ
傅抵隊と馬南慈軍の挟撃により
窮地に陥った王翦軍。
王翦もまた自ら矛を取り丘を降りるが
退路は開けず追い詰められていた。
傅抵も馬南慈も勝利を確信し
馬南慈軍の精鋭が王翦の首を討たんと攻めかかった瞬間
そこへ割り込んできたのは
傷ついた身体を押してやってきた王賁だった。
傷つきながらも敵兵を屠った王賁の登場に側近たちが沸き立つ中
そんな王賁に対し王翦は理解に苦しむとして
お前がその数で入ってきてもこの死地は変わらぬと
辛辣な言葉を投げかける。
その言葉に同意するように傅抵もそして馬南慈も
王翦の首を取るべく姿を見せるが
王賁は総大将王翦には指一本触れさせぬと立ち塞がるのだった。
傅抵・馬南慈と王賁との戦いが始まろうとしていた最中
王翦軍の退路を断っていた趙兵に突如として襲い掛かったのは
馬呈を追って中央へとやってきた蒙恬率いる楽華隊だった。
想定外の彼らの来襲に敵も味方も驚愕する中
傅抵がいち早く動き王翦の首を狙うが
王賁に割って入られ防がれてしまうことに。
そんな状況の中、蒙恬が狙ったのはもう一人の将である馬南慈であり
それに気づいた番陽たちが止めようとするが
蒙恬はこの男を止めない限り王翦将軍は助からないと判断。
しかしながら蒙恬自身も馬南慈と自分に武力の差があることは理解しており
こっちにある”利”は馬南慈は自分のことを知らない事、
最初の一太刀で仕止め損ねたら負けると考えていた。
迎え撃つ馬南慈の矛が振りかぶられ
自身に振りかかろうとした瞬間
蒙恬は亡くなった胡漸に力を貸してと願い
その一撃を迎え撃つ。
馬南慈の一撃を自らの剣を滑らせるように反らした蒙恬は
その威力に馬から吹き飛ばされながらも
その剣は馬南慈へと向けられていた。
そして受け流しからの一撃は
馬南慈の右目を切り裂き・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
王翦の窮地に王賁が来たのはアツイ展開でしたが
王翦の口から出たのは辛辣な言葉でしたね・・・。
まあ、王翦の言うようにたかが数十騎来たところで
状況は変わらないので間違ってはいないんですが
もうちょっと優しい言葉をかけてやってほしいものです。
仮にその辛辣な言葉の裏に王賁を思う気持ちがあれば
話は別かもしれませんが
あの目を見る限り違うでしょうしね。
とまあ、なんにしても窮地にあるのは変わらないんですが
まさかこの状況に蒙恬が来るとは流石に予想外でした。
蒙恬が中央軍に向かった馬呈を追いかけていたのは知ってましたが
まさかこっちに来るとは・・・。
そうなると馬呈の相手は一体誰がするのかと思いますが
因縁を考えると信にその役目が回されそうな気がします。
まあ、以前の時には馬呈有利の戦いでしたので
圧倒してほしいとも思いますが
私としては龐煖を相手に少しでも状態を良くして欲しいので
倉央あたりにでも任せたいところですね。
なんにしても蒙恬が来たのもありますが
こんなところで王翦が討たれるとも思えないので
なんとかなるのではないかと。
ボロボロとはいえ王賁もいますし。
それはそれとして蒙恬は最初の一太刀で
仕止め損ねたら負けると考えてましたが
あれは仕止め損ねたと見ていいんですかね?
相手の目を潰したわけですから
それはそれで凄いことだとは思うんですが
勝敗がどちらになるのか気になるところです。